男しか愛せない既婚者に恋をした

この背中に爪を立てて

konosenaka ni tsume wo tatete

この背中に爪を立てて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×217
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

241

レビュー数
8
得点
176
評価数
48
平均
3.8 / 5
神率
29.2%
著者
西本ろう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784396784720

あらすじ

「あの人が好きなのに他の男でも欲情するんだ あなたは」

大学生の歩が働くバーに現れた既婚者の男・義孝(よしたか)。
"この人は誰かのモノだ"とよぎりながらも、歩(あゆむ)は魔性の身体に溺れていく。

口説けど躱され、焦れる歩。
既婚者なのに自分を掻き乱し、その上、学生時代に付き合っていた"男"への想いを断ち切れない義孝に歩はーー…!?

表題作この背中に爪を立てて

佐藤 歩(大学生・バーテンダーバイト)
坂東 義孝(美大講師・既婚者)

同時収録作品この背中に爪を立てて

トシ、久米 俊明(バー店長・美大の先輩)
坂東 義孝(美大講師・美大の後輩)

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数8

映画を観たような読後感

泣きました。

「不倫」や「既婚者」という
扱いにくいテーマを主軸に置いた事で、
ストーリーや結末をとても気を遣って
考えられたと思います。
私自身も拝読するまではそのセンセーショナルな設定に興味を惹かれた部分はあります。

しかし、この2人は、第三者の目を意識して
恋に落ちたわけではない、と思ったのです。
妻の目を盗んで逢瀬を重ねる
スリルを求めた下衆い不倫というわけでもなく、
ましてや既婚者という肩書きを失う事で
魅力が半減するような受でもない。
不倫という言葉に甘えた作品ではないのです。
全ては必然だった、と思えました。
ただその時、受が妻帯者だっただけ、という。

年下攻をおちょくるような、
手のひらで弄ぶような恋が、
クソ真面目な攻の、あまりに真摯な言葉と
眼差しで、「絶対に本気の恋はしない」と
思っていた受の氷のような心が溶けていった。
その瞬間を見て、「ええなぁ…」と思いました。

画力も凄まじく高く、コマ割りも劇的。
キャラクターの顔も身体も美しい。
ラブシーンの熱量が凄い。

また作家買いしたい作家さんが増えてしまった、
と思いました。
どうか既成概念に囚われず、読んでみてください。

4

作者さん買いです。とにかく絵がそしてエロが大好きです。

トワイライトの生生エロも執着一途愛の深キモさも滅茶好きだったので(エロ、生生しいリアルエロ、狭い地味な世界の中のようで一見から予想外の永遠的愛、読めば読む程濃くなっていき何百回も考え感じるとヤバいだろ!?的愛があるのが好みなので)、最新単行本も期待していました。
そしたら空気感がちょっとうっすい…。物語の中での愛の濃度が薄く感じる…です…(哀)
先のレビューの方もあとがきさんにあるテーマ「ダメンズ」と「ずるい大人」触れられていましたが、
個人的には読み終わって何度救済妄想しようと思っても出来ない程、歩さん(さんづけしたくなる若さ容姿に反して)は人生(イケメン時間の無駄…若い設定なのにずっと誰よりも深い大人なイケメンなのに…)が可哀そう過ぎるし、
ダメンズ設定らしい義孝(受)とトシ(重要な筈&BL的には主人公になりうる可能性を勝手によく秘められる深い成熟精神の当て馬の筈なのにただのうっすぺらさで嫌悪感満載ですし)は見て読んでいてこのヤローと思ってしまいます。歩さんに対する排除的「大人」態度が出れば出る程めっちゃムカついて腹が立って来るし、「ずるい大人」の一員らしい美穂さんはそのまんま「嫌な大人というより嫌な人間]で…歩さんを取り巻く「大人」には消去しか抱かないです(おい私、真に受け過ぎか!とも思いますが笑)。
西本先生のエロと愛が大好きなのに、個人的には、歩さんが「自分は大人だと認識して社会的にアピールしている立派な大人らしい人間」に都合よく年齢的若さだけを理由にパワハラセクハラ弄ばれているだけのエロは歩さんが真っすぐなだけに何だか腹が立って来て萌える事がなかなか難しいです(哀)(まあ、哀しい所がリアルなのか…)これが「テーマ」ならしょうがないと納得しつつ、西本先生の絵と絵とエロ描写が大好きで、なんだかんだ最高なので、読み直しや自己補完や妄想で補いつつ摂取し続けます。次回作品はもっと濃い深いヤバい愛とエロがあるといいなと楽しみにしています。

