ラスト

last

ラスト
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神17
  • 萌×210
  • 萌7
  • 中立10
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
11
得点
156
評価数
54件
平均
3.3 / 5
神率
31.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784829625651

あらすじ

真人は僕の天使!
たまらない、たまらないよ……!

脱出ゲームのテストプレイヤーとなった真人は、妙に親しげな見知らぬ男と元同級生二人と共に、残虐な体験プレイを強いられる。
楽しげに二人を嬲り始めた男。
彼はかつて二人に虐められ退学してしまった友人・空閑だった。
復讐の機会だと言う空閑を、真人は止めようとする。
すると空閑は涙ながらに愛を告白しつつも、彼等を助ける代わりとして淫靡な“お願い"をしてきて……。

表題作ラスト

元苛められっ子の高校の同級生 空閑賢輝
ゲームのテストプレイヤーに選ばれる大学生 卯野真人

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数11

タイムスケジュールがおかしい

攻の空閑の変態犬ぶりがキモイとか、受の真人が全方位イイ子ちゃん過ぎだとか、言いたいことはあるけれど、それよりなにより、タイムスケジュールの破たんが気になる。

真人が公式サイトで会員登録してから、招待メールが来るまで一か月。
その翌月には実際にゲーム会場に行ってるわけで、そんだけの時間でこれだけの大掛かりな仕掛けができるものか? そもそも地下の工事ってたいへんなのに!
藤本たちを陥れる罠も、たった一か月ちょっとでできるもの? ドラッグの売人とツナギつけるのも簡単じゃないだろー。ていうか、罠にかけるためにドラッグ売りさばかせて、そのために人生狂った学生たちがどれだけ出たか……。とか、考えてないよね? 空閑はね?

真人がいなくても復讐するつもりで準備してて、そこにたまたま真人がサイト登録してきて狂喜乱舞で引っ張り込んだってゆーなら、まだなんとか。でもそーゆー感じじゃないし。

BLでそういう現実的な細かいこと言うなよ、とは思うけど、特に宮緒先生に、とは思うけど、気になりすぎて。
期待のエロも、空閑の性格がああなので、「淫靡」じゃなくなっちゃってイマイチでしたー。

1

私には合わなかったです

宮緒葵さん、初読みです。
一度読んでみたいと読んでみたのですが、
うーん…私にはダメでした…
合わなかったです。

出てくる人達が、よく解らなかった。
断トツ1位は、空閑。
口調もやってる事も気持ち悪い。
そこは狙いだと思うからいいと思うんですけど、
なんかその人の生きてきた人生とか考えとか不器用さに共感出来たりする部分があれば、
気持ち悪いながらに人間の怖さを感じて「面白いなー」と思ったりすると思うんですが、
彼に関してはまったく。
ただの頭悪い気持ち悪い人にしか見えなかった。
なので最後も古関とのやり取りもなんかよく解らないし、怖くないし、気持ち悪くない。

真人も簡単に陥落し過ぎ、
これが空閑のリアリティのなさに拍車をかけてる、いい人過ぎ。
優しくて誰にも愛される好青年ってのもあるけど、うーん…考えが浅いというか、
ちょっと都合よく簡単ないい人に感じてしまい、面白くなかった。
藤本と菅原も中途半端、
ボス面藤本と実は鬱憤溜まってます菅原の設定そのままに終わっちゃった感じ。
菅原の反旗もそんなにびっくりする事でもなく(汗)

うーん…と続きにかく出てくる人達がよく解らない、面白くない…でした(偉そうにスミマセン)。
後施設の中の事もあまりよく解らなかった。
ドキドキする事もあまりなく、
おぉっ!と思う何かがある訳でもなく、
面白くなかったというより、よく解らないまま終わってしまいました。

という事でお話もよく解らなかった。
私には相当合わなかったみたい。
ごめんなさい、つまらなかったです。
狂気の世界って難しいよなー。
ハマる時は相当ハマると思うんですが、合う合わないってあると思うので。
また、私ゲームはまったくしないので、それもあると思います。

1

卯野~!うしろ、うしろ!

