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マンガでも本でも映画でも、自分のそれまで知らなかった世界を知ることができる作品が好きです。
そして悲劇寄りなお話の方が好み。
この意味で「死に逝く、君へ」は、そういう時代もあったのかということを教えてくれて目が開かされ、また冒頭からして悲しい物語を予見させていて心に刺さります。
トーリャもケンも可愛らしく魅力的。
服や建物、背景にも心惹かれます。
しかーし、2巻で「 to be continued 」となっているのに、2026年6月現在、3巻以降が発売されておらず、書籍サイトでも販売終了状態に。
作品のあらすじは、碧雲さんが素敵な文章をすでに書いてくださっている通り(ありがとうございます)シリアス。
そして続きがなくても、この先二人にどんなことが起こったのかは、なんとなく想像できる。
冒頭に帽子で隠してキスをする絵があること。
手に手をとりあった状態で発見されたこと。
時代の状況にあらがえず悲劇的な結末を迎えたとはいえ、二人が愛し合い、心踊るときもあり、悲しいだけの人生ではなかったであろう、と。
あーでも、二人にどんなやりとりがあったの?
トーリャに殺人依頼をしていた人がいたのだから経過を見に来ただろうに、なぜ放置されたままだったの(埋葬をする義理はなかったとか)?
気になる。
出版社の事情とかで続きが掲載できなかったのでしょうか?
3話以降の存在を私が知らないだけかもしれませんが。
珠玉の作品なので、西本先生、何か単行本を発表なさるときページ数が少なめだったら、続きを収録してくださると本当に嬉しいです。
作家名、taponの作品。・・・西本ろう先生と同一人物なの??
tapon名義のアカウントが別に存在するんだけど、謎。
tapon@単行本発売中 @tapon1030 / https://taopon1030.tumblr.com
二話のまま一年経っても続編が更新されないので、二話までの感想。
今、ウクライナで暴れる「アゾフ」のようなテロリストが居る国。
民族浄化だと「混血狩り」を行っている。「混血狩り」の犠牲になった二人の物語。
二人で手をつなぐ状態で発見された、白骨が発見される。百年ほど前のもの。
遺体の傍らには、日記が添えられている。
遺体を発掘した研究者が、日記から死者の事情と死因を探る展開。
「死に逝く君へ、何と言葉をかければいいのだろう」
ロシアの近くじゃないかと思う田舎。
ケンの母は、黒髪の異邦人。父親は、その国の人で金髪。
幼い頃から外見を理由に差別と虐めを味わう親子。
だけど父親は偏見を苦ともせず、笑い過ごす。
おおらかな両親が健在な間は、ケンも幸せだった。
学校を卒業して自立しようと仕事を探すけれど、混血を理由に採用されない。
そんなある日、庭師の募集を見つけて、やっと採用される。
その館には、美しい青年トウリャが一人で住んでいた。
トウリャがケンに作る料理はボルシチ。そのボルシチには、トウリャが赤い水銀毒を混ぜている。
何も知らず喜んで食べて、徐々に衰弱していくケン。
ケンの毒殺を躊躇するトウリャ。
「混血狩り」のメンバーが訪れ、トウリャに水銀を渡し、早くケン仕留めるように責める。
トウリャは、家族を人質に取られていた。
二話は、ここまで。
冒頭に二人の末路が描かれているので、悲劇は避ける事が出来なかったみたい。
この物語は、とても悲しい。
碧雲さま
詳しく的確なあらすじをありがとうございました。