1

神仙作品

作者西本ろう,在整部作品的起承轉合表現的很好,尤其是每一個角色的個性跟表情,都表現的淋漓盡致。這是他的第二本商業書作品,完全不覺得是個新人,可見,他在出道之前,不知道做了多少畫工的訓練,還有畫了多少漫畫。正所謂的台上一分鐘,台下十年功啊!完全支持!

老師的前一部作品,我有在今年2019 BL大賞看到入選為最佳新人之一,不過在排行榜中,有99%新人的書,我都沒有看過。這本也是其中之一,那時還沒看過他的作品,所以就沒選這位作者,真是太可惜了,不然我就把它排成第一位。

不倫戀的劇情其實很普通,不少這種劇情的故事。但可以把這種看起來很狗血的不倫戀,帶來一種新層次的感受。完全要歸功于角色的性格安排,每個角色都都畫出非常清楚明白的個性,才有辦法搞得這麼不狗血。其實我根本沒有想到作者會安排這樣的結局,真的是感到很意外,但也很喜歡。

1

迫力のあるどエロ描写に魅せられた

電子発売まで待とうと思っていたのですが、本屋で表紙をみたら思わず購入してしまった。
絵がドストライクということもあり、表紙の年下攻め君の色気むんむんの流し目で瞬時に腐心を鷲掴み。

デビュー作「トワイライト」で画力の高さは証明済みですが、更に大胆なカットや描写の連打でした!
指先使い、目配せ、流し目、小道具に雰囲気を持たせて見せるのが上手い。
受けはスリムですが脱ぐと筋肉質でガチムチな感じも、男の絡みのエロさを魅せてくれます。

既婚者の四角関係とあったので、拗れて面倒くさい感じになるのかと思いきやそこまででもなし。
指輪を前面に押し出している割には不倫の罪悪感があまり感じられないのは、受け既婚者である義孝の妻との関係性がかなり後半に描かれているのと、義孝自身の妻へ想いが感じられないのが原因か?

妻はトシとの関係で傷付いた時に側にいてくれ、ゲイの自分であってもいいと求めてくれたから愛していると義孝は歩に話していましたが、諦めてもずっとトシが忘れられなくて、妻とは一緒にいても身体や心を通じ合わせる事はない関係…。
歩と出会ってからは義孝と関係が深まる様子を念入りに描いているので、歩から急に距離を置くことを伝えられた時の義孝の驚きようをみれば、ただただ甘くてズルい男だったという事はわかる。
歩に対する義孝の気持ちの変化は丁寧に描かれているので、時間を置いて妻との関係を整理してやり直す二人の関係はしっくりきますが、ズルい事を承知でも側にいたかった妻がせつなすぎる…もう少し設定をなんとかして欲しかったなぁ…。

西本先生は不倫をテーマに描きたかったということですが、妻の陰が薄すぎる気がするのが本当に残念。BLでの女性の描き方って難しいですが…。
ただ、一途な歩が如何に義孝を落としていくかという部分では見ごたえのある作品に仕上がっています。
いや~本当に大好きな絵です!!!次回作が楽しみでしかたない!!!

5

もっとドロドロして欲しかった!

作者さまのインタビュー記事を読んで、電子版が出たら絶対買おうと決めていました。で、とても楽しみにしてました。ゲスいわたしは、不倫というワードに弱い…BLで不倫ってそんなにはない気がしますし、攻めの不倫ではなく、受けが妻帯者って、良いです。それはともかく、感想です。

前半は、義孝さんの魅力満載で、歩が恋に落ちていくのが分かる、ドキドキの展開でした。歩のバイト先の店長さんトシと義孝の訳あり感も良かった…でもですね、義孝の奥さん美穂さんと義孝の関係がいまひとつ納得できず…美穂さんは義孝が好きだから、義孝が男しか愛せないと知っていても結婚したかった…と、そこまでするかな?と考えていたのですが、義孝サイドから考えると、義孝はデキ婚するトシへの当て付けで美穂さんと結婚したのかな?とか…でもトシの前では指輪はずしてるし。この辺がちょっとしっくり来なかったです。「不倫」ならもっとドロドロして欲しかったような…BLではそこは求められてないのかもしれないですけど、人間の狡さを描くならもっと狡くてひどい大人たちでも良かったな、と思いました。
あとは、歩くんの性格というか、攻め方がオレサマ過ぎて自分の好みではなかった…のは仕方ないです。