ハマる人は無茶苦茶ハマるお話だろうなと思いました。私の場合は、最初から最後まで、徹頭徹尾、空閑を好きになれませんでした。いっそ清々しいほど、迷いなく「しゅみじゃない」評価を付けます。はぁスッキリ。

元(or現)苛められっ子、ヲタク、根暗 etc...そういうネガティブで屈折したキャラクターは嫌いじゃなくむしろ好きだと思っていたのですが、「優しい人に限る」という条件が付くことを自覚しました。鬼畜、腹黒、執着…確かにそうですが、空閑の場合は一言で言うと「嘘つき野郎」です。しかも未来永劫、この男は変わらないでしょう。

卯野は本当に何も気づいていないのかな。アホすぎる…。卯野は天真爛漫で裏表のない好青年なのに、もう不憫でなりません。さまざまな作品を読んで、余程のことがあっても最後は「…まあ本人が幸せならいっか」と思える私ですが、卯野に関しては「違うよ!早く気づいて!」と念を送ってしまいました。

迷宮のシーンもそんなに怖い感じもしなかったしなぁ。シャープな、あまり体温を感じさせないタイプのイラストだったからかな? BL以外の描写は「世にも奇●な物語」の一篇とかだったら面白いかな続きと思いました。

2

ゲーム世界に嵌れず……

あらすじに「脱出ゲームのテストプレイヤー」とあったので不安を感じながらも、攻めがすごい執着と聞いて購入。
感想は、やっぱりやめておけばよかった……です。
ゲームをあまりしないので、世界観に嵌ることが出来ませんでした。
結局は人間ドラマなのでゲーム部分がイメージできなくても大丈夫かなと思ったのですが、ゲーム部分を前提とした攻めと受けの交流だったので、そこは外せなかったみたい。
攻めのオタクキャラも受け付けず……。
オタクキャラは、別に嫌いじゃないし、むしろ好きなんですが、本作に登場するキャラは何故かダメでした。

2

強烈な執着攻めに愛される恐怖

衝撃的なお話でした。
サスペンスだと思って読むといいのかもしれませんが、
単純に恋愛モノとして読むと、気分がモヤモヤしそうです。
美麗なイラストが、恐怖を更に引き立てていました。

宮緒先生の描かれる執着攻めは、軽くホラーです。
ということで、好き嫌いがはっきりと分かれそうです。
愛情が深いというより、重すぎて怖いです。

お人好しで他人を疑わない真人が、空閑の本性に気づくことはなさそうなので、これからもそれなりに幸せにすごせるんでしょう^^;

3

なんという策士!

高校時代ひどいいじめにあっていた空閑に再開した真人。
空閑のあまりの変貌ぶり(外見や性格)に驚きを隠せないが、さらに驚くことに
たまたま ゲームのテストプレイヤーに2人が選ばれた。
同時に選ばれた残り2人には当時、空閑をいじめていた本人とその小間使いもいた。
ゲームはゲームでも生身の人間を使った死のゲーム。
なんという運命のイタズラか、プレイヤーにはいじめた奴らが、
操作する側には、いじめられていた空閑が。
本物の迷宮で命を懸けたゲーム「ラスト」が始まる。



全部仕組まれていたという事が、最後の最後の最後に分かります。←ホントに!
テストプレイヤーの人選や、迷宮に無理やり連れてこられたのではなく連れて来た
ということ、空閑はいじめた奴への復讐なんかより真人の恋人になりたかったことect...

