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英田サキ 北畠あけ乃
だむ
私立探偵の陣内×美貌のやくざ・天海の話。 まず設定だけでありがとうございます状態。こういうカップリング設定が好きな方は買って損はないと思います。 このお話の最初は「腐れ縁」の天海が、厄介な仕事を陣内に持ってくるところ。陣内を殴る蹴る脅す、ドアを破壊する…、断ると更に厄介で、しかも報酬は破格とくれば引き受けてしまう。このように始まっていきます。 天海は強い人間です。冷徹で、富も地位もあり、望め…
依田沙江美
何年も一緒にいるからこそ、情熱的な日々を超えたからこその二人の雰囲気。これが素敵に描かれています。むしろ淡白っぽくも見える二人なのに、ふとした瞬間に「この人のこんな所を好きになったのだ」と思い出す。そして、結局お互いのことを考えてる二人。いいなーって思います。本当に。お互いがどんな人間か(嫌な部分も含めて)分かっているから、二人だけの空気が流れているように感じます。それは会話の節々から伝わってくる…
テクノサマタ
ネタバレ
このシリーズは植物、春夏秋冬が人になっています。でも妖精みたいなものだと思います。人間との交流もあり、季節との交流もあります。 人間と妖精の場合、お互いに触ることができなかったり、人間は年を取ってしまうけど妖精は少年の姿のままだったり… どこか切なさが漂っています。 ほんわか+切ない。粗めのトーンが多様されていて、画面がキラキラしています。ポップ?でも普通のキラキラ系と違うのは、主線…
basso
主線は太く荒々しくも的確。トーン使いも同様のことが言えると思います。全てにおいて男らしい。なのにどこかに紳士的な匂いを紛らわせている。それは表情・動作の1つ1つがキッチリ描かれているからかも。 モノローグは無に等しく、表情で全てを読み取るのです。口で語るよりも美しく真実が表れていますから。 激情を抱える時期は過ぎたからこその、小粋な恋が主です。 「コンテ」はいつまでも熱い男と、若くヤンチ…
宮城とおこ
シリーズ完結編。 私はこの巻で香坂が大好きになりました。今まではよくわからない人だと思っていましたが。 思春期において、失恋は割とありふれた出来事ですね。だけど、香坂先輩にとっては白理也への想いが初恋だったのでは。白理也も最初は香坂がわからなかったと思います。次第に香坂の強引さの中の優しさに触れていくようになりました。 ニ巻の途中に黒理也と香坂先輩が初めて出会うシーンがあるんです。その時…
井上ナヲ
吸血鬼の話です。 吸血鬼のエドは、拾った人間の子供・フィルと暮らしている。そんな始まりです。 タイトルは「捨て猫の家」。玄関ドアや、そのドアの閉まる音などがキッチリ描かれていると思います。家を出て行ったり、逆に追い出したり、「他人」を招いたり、家が主軸となってお話が進んでいきます。 何より、白黒で描かれた画面に圧倒されました。第一話のフィルの服が素敵です。白黒なのに色が伝わってくるようで…
画家と雑誌編集者の話。 依田さんの描くえろなシーンは、皆さんおっしゃっているように色気があります。というか、表情に色気があります。 前述したように、将来画家だの、編集者になるような人間なので、ちょっと周りと違っているんです。そんな2人が思春期に出会ってしまったのだから、当然のように惹かれ合って(紆余曲折ありますが)恋人同士になります。ものすごく若々しくて恥ずかしい程ベッタベタで、情熱的な恋…
ルネッサンス吉田
テキスト量とエロスがとても多いです。 エロスとタナトスが題だそうです。性的なことをしながら「死の匂いがする」と思う十三の姉。この話の登場人物はみんなそう感じているんでしょうか。しかしきっと、深沢くんは解放されたように思います。 前半は花街、春を売るお店の店長・十三を軸に話が進んでいきます。 父親「十全」は死んでいて、母親と肉体関係を持っている十三。十三は母親を愛していたといいます。その愛…