とはいえ、いろいろ考えながら読めて、エロさもぐっとくるものがあり、もう一回読んでみようと思います。

電子版の特典はラブシーンネームでした。

3

全員にイライラするのに夢中になってしまう

引き込まれましたね。
相手の台詞の本心が見えなくてドキドキしました!!

冒頭でルール・秩序が守れない大人を見下していた体育会系大学生の歩が、バイト先に来た店長の元後輩義孝に出逢った瞬間惹かれていくけど、もぉ~見るからにお触り注意な雰囲気プンプン。
案の定店長が登場した瞬間にもぉうっわぁぁでした。←語彙力皆無でゴメンナサイ

あんなに常識に煩かった歩が不倫に手を出すほどにハマっていくのがワクワクしたし、
義孝が歩に絆されて行ってるようにも感じつつ店長への想いがどうなってるのかドキドキだったし、
店長が遊び人だったのはあくまでも過去で今はちゃんとした大人の立場で偉そうに言うけど義孝への態度がなんだか未練っぽくもあってイラっと来るし、
そもそもなんで美穂に電話したんだ??

と、随所でイライラドキドキ・・・
なのにめっちゃ引き込まれちゃいましたね。
終わり方がすごく好きだったのでもう少しその後の二人を楽しみたかったですね!

2

すごくアダルト、でも大人達の身勝手さにモヤっとさせられる…

西本ろう先生、2冊目のコミックスです。
デビュー作『トワイライト』は、とても新人とは思えない構成力の高さで、高校から続く共依存を描いていました。
2冊目は打算を覚えたずるい大人達+ルールを踏み外したくない大学生の四角関係の話でアダルトに攻めてます。

欲望が暴走して、意思を持って動いているように見える下半身と舌が生々しくて超エロいです!
抱かれる側の揺れる下半身の描写に目がクギづけになります!

※受けは妻帯者、四角関係の一角は女性です。
女性とのシーンはありませんが、前提・状況がどうであれ不倫は絶対ダメという方はご注意を。


バーテンダーのバイトをしている大学生の歩は、ルールを破るような、みっともない大人にはなりたくない。

ある時やってきた客・義孝は、甘い香りのタバコを吸い、甘い酒を飲み、大人の余裕で年下の自分をからかってくる。
「悪魔はこんな顔をしているのかもしれない」

そこに店長のトシが戻ってくると、一瞬で義孝の空気が変わった。
トシが義孝のタバコを奪って八重歯をいじると、義孝は恍惚とした表情を浮かべる。

そして義孝の帰り際、「さっき勃っていただろ?」と挑発され、モデルに誘われ、悪魔に引き寄せられるように、歩は義孝に近づいていく。
義孝には妻がいるってわかっているのに…


義孝は美大の講師で、歩に頼んだのはデッサンのヌードモデル。
絵描きにとっては、ヌードモデルもモチーフにすぎないけれど、歩は「俺自身を見てもらいたい」と思う。
義孝に描かれているうちに、歩が勃ってしまうと、義孝は八重歯のある口に歩のモノを含んで…


義孝から連絡が無いというトシに、歩は勝った気になっていたのに、突然やってきた義孝はトシに「キスして」と迫り…

キレた歩は、義孝を店の奥に連れ込んで息もできないくらい激しいキスをして、歩を抱きます!
トシに気付かれるかもしれないのに、服も脱がずに立ったままの荒々しいセックス。
義孝の揺れる下半身がなんとも淫靡です!


歩はルールは破りたくないと言いながら、義孝との関係は不倫。
わかっているのに見ようとしない、そこは歩のズルさです。

義孝は美大生の頃、先輩のトシと付き合っていたのに、二股のデキ婚で捨てられた。
それ以来、もう恋なんてしたくないと思っている。
そして、義孝がゲイだとわかっていても支えてくれた美穂と結婚した。

義孝も美穂のことは大事と言いながら、恋愛として愛することは絶対にない、身体をつなげることもない、それでも美穂の時間を縛る。
美穂に甘えるだけ甘えて、自分は何も返せないことに罪悪感はないの?
義孝はトシに弄ばれて傷ついたはずなのに、どうして平気な顔をして、歩を弄ぶことができるの?


