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表題作お前なんかいらないよ

尾瀬祥平,ブライダル会社の企画部長
水端晴樹,フラワーコーディネーター

その他の収録作品

  • 甘い繭

あらすじ

男女問わず奔放な恋愛を楽しんでいるフラワーコーディネーターの晴樹は、ある日、ブライダルの仕事で大学時代に付き合っていた男・尾瀬と再会する。自分の浮気が原因で最悪な別れ方をした相手だったが尾瀬に婚約者を紹介され、自分でも言葉に出来ない感情が湧き上がってきて…?

作品情報

作品名
お前なんかいらないよ
著者
立野真琴 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403665059
3.3

(8)

(0)

萌々

(5)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
26
評価数
8
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

昼ドラです

1冊丸々表題作です。
立野さんが「昼ドラを目指した」と言うだけあって、ドロドロしててシリアスな三角関係でした。本当はシリアスものが苦手なんだけど、2人の強い愛情に不覚にも泣いてしまったし、満足のハッピーエンドに読後感が良かったです。

2人はかつては恋人同士でしたが、晴樹(受け)の浮気が原因で苦い別れを経験していました。それから数年後、仕事の相手として2人は再会します。だけど、尾瀬には婚約者がいて…。

もう好きじゃないはずなのに婚約に腹が立って、婚約者と寝てしまったり。そのことがバレて婚約が破棄されたり、仕事を無くしたり。復讐のような晴樹と尾瀬のエッチを婚約者に見られて、婚約者に刺されたり。
怒涛の展開で、最後まで固唾をのんで一気に読みました。

なかなか素直になれずにすれ違ってばかりの2人だったので、終盤お互いが相手のために自分を犠牲にして、やっと心が通い合った時にはキュンキュンしました。
別れる時に尾瀬が殴りまくった描写や、婚約者が簡単に晴樹と寝ちゃったりするのは苦手だったけど…。

最後まで読んで、題名に込められた2人の心情の変化に納得がいって面白かったです。

2

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