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変態執事から逃げられません!

hentaishitsuji kara nigeraremasen

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表題作変態執事から逃げられません!

夏川 昌,晴人に執着して仕えている
堤 晴人,昌に熱烈に慕われている堤家次男

その他の収録作品

  • 湯けむり編
  • ナンバー27(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:ラフ

あらすじ

旧華族で、現在でも莫大な財力を持つ堤家の次男・晴人は、代々一族に仕える夏川家の次男・昌に熱烈に思いを寄せられている。嫌がらせとしか思えない愛情で、晴人が家出をすれば隣りに引っ越し、足蹴にすれば「踏んでください」と頭を差し出し、果ては夜のご奉仕まで勝手に始める昌。その異常なまでのアピールはどんどんエスカレートしていくかに見えたけれど…!?

作品情報

作品名
変態執事から逃げられません!
著者
宝井さき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344844407
4

(36)

(11)

萌々

(15)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
143
評価数
36
平均
4 / 5
神率
30.6%

レビュー投稿数7

徹頭徹尾、ブレる事なく主人を愛す‼︎溺愛執着攻めスパダリ執事♡

いやー、この表紙とタイトルは無いなぁー。と、思います。
この物語の魅力を半減させてしまっている‼︎ と思います。勿体無いですよ?
宝井さき先生は、コミックスよりも小説のイラスト作品の方が多いみたい。
つまり、非常に美麗な絵を描かれる作家さんです。表紙こそ、昌は変態そうな表情を浮かべてヤバそうですが。中身はビックリ⁈ それはそれは端正なイケメンなんです‼︎ピシッと執事の制服、テイルジャケットを着こなしたその姿には惚れ惚れしますし。もちろん、ハァハァしてご主人様である晴人に迫ったりはしますが、その顔面力に簡単にほだされちゃう程度には素敵なんです♡
また、表紙で手にしている様な、手錠で晴人を縛り付けたりもしませんし。無体なプレイを強要するでもありません。ただただ、晴人が恥ずかしがって困るほど、甘やかし、世話を焼く。可愛がりが過ぎる、溺愛執着攻めなんです♡
下心もあったりするので、その手でイカして差し上げたり、晴人が達する様子を見て「おお!なんと愛らしい。」と喜んだりします。まぁ…。変態っちゃあ、変態なんですが。
それでも‼︎ 徹頭徹尾、ブレる事なく晴人を愛するその様子に、萌え萌え♡ なんですー‼︎きゃ♡
読み手側としては、恥ずかしがって逃げ回る晴人に「素直になって(受け入れて)‼︎」と、思ってしまうし、昌の溺愛攻めをついつい応援したくなる‼︎ パフパフパフ♬
物語の中盤には、昌が晴人に執着する理由(らしきもの)も明かされますし、
一族を統率していく、堤家の長男(これまたイケメン!)が、意地悪などでは無く、愛する弟に執着が過ぎる昌を牽制しようとしていた事が分かります。晴人のお姉さんも、イケメン過ぎる昌を自分の執事に出来なかったというので、自分の執事達を昌ソックリの見栄えに整えさせているとか。
面白くも良い人達ばっかりで。晴人の家がとんでもなくお金持ち、というだけでは無くて、「育ちがいい」事が分かります。そして、晴人も跡継ぎはしなくても良い身分だけど、自分なりに由緒ある執事を従えるに相応しい仕事をして行こうと決意するまでになる。
恋の成就とともに、晴人の成長の物語にもなっているとこが、とってもステキなんです‼︎
跡継ぎの兄の様には仕事していないので、昌は執事として、家事や身の回りの世話しかしていなかったんですが、元々は兄の仕事の執務にも関わっていた程の実力者。今後、一族のグループで仕事を始める晴人をしっかりリードしつつ支えてくれることでしょう。

想い繋がり「湯けむり編」は、お約束の二人っきりの温泉旅行♡ エッチの方も昌がリードしてます♡
ちょいちょい変態感を出してはいるものの、それはフリだよなぁ、と思わなくもない。
だって、昌は完璧過ぎるもの♡ 変態入ってるくらいで丁度いいんです、きっと。

9

表紙に惑わされないで

かくいう私もタイトルと表紙で腰が引けていた1人です。雑誌で何話か読んだことがあったのですが、結末を知りたい気持ちより未知の存在に対する恐れがとても強かったのです。www

でも、お勧めされている方がいらっしゃったので思い切って読んでみました。

初めはね、昌の台詞や表情にドン引きするんですよ。表紙そのままの人物で病院行った方がいいんじゃと思っていました。でも晴人の話では病院で検査を受けて何の異常が無いことは分かってると知り、次にではこれは素なのか演技なのかと考えるのです。もうサスペンスですよ。www

昌は変態だけどスパダリに間違いないんです。そして昌の晴人に対する気持ちと本気度が間違いない事を知ります。大真面目な顔してる晴人の兄が1番被害者で笑ってしまいました。

エロはあるけどエロよりもギャグ味が強くて相殺されてしまってて、ここまで吹っ切れていると逆に奥が深くて他に類を見ないです。

実は晴人のその後とか凄く気になってしまってて、続編が出ないかなと思ってます。晴人姉のメンズたちとかもツッコミどころ満載で、彼等の裏側だけを描いたお話とか読んでみたいですね。

