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上半身に派手な刺青をしている元ヤクザの真宮が獣医学生の香坂とピュアな恋をするというギャップを楽しむお話でした。
しかし、ヤクザはそう簡単に辞められないし、真宮が1千万を持っている理由が分からないままだし、香坂の売掛金を払う為に1千万を出すのは後先考えなさ過ぎだし等々、細かいところが気になりました。
組が組から離れた真宮を家族扱いする優しい世界観に最後まで馴染めなかったです。
シーモアは白抜き修正でした。
前戯長め挿入短めな初夜でした。
あの「トワイライト」の作者さんで合ってるよな?と何度も確認しました。
すごく印象が違ってびっくりです。
辞めヤクザと純情くんの恋物語か?と思っていたら、そんなもんじゃなかった!
1冊でこんなにも心を揺さぶられ幸せを感じられるなんて!久しぶりな読後感です。
人物の描き方がはじめは硬質なのに香坂は細くて柔らかな線で対象的ですね。
内容も熱い片想いの香坂の熱に惹かれたはじめ。恋ってやつを教えてくれよ…な元ヤクザなはじめ。元ヤクザにこだわり過ぎなのは自分で、関わる人たちはそんなことかまってないのに。
香坂のきゅんかわと思いきや、ズルいところも等身大な感じで善き!!
胸の謎の動悸に戸惑うはじめ。
いい!いいよ〜!
好きな人にはどうしたいか?どうなりたいか?
とーっても良かったです。あと一歩なにかあればもう一歩のところが惜しかったです(何様?)
年の差のゆっくり初恋ピュアラブでした。
はーー、すごく素敵な作品でした。
恋を知った人が見せる表情って、なんでこんなにも素敵なんだろう。
思わずどきっとする表情の数々に魅了されてしまいます。
平穏とは真逆の世界に身を置いていた真宮はじめ。
これは想像ですが、世の中の人々がおよそ経験はしないであろうハードな物事をひと通り経験していそうな36歳の元ヤクザが、きっと誰しも1度はしたことがある「恋」を知らないという設定に惹かれてやみません。
偶然バスで出逢った青年・香坂くんが一瞬見せた恋する表情を見てからというもの、何故だか妙に気になってしまって…と、恋を知らない真宮が恋だけではなく、今まで知らなかったいわゆるカタギの世界のあたたかさに触れていく姿がなんだかとっても良かったのです。
受けの香坂くんもかわいらしかったのだけれど、私は攻めの真宮が愛らしくてたまりませんでした。
なんだろうなあ。分からないことを分からないと言えて、16歳も年下の香坂くんに勉強を教えてくれと素直に言える素直さと真っ直ぐさがとても好ましく見えたんですね。
香坂くんとの生活の中で、時にときめいたり、臆病になったりもしながら「むずがゆい」感情を少しずつ知っていく真宮が良いです。
相手のことを想ってもっとむずむずしてほしくなります。
いかつめの男前な攻めの赤面顔って、なんでこんなにも栄養価が高いのでしょうか…たまらん。
それを魅力的に引き出しているのが、小さくてかわいい系の受けというのが王道ながらまたたまらないところ。
どちらも本当にかわいらしくて、そっと見守りながら応援したくなる2人でした。
自然な話運びとやさしいストーリーはもちろん、誰も傷付かず救済されていく読み心地の良さにぽかぽかとします。
終盤は少々ゴタついている印象を受けこちらの評価になりましたが、ハートウォーミングなんて言葉がぴったりの素敵な恋のお話です。
ああ良いお話だったなと思える、読んでいて気持ちの良い1冊でした。
ちょこちょこ登場していた娘を溺愛する堀のカシラが個人的にツボです。
体格差カプがあんま好きじゃないので全く読む気なかったんですけど、
ア〇ゾンがしつこく勧めるから仕方なくw
こういうの趣味じゃないって思ってたのに、ビックリするほど可愛らしくて好きでした! ゆっくり深まっていく二人の関係も心地よかったです。
ひとつだけ気になって点:
途中から香坂のショタ感が増しましたよね?序盤はもう少し大人っぽかったのに…
まぁしかし5年後の香坂に超萌えました!美人すぎ!!
できれば続編が欲しいです~! o(>w<)o
ヤクザ上がりのカタギ、という真宮のキャラクターが面白かったですね。強面な男の弱気な一面や可愛らしい一面などのギャップには誰もが弱いと思いますが、真宮の場合は見た目だけでなく正真正銘裏社会の人間だったわけですから、ギャップどころかいろんな場面で本人も周りも世界の違いを感じてしまう。そんな状態で、初めての恋愛に臨むいい歳した彼のことは、素直に応援したくなりました。
対する香坂は見た目は幼くても言動は時々しっかりしている片鱗を覗かせます。個人的には最初の妖艶な雰囲気の方が好みだったけれど、獣医学生としては自然な姿でしょうね。ストーリーも綺麗にまとまり過ぎている感じはありましたが、たまにはこんなアットホームな組もいいなと思えました。