電子限定カラー
少しずつ君が染みてくる
素朴な絵柄が作風に合っていてステキです。雲の形がおもしろいし。ろくろがあざとらしいかわいらしさじゃないところが好きです。陶器のろくろもとてもかわいかった。
なんてことのないやりとりから2人が仲良くなっていくところがとてもよかった。
古い家、陶芸、コーヒー、ごはん…などの生活が素朴で豊かで、2人の雰囲気そのものに感じました。
直が陶芸をする手やそれを見る成田の視線が色っぽいし。
成田の「外からは見えないかもしれないけど 直さんが「いる」んだよね」のセリフがとてもいい。
それに僕も同じと言う直も。
生前叔父さんが住んでいた家で陶芸の仕事をしている直さんと、
雨漏りを直しに来た木綿さんから成るほっこりハートフルストーリー
日々を健やかに過ごすのに必要不可欠な風景と直さんの穏やかさ、木綿さんのフットワークの軽さを自意識で測らないところ、どうにかしなきゃと思うことも、二人と一匹でやり過ごし日々を過ごしていく生活にエナジーもらっちゃいました。
直さんと木綿さんだけでは成り立たなかったであろう関係性の中にしっかりろくろさんの存在感があることも、この物語の推しポイントで、もう一押し、みたいなところで急に駆け出したろくろさんと慌ててみんなで河川敷走っちゃうところなんて、なんて素敵なんだ。。!と感じ入っちゃいます。
人間関係の中で、自分の存在、これからの関係性とか考えたり、思うことがある中で、何か思うことがあったとき「あなたは悪くない」と直さんに言える木綿さんはかっこいい。そりゃ、寝る前に思い出して反芻しちゃうでしょう。
読んでいて直さんの中にいる木綿さんのことも、木綿さんの中にいる直さんのことも愛しくなるし、自分の中にその人がいるって愛でしかなくない?と、物語の中に含まれる二人の生活に引き込まれて満ち足りた気分になりました。
物語の端々に大切にしたい言葉から気持ち、情景があふれて、直さん、木綿さん、ろくろと共にこの日々を生きる糧にしたいなと思いました。無敵です。
※微ネタバレ
買ってよかったです。
お互いの存在がじわじわと沁み込んでいくようで、
(勝手に)タイトルにぴったりの作品だなと思いました。
ブロマンスではありません、とても柔らかいBLです。
顔見知りから友人そして…
ゆるやかに変化する二人の関係性と、言葉のチョイスがとても魅力的でした。
あととっても可愛い、ろくろ(犬)!
「飼っている」というよりも「一緒に暮らしている」
家族としての存在感とこの挙動がたまらなく好きです。
動物が可哀想なのが地雷で購入をためらっていたんですが、
大丈夫でした!ろくろはずっと元気です。
もっと膨らみそうなところを語り過ぎず、
充分な余白を残して展開していくのも好きでした。
ふとした時に読めばほっこりできる、
手元にあってほしいと思うもなかなか出会えない類の作品。
装丁について
この作品を読んで何色のイメージかと聞かれても「黄色」とは答えません。
ですが表紙のこの色は本当に世界観にあっていて不思議に感じました。
二人と一匹を囲む草花がとても可愛いんですが、
帯が中村明日美子先生の推薦文&イラストなので外したくない!
困っています。
カバー下まで作品の雰囲気たっぷりで素敵でした。
装丁デザインはBREWさま
日々を丁寧に生きたり、気になる人が出来て段々と距離が近くなって行って
華美な事がなくたって、その生活を自分なりに大事に楽しんでいる事の幸福
他人には分からなくても良い
だけど、分かって欲しい人がちゃんと居る
亡くなったおじさんから譲り受けたお家で生活をする事で見えて来たそんな生活の片鱗
ちゃんとそこの気付いて、自分に置き換えて考えられてる直の余白のある生き方がとても素敵に見えました
そんな直にどんどん心惹かれる木綿
彼もとてもチャーミング
好感度の高い2人と可愛いしかないワンコ
少しだけ恋への進み方にニュアンス頼りな感じはしたのですが、そこも含めて作品の空気感として感じる事が出来ました
この辺はデビュー作と言う事で、先生の作品の読み方や傾向もありそうなので、そういう個人的な好みも含めて・・・シンプルに!好きかどうか?!を評価に込めてみました!!
作画は、普段手に取るタイプではないのですが、逆にすっごく印象に残るテイストで次巻もきっと目に留まると確信しました☆