とりあえず、空閑はだいぶ変態だったこと、真人はめちゃいい人ということは、
確かでした(笑)

話も濃厚でとても作り込まれていることが解ります。
読んでいて何度ハラハラしたことか。
復讐がテーマだと思っていましたが、歪んではいたけど大好きな人のための復讐続きでした。

0

変態です

変態は大好きなんですが、この攻めはちょっと合わなかったです。

童貞攻めが好きな私にとって童貞だと受けに嘘をついて実は男も女も喰ってましたと最後にネタばらしされるのはマイナスポイントでした。
これさえなければもっと良い評価を付けられたと思います。

でも、攻めが昔すごく太っていて受けの真人にふさわしくなるために一生懸命ダイエットしたというのはすごく微笑ましいです。
自分のことを豚だと言って貶していたのも個人的にクスッと笑ってしまいました。

3

「ラスト」だけにラスト1行が良かった!

「たまらない、たまらないよ…!」という帯のキャッチコピーに、変態か?と本屋で笑ってしまいましたが、本当に変態でした。

脱出ゲームのテストプレイヤーとなった真人(受け)。
そして他、プレイヤーに選ばれた4人は偶然にも同級生。
簡単に言えば、高校時代のいじめっ子2人といじめられっ子2人で、バッチリ面識のある4人が勢ぞろいしているのです。

真人と空閑(攻め)は、ダンジョンマスターとして管制室へ。
いじめっ子二人はプレイヤーとしてゴールを目指すことになります。
二人がダンジョンで怪我を負ったり死にかけたりするのを、真人達二人は、管制室から一部始終見ることになるのです。

ラストが近づくにつれて、様々な謎がスピーディに解決されていく過程は、気持ち良かったです。
伏線は分かりやすく、謎解きも予想がつくものでしたが、無理矢理キャラを善人にしない、辛口のエンディングはとても良かった!
ラスト1行には、思わずニヤリと笑ってしまいます。

ただ…、空閑については、喋り方や態度もそうなのですが、100キロを超える巨体のオタクという、過去の印象が強すぎたことと、テストゲーム中も続き、口調とは裏腹の姑息な性格が見え隠れし、どうしても彼を好きになることが出来ませんでした。

一方、真人は清く正しい性格で好感が持てる人物でしたが、短髪すぎちゃって萌え感弱めでした(完全に個人の趣味…すみません)

それから、恐怖のダンジョンのイメージが上手くつかめず…☆
私の貧困な脳では、アスレチックを思い描くのが精いっぱいでorz
この部分にイラストがあったら嬉しかったかな?

色々書きましたが、とにかく「ラスト」だけにラストが良く、破綻の予測出来る、含みのある結末はとても新鮮でした。
こういうミステリ要素のあるBLはとても好きなので、同作家さんの次回作にも期待したいと思いました。
萌×2寄りの萌評価で!

4

口調が合いませんでした

宮緒さん、初読みです。
ちなみに表紙の短髪くんが、受けです。


受けの真人は大学四年生。
誰にでも好かれる穏やかな気質で、今は友人の大西から借りたゲーム『LAST』にはまっています。

攻めの空閑は、真人の高校時代の同級生で100キロオーバーの巨体の持ち主でしたが、現在はモデルのような容姿へ激変しました。


真人は学生時代、愛猫を自分の不注意で無残に殺されてしまったことを悔やんでいましたが、それを不器用に慰めたのが空閑。
彼はいじめられっ子で、ある事件をさかいに退学してしまいます。
それから五年、『LAST2』のテストプレイヤーに選らばれた真人がそこで再会したのは、高校時代、空閑をいじめていた同級生二人。
その二人が、テストプレイとは名ばかりの実験に捕まってしまい、それを助けようと奮闘するというお話でした。

真人の性格設定があまりに『良い子』で面白みがなく、その分リアリティがないかなと思いました。
ゲームの世界を体感するわけですが、サスペンスちっくな展開をさせるのに主人公のリアルさのなさは浮きました。
空閑の口調なども、ただ頭が弱そうというだけで続きなく妙にオタっぽいといいますか…
話の噛み合わない変態系で、わたしはダメでした(汗

