サウダージ後編

サウダージ後編
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
34
評価数
8件
平均
4.4 / 5
神率
62.5%
著者
イラスト
作品演出・監督
阿部信行
脚本
華藤えれな
原画・イラスト
円陣闇丸
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
インターコミュニケーションズ
収録時間
90 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
フリートーク
あり
発売日

あらすじ

官能を挑発する舞、アルゼンチンタンゴに狂わされて―――。危険で淫らなエキゾチックロマンス、後編が早くも登場!アルゼンチンタンゴの調べが流れ、情交の時間が過ぎていく。憎むべきレオンを受け入れてしまった朔弥。そんな中ふいに刺客に襲われたり、偽情報で躍らされたりと、不穏な空気が漂う。組織内にレオンの命を狙う裏切り者がいたのだ。実は朔弥の兄・幸成もこの内紛に巻き込まれていた。やがてレオンと裏切り者が最期の闘いを向かえようとしたとき、レオンは朔弥に『日本へ帰れ』と突き放す。そのとき朔弥のとった行動とは?レオン、朔弥、そして兄の運命は――?(メーカーより)

表題作 サウダージ後編

レオン・カナレス・セラーノ → 浜田賢二

志塚朔弥 → 鳥海浩輔

その他キャラ
志塚幸成[遊佐浩二]/ ロベルト・ブランカ・セラー[平川大輔]

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レビュー投稿数2

雰囲気とエロだけは良いけど

雰囲気とエロだけはいいけどストーリーが最後までかなり微妙でした。
ラストが茶番劇としか見えなかったです。あんなチープな浪花節の会話で長年の恨みやわだかまりが解消してしまうって、本当にマフィアでしょうか。刑事ドラマの「お母さんは泣いてるぞ~」の説得でいきなり泣き出して改心してしまう悪役がいますが、そのレベルの陳腐さ。

さらに受けがとことん間抜けでカッコよくなかったです。カッコつけてるのにカッコ悪い。「すごい男」であるような空気で描かれてるんだけど、実際の行動はひたすらただのアホ。
攻めの言葉よりも、いきなり出現した謎の男の言葉を信じて脱走をはかるとか意味不明です。兄を守りたいから耐えてたんじゃなかったっけ?「脱走したら兄が殺される~」っていう心配はどこにいったの?
さらに、兄と再会したら、いきなり意味不明の嫉妬して、両親の死を告げるしさ…。兄より自分の恋心が大事なんかい。
そもそも「兄に劣等感を持ってて嫉妬してる」という設定じたい、どうなのよって感じなんだけど。そこまで劣等感をもたざるを得なかったものすごい過去があったならともかくさ。
そんな受けに攻めが与える罰は気持ちいいセックスだし続きさ。「愛してる」という攻めの言葉を聴いて、受けは「本当に?兄よりも?」みたいなとんちんかんなこと考えててゲンナリ。そんなことより反省しると思いました。自覚してないけどとことん恋愛脳だからカッコよくないんだな。
悪漢に受けが人質みたいにされたときに攻めが「そいつなんてどーでもいい。殺したいなら殺せ」みたいなこというと、真に受けてショック受けてるし。いやいやそんなの「攻めが受けを助けるために最善の行動をとろうとしてる」と即座に見抜いて、ツーカーなコンビネーションで危機を脱出してほしかったです。仮にも受けは警察官なんだし。

この受けはあれだ、人間の行動よりも、「話した言葉」ばかりを真に受けるアホなんだなと思いました(そのくせ「愛してる」みたいなセリフは信じてあげようとしないんだけどね…)。
誉めても好き好き言っても信じないけど、強がって言った「あなたなんてキライ」みたいなセリフは真に受けるタイプね。
こういうタイプはスゲー付き合いづらくてウザい。
ひたすら受けにナンダカナァでした。

雰囲気はいいし声優さんたちの演技はいいし濡れ場も良かったんですけどね。
ストーリーが合わなすぎました。

0

何を選ぶのか。

2人でタンゴを踊るシーンがあるんだが、相変わらずどこか色っぽく吐息というか息遣いが聞こえるんですよ。
これ、なんかいいな。

刺客がやってきて朔弥を人質にとるシーンでは、レオンは敵を油断?させるために、朔弥の命なんてどうなっても構わない、というような言葉を発し。
取り押さえた刺客に銃を突きつけ、放ち。
その容赦のない行い、冷徹な横顔に朔弥は改めて自分とレオンの立場の違いに気付いて触れようとしたレオンを拒絶する。
存分に怯えればいいと言うレオン。
けれど。
「血で穢れたこの手をお前の身体で清めるつもりはない」
そう言って朔弥に1人で眠るよう告げ出ていく。
ここが超切なくて好き―――――――!!
このお話の中で私的にはここが一番でした。
一番切なくて泣きそうになる。
自分の手が穢れていることは重々承知で。
それに朔弥が怯えても仕方ないことだと思っていて。
でも、わざわざそんな言葉を残して出ていくなんて…。
声が淡々といつもどおりの分なんか沁みてくるっていうか。
「傷…つけた…」
て朔弥も切なくなってて。
そこが好きー!

幸成との再会のシーンでは、続き最初は普通に話していた朔弥だが、幸成とレオンの間に自分の知らない時間が流れているのを感じ、つい幸成を傷つけるようなやり方で両親の死を告げてしまったり。
このシーンで泣いちゃう遊佐さんがかわゆいです。
結果、部屋に帰ってレオンからお仕置き。
お仕置きなのに感じまくっちゃう朔弥。
抱かれているうちに尖っていた心が凪いでいく。
「俺だけを見て」
その言葉だけで、もう朔弥の気持ちを語ってるも同然でしょう。

ラストの生死をかけた告白シーンもステキ。
朔弥はスペイン語で愛の告白をして。
それにレオンも応え愛を囁いて。
この2人のやりとりがとても素敵でした。
というか、この時もその前の教会に残るって決めた時もレオンが朔弥の言うことにいちいち「え…」って驚くのがなんか可愛い。
自分がどれだけ汚れた男かわかってるからどれだけ相手を愛したところで、同じだけのものを自分が手に入ると思ってないっていうか。
同じものが欲しいと思うけども、相手にそれだけのリスクを負ってまで自分を愛してもらえると思ってないっていうか。
なんか素直に驚いて嬉しく思ってる感じがすごくして。

鳥ちゃんは相変わらず強気というか男らしく、でもレオンのことを想って切なくなったりする感じが絶妙でした。
常に屈しない感じとかやっぱ鳥ちゃん好きだわー。
ハマケンさんはソフトな中にも迫力があって甘さもあって。
遊佐さんは頼りないというかマイペースでのほほんとしてるお兄ちゃんがステキでした。
平川さんは今まで聞いた中では一番低い声で怖い感じでした。
いつもみたいな優しげな感じはなかったね。

3

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