1

大して変態ではないアホギャグ作品

変態度を前面に押し出していますが、大して変態ではないアホギャグ強めのコミカル作品でした。
もちろん、エロはありますがギャグ感が強い気がするので、
個人的に然程エロさは感じなかったです。

画は好みがあると思いますが暫くすると馴染んでくるというか…変態執事がカッコよく見えてきました。
そして、変態スイッチが入ると顔が緩んで締まりがなくなる…ある意味エロいですか…。

旧華族の堤家次男の晴人は、堤家に代々仕える夏川家の昌に熱烈に慕われている。
子どもの頃に晴人に押されて転び頭を打った後から、昌は人格が変わり晴人を追い掛け回すようになる。
本来は長男に仕えるはずが、アパート暮らしで個人投資家の晴人の執事をしている状態。

容姿端麗で能力も高い昌がしつこく絡んでくる事に苛立ち、キレて暴言を吐いても喜ばれる…。
バーで酔っぱらって潰れた晴人、気付けば自宅ベッドで全裸にされ手でイかされて…
晴人の精液を嗅いで舐めて喜び、次は顔にかけて下さいと言う昌に怒りも忘れて引きまくる。

昌の外での奇行が心配になり、変装してつける晴人…買い物の先々では予想を上回るやらかしぶり、
愛してやまない晴人について語る昌は、商店街でも人気者でした><
長男の秘書も兼任している昌には一切変態要素はなく、晴人にだけ見せる変態ぶりが不思議な晴人。

できの悪い自分の側にいるより兄の元に戻る方が昌の為と春人に諭すんですが、
変なスイッチが入った昌…行動は変態というよりおちょくりレベルのエロに笑いが…アホだわ。

兄と昌の密会を目撃した晴人、昌に嘘をつかれたことで誤解した晴人は
どんどん昌のことで頭が一杯になる。
そんな時、昌を慕う姉から、兄が昌の身体をおもちゃにしていると聞いた晴人は
心配になり兄の元へ行くとシャツをはだけた昌が…。

兄や姉、昌の色んな策略にハマってしまう春人なんですが、
能力がないと卑下して努力しない自分を、昌の為に変えたいと思えるようになるんです。

変態の昌そのままがイイと受け入れた晴人に、今まで以上に想いをぶつける昌の告白に爆笑!
子どもの頃頭をぶつけて目覚めた昌、泣いて安堵する晴人の泣き顔で精通したそうです…><
そして、晴人の前でだけ素のままの自分でいられると…変態でいられるってことです。

描き下ろしに、兄が昌の身体をおもちゃにしているという噂の一つ、
イヤらしい下着を昌にはかせている…の真相が一番面白かったかも。
晴人を追いかける昌の変態ニヤケ顔と、もっさりした股間を目撃した兄が、
股間が目立たなくなる、自分が絶体はきたくないデザインの下着を昌に1ダース注文させていた…。
そして、レースの下着を試着させられているところを目撃されたんですね><

ほんと、アホアホギャグ満載でテンポよく楽しめました!
やっぱり変態かな?私を踏んでくださいって昌がよく言ってますが、未だ踏まれてはいないはず…。

8

溺愛執着系執事

名家堤家次男の晴人は優秀な兄姉に引け目を
感じながら、ある人物から逃げるように実家を
出て生活していて。

その人物は代々堤家に仕える執事、夏川家の昌。
晴人にかなりの執着を見せてあれやこれやと
お世話を焼いてきます。

なんでもこなす昌の有能な執事の仕事ぶりは
酔いつぶれた晴人を全裸にして
手でイかせて差し上げて、手に出されたものを
舐めとり、次は顔にかけてくださいませと
微笑み、さらには晴人のファーストキスを奪い、
お詫びにとご奉仕(フェラ)をして顔にかけて
もらえて喜び微笑む。
そして非公認の晴人様グッズで溢れかえる私室で
晴人への想いを巡らせて…
(昌愛用の晴人様マグカップの変なこだわりに
笑っちゃいました)

…いや、もうほとんど執事の仕事じゃない
ですからね!(笑)

晴人の前でだけ別人のような表情を見せて
それを変態!と罵られても褒め言葉ととらえて、
晴人の泣き顔に性的興奮を覚えるといって
これでもかと溺愛執着、えっちな特別ご奉仕をしてくる
昌に振り回されながらも昌の存在が大きくなっていき
自分の現状を変えようと決意した晴人。

昌を自分の執事にする宣言もして
もう絶対昌からは逃げられないでしょうね♡

2

ご主人様大好きペロペロハァハァ執事(笑)

「夏川家でいちばん優秀なものが、堤家の跡取り(長男)に執事として就く」のが慣例なのに、夏川家イチの才色兼備である昌が堤家次男で跡取りでもない晴人にどっぷり執着♡

何度逃げて引っ越しても毎度本人の晴人より先にアパートに到着して待機してる程。まさにストーカー(笑)
晴人への愛はバカデカいし、晴人の可愛さにしょっちゅうハァハァ言ってるけど表紙で予想しちゃうほどの「変態」って程ではないかな?
「晴人マニア」みたいな感じかな(笑)

1

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