ラストは、どこかで読んだことあるなーというオチです。
あらすじを読んだ段階でわかってはいましたが…
なので、サスペンス要素を求めて読まない方が楽しめると思います。
ラスト数ページの空閑目線の部分はやりとりが面白かったので、攻め目線で読んでみたかったです。

2

確かに、人間社会に放ってはいけないタイプの変態様です。

またまたやって下さいました、宮緒先生!執着変態攻め、今作はオタクなのですね…世界をどうこう出来そうな能力を一点集中。なりふり構わない純愛一途なはずなのにどんどん変態チックな方向にずれ込んで行くのが笑えます(^◇^;)受け止める方は大変よね~!いいように転がされてるみたいなのに真人の健全さに救われますよ~♪最近ゲームやってなかったけど、ダンジョンの中いっしょに謎解きしながら進んでいるようで最後までハラハラさせられました!!
宮緒先生!執着攻め極めて欲しいけど、新たな地平を切り開かれてもOKです!地獄の果てまでついて行きますよ~♡だって、面白いんだもん♪

3

犬にも負けていない天才的な変態攻めに萌え!

ああ、面白かった!こんだけ変態臭さが突き抜けているとある意味爽快!!
設定は過去の陰湿ないじめや残忍過ぎる動物虐待が背景にあるけれど、
攻めの空閑の一途さには感服しちゃいます。

始めはキモ怖で引き気味だった受け真人も相手が高校時代の同級生で、
今でも空閑を思い出しては自責の念を抱いていた真人にとってこれだけ熱烈に
子供のように必死にすがりつかれ求められ続けたら絆されるどころか保護欲が
湧き出て愛しいと思わずにはいられないでしょう。

内容はマニアックな脱出ゲームでかなり熱狂的なファンまでいるコアなゲームを
真人がハマってしまい、その第二弾の新作ゲームのテストプレイヤーに選ばれ
会場に出向いたことで始まります。

ゲーム会場として指定された場所は古びたビルで、困惑を感じた真人の前に現れる
イケメンの青年、明るく話しやすい相手だと思ったのも束の間、
あまりの馴れ馴れしさとスキンシップの多さ、そして、はぁはぁ状態の言動に
身の危険を感じる程の変態さに引く真人。

しかし、びっくりしたのは自分たち以外の二名の参加者、それは真人が忘れることが
出来ない過去続きの出来事と直結する、空閑をいじめて命の危険にまで晒した元同級生。
その二人はゲームのキャラとして地下迷宮に連れて行かれ、真人と青年はゲームの
プレイヤーとしてこれから始まる残忍なゲームのマスターとなるのです。

そしてその青年がゲームキャラにいじめられていた空閑だと解り、
空閑がゲームを利用して二人に復讐するのだと思い、真人はたとえ憎むべき相手でも
命の危険があるゲームから助けてやろうと、空閑の暴挙を止めるために
空閑の淫靡なお願いを聞くことになっていく。

残忍な復讐ゲームと真人を一途に5年間も想い続けていた空閑の強すぎる思いに
閉じ込められた空間で次第に冷静な判断も出来なくなるような時間が始まる。
タイトルのラストはゲームの名前でもあるのですが、最後にはそのゲームが
まるで真人への全世界に向けた告白のようにも思えます。

ヘタレの仮面をかぶった真人オンリーの変態さんですが、
実は真人が考えている以上に、高い能力で緻密に真人を手に入れるために
あらゆる策略を張り巡らせていたというオチ的な流れもコミカルで楽しい。
きっと真実が真人に知れることがあっても、一途な変態の情熱で何度でも
真人はほだされまくるだろうと思える作品で満足の1冊でした。

そして、真人の愛猫との暖かい思い出も愛猫マリちゃんが、
恨みよりも飼い主の真人を心配していたのかと思える夢の話も良かったです。
空閑のちょっと毛色の違う変態ワンコ、楽しめました最高です。

14

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