特典付き
愛しくて 尊くて ちょっぴり泣ける
初読み作家さんでしたが、とても良かったです!
スタンダードなオメガバースに、プラスΩはケモミミ獣人設定という、斬新なストーリーに引き込まれました。
普通のオメガバースの家族の日常BLとは一味違う面白さにびっくりして、一気読み。
とにかく、息子のノエルが可愛いくて可愛いくて、
1週間くらいは、このこ目当てに読んでました。。
その後ようやく気が済んで、落ち着いて熟読。笑
じつはなかなか深い話なので…シイナやアオイの苦悩には、胸が締めつけられました。差別とは?生きるとは?
あー、もっと読みたい!
もっと可愛いノエルが見たい!
ノエルはまだすくすくと成長中なので、第2巻を楽しみにしています!
本当に面白くて可愛くてたまらないです。もふもふの中でも1位2位を争う位大好きな作品です。ちょっと切ない設定で耳がついていたら虐げられる世界のお話。前半のノエルが耳つきと自覚する過程が何とも言えない。後半アオイとシイナが夫婦になっていくまでのストーリー。アオイが幼くて可愛い。ユミツグがアオイを物みたいに扱う所が悲しい。読んでて癒されて切なくなったり可愛くてきゅんとしたり全体的にもふもふ可愛いのですが、特にこの1巻では悲しいところが多々あります。それでも読ませるのは日野原先生の絵がとても可愛いからでしょう。2巻からは癒しとほっこりにこにこの世界なので安心して読めます。もふもふ好きなら是非おすすめです。
シイナ(α)とアオイ(Ω)、二人の子どものノエル(Ω)の家族のお話です。
題名にあるように猫耳オメガバースです。
Ωは耳&しっぽがあります。とても可愛らしいけれど、この世界では蔑まれています。
Ωには大変な世界ですが、子どものノエルがとても可愛くて癒されます。また、家族の周りにはΩのことを気にしない店長さんや、仲良くなったΩの二人など、優しい人達も多くいて心が穏やかになれます。
過去話として、シイナのお兄さんがアオイに対して優しくない場面があります。
この家族にはずっと幸せに過ごしてもらいたいです。
既に子どもがいるオメガバースって可愛くて可愛くて...とくにΩはケモ耳しっぽという特殊設定だったので、余計に可愛さが増します。
そんな子どもの可愛さを味わいたくて読んでみました。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
攻めのシイナ(α)と受けのアオイ(Ω)は番で、ノエル(Ω)という子どもも産まれています。
村のはずれで3人仲良く暮らしているよう。
物語としてはシイナとアオイのBLというより、3人のほのぼのな生活が中心になっていると思います。とくに焦点が当たっているのは子どものノエルに対して。
まだまだ小さくて可愛い、Ωが虐げられていることを知らない無垢なノエルが、1人で冒険する中でアオイとは違うΩに出会って成長していきます。
とにかくノエルが可愛い。ぷくぷくぷりぷりなノエル...最高でした。
今回の単行本には、『年の差×オメガバースBL』に収録されていた「運命の二人」という話も収録されています。
この話に、シイナとアオイが出会って番になるまでの過程が描かれているので、BLっぽいです。こちらを読む事で、本編の補完が出来てより楽しめると思います。
個人的には、後ろに収録されているこちらを先に読んでから本編を読むことをおすすめします。
猫耳のオメガバースです。耳と尻尾があると言うことがオメガに輪をかけて差別の対象になります。ってことで、シイナとノエルの子供ノエルがめちゃくちゃ可愛くて大好きな作品にも関わらずレビューを書くのを一年以上寝かせてしまってました。
パパの仕事場である酒場についてきていたノエルが店のお客から耳つきとからかわれ、泣いてしまうところが胸が締め付けられる思いで先に進めなくなりました。なんとか気を取り直して最後まで読みましたが、これ、完結しないんですね。シイナの兄が良からぬことをしていて、その辺の話が続くのかな?
物語全体としては酒場でノエルがからかわれたところとお兄さんとのエピソードが少し気分が悪くなりますが概ねノエルのかわいさと周りの人たちの優しさで出来ていますので、二つのシーンさえ耐えられれば癒されるかわいいお話です。続巻ですべてハッピーエンドになってノエルが安心して暮らせる世界になってるといいな。