義孝は、歩と会う時は結婚指輪を外さないのに、トシと会う時だけは指輪を外す。
義孝のトシへの未練の大きさ、それが歩に向かってしまうのはわかるけど、、、
うーん。

歩が「結婚してください」とプロポーズをすると、義孝は初めて大人の余裕を崩す。
それは人を好きになる時の表情。
義孝の気持ちも歩になびいていく…

トシが指摘した通り、歩はまだ自立できてない子供。
妻がいるとわかっているのにプロポーズする歩にも、それを大人扱いして気持ちが揺れる義孝にも違和感があります。


あとがきによると、「男キャラはダメンズを目指した」そうです。
義孝を弄んだ確信犯のトシ、
歩と美穂を巻き込んだ義孝、
それに落とされた歩、
そして、傷ついた義孝を利用して側に居続けた妻の美穂もズルい大人の一人だと。

ルールを破りたくないと言いながら不倫を続け、義孝に強引に迫る歩の矛盾。
美穂を自分の支えとして利用しながら、美穂を愛さず、歩を弄ぶ義孝の身勝手さ。

ぶっちゃけ、こいつら幸せにならなくてもいいんじゃないの?と思ってしまった…


歩が選んだ決心と、それに応えるように身辺整理をした義孝。
それは ”禊” なのかもしれないけれど、人の時間を身勝手に縛り、自分に愛する人ができたら「ハイ、終わり」って…
後味が悪すぎてモヤっとします。

作者さんが、ダメでズルい大人を描こうとしたならば、思惑通りにハマってます。
でも、”禊” の部分は掘り下げずに、数年後のリスタートとなるのはご都合主義的に感じて、さらにモヤモヤっとします。


二人の間のスパイスはトシだけで十分で、美穂は出さないでいてくれたほうが、私はBLとしてこの話を楽しめたと思います。
アダルトに攻めたストーリーと、激しくて生々しいエロシーンはすごいです。
でも「この二人には幸せになってもらいたーい!」と思えることが、BLを楽しむ大前提だと私は思うのですよ。

11

ド迫力だけど

男しか愛せない既婚者に恋をした…

え?どういう事?
これだけで非常にソソりますよね。
主人公は、バーのバイト大学生・歩。
ある日バーに現れた妙に雰囲気のある男・坂東。彼はバーの店長と訳ありのようで、それに気付いた歩に誘惑を仕掛けてくる…
若い歩は、坂東が今でも店長を好きだとわかっても、実は結婚をしている事を知っても、どんどん惹かれて溺れていく。
これはスリリングですよ。
そして、肉体表現はかなりの肉弾戦です。ゲイ的一歩手前くらい。
坂東は既婚者設定ですが、「妻」の存在は前半希薄です。
歩と坂東の関係性の間に過去の幻のように「店長」が漂い、擬似的な三角関係のストーリーとして続きます。しかし、坂東と歩が本気の関係になった時、坂東が同性愛者であり愛している男から捨てられた事を何もかもわかってそれでも結婚した「妻」が出てきて、にわかに「不倫」というテーマが立ち上がってくる…
坂東は妻に対して不義だったのでしょうか?
坂東の相手が元からの恋愛相手の店長だったら、妻は黙認したのでしょうか?
坂東が全く新しい男に恋をしたから、やはり自分では駄目だったのだと悟ったのでしょうか?
また、坂東は歩と寝た時に全く妻の存在を無視、というか思い出しもしてなかったようですが、歩の言葉によって初めて妻と自分の関係性を再認識したような。
という事は、歩が何も言わなければ、妻などいないかのように現状のままで歩と恋愛するつもりだったのでしょうか?
もちろん、自分が坂東を捨てた形になったのに今でも口を出す店長もモヤります…
色々考えさせられる作品で、セックスシーンも非常に読み応えがあり、萌x2と迷いましたが…
結末が急にご都合に感じたのと、坂東の作画がどんどん子供っぽく(?)変わったような違和感があったので「萌」で。

3

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