える5さんのレビュー一覧

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

サイコー

いいヤクザものだった!
小さいころからずっと一緒に育ってきた2人。でもとちゅうでその道が別れてしまって、疎遠になったまま大人になってしまったなんてところから話は始まる。
攻はヤクザ組長のぼっちゃんだけれどもいまはIT関係の社長をしている男。受はヤクザの道をつきすすんでいる男。
話は攻の父親であるヤクザ組長が倒れて後継問題が勃発。勘当されていまは関係ないはずの攻にも魔の手がのびてくるから、その…

5

愛の言葉を覚えているかい 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

江戸っ子男前がパニック(笑)

はぎれのいい文章に、啖呵を切る主人公、周囲の人間の暗さのない会話は本当に下町の雰囲気を感じて、読んでいてたのしかった!
話は、同じ商店街で育った幼馴染みとのもの。
毎日テレビで見るイイ男に育った攻に、受はおもしろくない気持ちでいっぱいだ。昔は自分に泣きついてきていた攻が地元の星と評価される。
しかも、受にたいしてだけは超Sな顔を見せる(笑)
この攻が受に昔の約束をもちだしてきて、たのしい展…

7

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

史上最強のヘタレ(笑)

読むのが勿体なくて大事に取っていた(笑)1作。
あとがきにも書いてあるが、珍しくすでにできあがった恋人同士の2人を、出会いまでさかのぼって描いてある。
出来上がった2人だから最初からアマアマな雰囲気。でも木原さんだし、どこかで痛い展開が待っていると身構えていたら、これまた最後までほとんど痛い展開がなしで、ある意味肩すかしをくらった(笑)でも、ほっと心温まるイイ作品。
刑務所行きを食らった前科…

11

禁じられた愛執 小説

青野ちなつ  海老原由里 

ボロ泣きした!

使用人である攻に大事にされている財閥の御曹司である受。
自分の気持ちに気づいていない純な受が攻の一挙一足に翻弄されている。攻がなにげに黒かったのは気のせいだろうか。
とにかく泣いた。久しぶりに大判のタオルが必要になるほどボロ泣きした作品だ。
最初、取っつきにくい時代もので文章も多少硬い気がして読めるかと思ったが、中盤からぐいぐい引きこまれた。話が次から次にぽんぽんと進んで飽きさせず、まるで一…

3

理髪師の、些か変わったお気に入り 小説

榎田尤利  二宮悦巳 

一気に読み終えた!

藤井沢商店街シリーズの完結編は、おなじ街に育った幼馴染みの2人だった。家も2軒隣(たぶん)という近さの、同級生の受と攻。家庭も似た環境だったせいでなにかと仲がよく、小さい頃から比較されて育った受は、なににつけ自分より優れていた攻に劣等感に近いものを抱いていた。それでいて、ナイトのように背後に立ってくれている攻の存在を心強く思っていた。
話は、そんな2人が社会人になってからの再会もの。
とにかく…

2

陰猫 小説

水原とほる  草間さかえ 

ツンデレ攻がかわいー!

作者が作者だからすこし警戒して読みはじめたがじんわりくる話でヨカッタ!
主人公は結婚式を一週間後に控え、婚約者に逃げられたマジメなサラリーマンの受。しかも、女性に預けた大金を持ち逃げされたにもかかわらず、彼女にはなにか理由があって失踪してしまったのだとひたすら信じるような善良な男。
そんな受が婚約者のゆくえを知ろうとした先にいたのが、女性の弟である攻。
ヤクザの下請のような仕事をしていて、出…

5

略奪はお手柔らかに 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

攻の大人な魅力にノックダウン(笑)

包容力のある攻っていいなと感じた1冊。
恋人に呼び出され他に付き合っている人がいる宣言をされた受と、その場にいた恋人を盗った少年の恋人だった攻。ようするにふられたもの同士の受と攻の話だ。
受としてはまだまだ元恋人のことを好きだったから、おもいもよらない元恋人のウラギリ宣言にびっくりして到底受け入れられるわけがない。
でも、元恋人には受の気持ちは伝わってなくて、しかも気持ちはすっかり新しい恋人…

4

カフェラテ・ラプソディ コミック

川唯東子 

なんてかわいい大型犬!

とんでもなくかわいい話だった。
書店員である受はたまに店に来る大学生がなんとなく気になってならない。出会った初めは腰が抜けたくらいコワモテに見えた攻だが、中身がなんともかわいい純情少年だったから。
なんてところから始まる話は、最後まで頬が緩みっぱなしのかわいさ!
受もまっすぐなところがあって等身大でかわいいけれど、それ以上に攻が転げ回るほど萌えー(笑)
色んな国のミックスである攻は背も高く…

4

太陽の貴公子 コミック

円之屋穂積 

ゴージャス金髪攻!

なんともロマンティックな話だった。
旅行代理店で働く受が公園で拾ったのは、ゴージャスな長い金髪をもつ外国人。それが攻。
腹をすかせてたおれていた攻を部屋へつれてかえって世話をしてやったのに、礼1つしない傲慢な攻。でも、それは礼のしかたを知らない箱入りお坊ちゃまだったから、なんてところから話は始まる。
その育ってきた環境の違いから2人の関係は近付いたり離れたり。
もちろん、傲慢な攻にはやばや…

5

砂楼の囚われ人 小説

松幸かほ  史堂櫂 

ひさびさのアラブのホームラン(笑) 

愉しいアラブものだった。
最近になかったアラブの王道の展開がてんこ盛り(笑)だが、それに少しだけ変化がきいていてヨカッタ!
話は日本で汚職疑惑が持ち上がり自殺してしまった父親を持つ受視点で語られる。
政治家になる前に外資系につとめていた父親の関係で、少年時代フランスで暮らしていた受はそこの学校で攻と出会う。親友になり、攻がアラブの国に戻っても頻繁に遊びに行くほどの仲だったが、とあることで仲違…

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