鏡の国の恋人

kagami no kuni no koibito

鏡の国の恋人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%
著者
夢乃咲実 

作家さんの新作発表
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イラスト
六芦かえで 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784344844339

あらすじ

古い屋敷に一人で住む、いつも不機嫌な曾埜部のもとで家政夫として働くことになった陽生。 気難しいと言われていた曾埜部だが、接触嫌悪ぎみの陽生は人との距離感の保ち方が上手く、次第に二人は打ち解けていった。 ただ、陽生が曾埜部にも秘密で訪れる不思議な部屋があった。その部屋には大きな鏡があり、その向こうにはマサヤという少年が存在していたのだ。 互いに姿は見え話すことはできるけれど、触れることはできない。マサヤは財産を狙っている親戚にこの屋敷に閉じ込められていると言うが……。 一方で、陽生は曾埜部になら触れられても平気で、むしろ触れてほしいと思っていることに気付き……。
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レビュー投稿数1

巡り会うべくして巡り会う恋人達・・・

作家買いです。

今回、ちょつぴりファンタジー要素ありのお話になるんですね。
鏡の向こうで出会った少年。
彼の正体はー?、みたいな。

この設定が二人の恋愛に、本当に上手い事生かされてまして。
こう、オチでのあまりのロマンティックで感動的な落とし所に、うっとりしちゃったんですけど。
巡り会うべくして、巡り会う恋人達・・・みたいな!(≧∀≦)

また、不器用で孤独な攻めが、健気で一生懸命な主人公に心を許して惹かれて行くと言うパターンが、個人的に超ツボなのです。
ひたすらニヤニヤと読んじゃいましたよ。

内容ですが、気難しい雇い主・曾埜部×住み込みの家政婦としてやってきた青年・陽生による、ファンタジー要素ありの主従ものになります。年の差ものでもあります。

古い屋敷に一人で住む、気難しいと評判の顧客・曾埜部。
天涯孤独で施設育ちの主人公・陽生が、家政婦として曾埜部の下を訪れた所からお話はスタート。
陽生が持ち前の繊細で優しい心遣いで、不器用な曾埜部の心を開き二人の距離が近づいて行く様。
そして、そんな曾埜部の屋敷で見つけた、不思議な鏡とその向こうに映る少年との切なく優しい交流と、彼の正体が分かるまでー。
と、言ったお話になります。

まずこちら、個人的に超萌えた部分ですが、主人公が気難しい攻めと心を通わせて行く過程だったりします。
曾埜部ですが、最初はとても気難しくて取り付く島が無い印象なんですよ。
初対面から、「こんな子供をよこすとは」と不機嫌に言い、疑問点を尋ねれば「煩わせないでくれ」と冷たいセリフ。
いや、なかなか手強そうだぞ~と。

が、事業所が最終兵器として送り込んで来たのが陽生。
彼は天涯孤独の施設育ちで、接触恐怖症の気があるんですね。
だからこそ、とても繊細に人との距離感が上手くとれ、気遣いが抜群。
曾埜部の性格をいち早く分析して、彼が居心地がいいように自分の仕事に一生懸命取り組むのです。

また、陽生は、とても健気で思いやりのある優しい子なんですよ。
曾埜部は不器用なだけで、決して理不尽でも嫌な人間でも無いのです。
そんな彼の本当の姿に気付くのですが、それも陽生自身が曾埜部を色眼鏡で見ず、素直な気持ちで真っ直ぐ見ているからなんじゃないのかな~と。

そんなワケで、これまで気難しいと評判で何人も家政婦を追い返してきた曾埜部が、陽生には心を許して親しくなって行く。
曾埜部がですね、不器用に「君も一緒にコーヒーを飲まないか?」だの、どんどん心を開いて二人の距離が縮んで行くのが萌えて萌えて仕方ないんですよ。
また、陽生には陽生の、実はトラウマがあったりするんですね。
嵐の夜にパニックを起こした陽生を、優しく抱き締めて落ち着かせる曾埜部。
こんな二人のあたたかい交流が丁寧に綴られ、二人が恋に落ちて行く様を存分に楽しめる感じでしょうか。

で、これだけならただの年の差主従ものに終わっちゃうのですが、ここで出てくるのが不思議な鏡。
屋敷で見つけた不思議な部屋と鏡。
その鏡の向こうから、話しかけて来た少年・マサキ。
目が悪く、親戚から財産を狙われと辛い境遇にある少年なんですね。
そんな彼と鏡を通して交流し、なんとか彼を救いたいと願うようになる陽生。

果たしてマサキの正体とはー?
そして、曾埜部とマサキの関係はー?
と、続きます。

えーと、実はマサキの正体は、うっすら想像がついちゃうんですけど。
ただ、想像はついてても、やっぱりオチでは感動しちゃうんですよ。
孤独な彼が出会った、自分を唯一あたたかく思いやってくれる青年・陽生。
上手いのが、陽生が彼に与えたあたたかい愛情が、巡り巡って陽生自身をまた救うと言う所なのです。
この二人、巡り会うべくして巡り会ったんだなぁと。
こうして巡り会えて、本当に良かったねぇと・・・。
こういうロマンティックなお話に、とても弱いんですよ。

あと、この二人は結構な年の差なんですよね。
そこで、大人な攻めがまだ19と初々しい受けを優しく抱くと言う、超甘々なエッチ。
夢乃先生の攻めですが、ベッドでも紳士的なパターンが多いんですよ。
今回も例に漏れず、「陽生、私を呼んでごらん?」とかやってるのに萌えまくりました。

と、とてもロマンティックで素敵なお話だと思います。
楽しく読めました。

6

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