ヘヴンズトリガー ~黒と白の存在理由~(表題作 「白皙の騎士は小鳥を愛でる」)

Heaven's trigger

ヘヴンズトリガー ~黒と白の存在理由~(表題作 「白皙の騎士は小鳥を愛でる」)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
20
評価数
5
平均
4 / 5
神率
20%
著者
桐嶋リッカ 

作家さんの新作発表
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イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784796413022

あらすじ

天使が集う学舎に忍び込んでいた悪魔の梓は、
怪我を負って逃げ込んだ寮の一室で彼と出会った。
月明かりの中、天使であるクラウスの怜悧な美貌に魅入られていると、
前触れなくキスをされ、慌てて梓は逃げ出した。
以来、クラウスを忘れられなくなった梓。
だが、後日再会したクラウスは梓を覚えていなかった。
そのことに胸が痛む自分を不思議に思う梓だが、そんな折に依頼が舞い込み、
クラウスを調査することになり――?

表題作ヘヴンズトリガー ~黒と白の存在理由~(表題作 「白皙の騎士は小鳥を愛でる」)

クラウス・ブルグミュラー、特異能力を持つ美貌の天使
葦切梓、親に捨てられ施設で育つ中級悪魔

同時収録作品黒鍵のための葬送曲

倉木杏里、倉木家に養子に入った孤児
壬生榛名、杏里をライバル視する上流天使

その他の収録作品

  • あとがき
  • キスの領域(本体表紙・カバー下)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

脇キャラのスピンオフ2話

本作は既刊「ヘヴンズトリガー」の脇キャラ4人のスピンオフで
前半1作は特異能力を持つ美貌の天使と施設で育った中級悪魔のお話、
後半1作は名家の養子となった天使と名家に生まれた上流天使のお話です。

それぞれの出会いからペアリングを経て恋仲になるまで。

『白皙の騎士は小鳥を愛でる』
この世界の人間にとって天使や悪魔は神話の中にしか存在しないと思われ
ていますが、天使は世界各地で人に交じって暮らしています。

人間達に交じって地上にいる天使の使命は2つです。1つは敵対勢力であり、
放っておけば悪辣の限りを尽くす悪魔を討つ事です。そしてもう1つは少子
化対策として決められた相手との間に確実に子孫をなす事です。

生まれた子供達の多くは王立天使学舎「Northern Lights College」に集い
悪魔を滅するための知識とスキルを身につけ、ペアリングにて番となり、
生殖に勤しむことになります。

当然ノーザン校に籍を置くのは天使に限られるのですが、受様は悪魔という
素性を偽る偽学生でした。悪魔と天使のダブルである友人がノーザン校に
在籍する関係で、彼の母親であるノーザン校の東京支部長から使い走りを
依頼される事も有り、友人のクラスメイトを騙れていたのです。

受様は捨て子で悪魔の児童養護施設で育ちます。家系の繋がりという後ろ盾
のない身は悪魔のコミニティで大きなハンディです。受様は早くに施設を
出て自立を目指し、「便利屋」となります。

受様の「便利屋」のとしての最大の強みは、天使が悪魔の気配を察知する
能力をかく乱する術を己の身に施し、天使の機関に入り込める事なのです。
そんなこんなで受様は天使絡みの依頼がコンスタントに舞い込みます。

そして今回受様に舞い込んだ依頼は破格報酬額を提示された割には、そう
難しくもない身辺調査でした。しかし調査対象は受様の友人の番となった
天使の友人であり、上流天使の中でも屈指の名家出の美貌の上流天使だっ
たのです。この天使が今回の攻様になります♪

実は受様は攻様と素性を疑われても仕方のない出会いをしていて、下手に
攻様の周りを嗅ぎまわれば悪魔とバレるを危険にさらすやもしれません。
受様はすぐに断りの返信を書き始めますが、入力中の画面に入金連絡の
通知が現れます。続いて前金振込の新着メールまで届くのです。

受様はおそらく偽名だろう依頼人に得体のしれない不気味さを感じながら
も承諾するしかありませんでした。

受様の調査は上手くいくのか!? そして依頼人の目的とは!?

騎士を目指す天使達の学園ファンタジー「ヘヴンズトリガー」のスピンオフ
である本作は、前作の主カプの友人達の恋模様となります♪

前作「ヘヴンズトリガー」でもこの2人はそれぞれの友人として主カプ2人に
絡んでいて、この2人の出会いのシーンもかなり印象的に描かれていたので
とっても気になっていたのです。

今回、スピンオフが出ると知って名前が出たので2人が番になる事は大前提と
しても天使と悪魔でどんな風な進展を見せてくれるのかとワクワクでした。
期待した通り、とっても面白かったです (^-^)v

敵対する天使と悪魔でありながら、受様は出会った当初から攻様に惹かれて
いて、調査を進める事で名家の血筋ゆえの攻様の特殊な事情を知る事となり、
益々惹き込まれていくのですが、実は受様に依頼してきたのは攻様でして
受様が監禁されて口説かれちゃうというびっくりな展開なのです。

両想いなら普通なら問題なさげですけど、天使と悪魔なのでイタしちゃうと
天使の羽が黒く染まって堕天してしまうのです。2人がどうなるのかもう
ハラハラ&ドキドキでした。

もう1本の『黒鍵のための葬送曲』は天使×天使ですが、攻様を良きライバル
と思っていた受様が攻様とペアリング試用をすることになって、今まで見え
なかった攻様の心の内を知る事となるお話です。

カバー下の裏表紙には既刊主カプのSSがありますので、ココも要チェック!!

ガッシュ文庫が6月刊で休刊となるために、スピンオフでの続編となったと
思われますが、これで終わるなんて勿体なさすぎです (>_<)

3組のカプのその後ももっと読みたいし、東京支部長が目指しているものを
ぜひ知りたい!!です。

今回は天使×悪魔で小中大豆さん『腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか』
をオススメ作とします。こちらも策士な天使攻になります♪

2

ますます続きが読みたくなってきた…

2019年刊。
そして、ガッシュ文庫最後のラインナップを飾ったうちの一冊。
…(T_T)

こちらはスピンオフで、脇役のクラウスと梓、榛名と杏里がメインとなっている。
土台となる設定が細かいのと前巻のネタばれが多々含まれているので、先に物語の世界観を頭に叩き込んで置くべし!!
紙書籍にて購入した場合には、カバーを捲った裏表紙のほうに響×レオのSSが載っている、嬉しいおまけ付きだ。
主役カプの二人の出番はちょこっとしかないものの、一匹狼だった響がすっかり一途攻めになっていて可愛かった(笑)

『白皙の騎士は小鳥を愛でる』
響の幼馴染みで、不遇な生い立ちだった梓の救済となる割合が大きかったかな。
クラウスってば圧倒的に寝ている時間が多いのに、天然の皮を被った超強引男で、いつの間にかやることはやっているし油断も隙もない相当な曲者だった。
それに何だかんだと梓の懐に入って甘えるのが絶妙に上手い(笑)
彼の睡眠過多ってのは何らかの形で改善されないのだろうかね?

ところで梓の羽の色の変化は一時的なものだよね?
本当はそう簡単に属性はいじれないと思うのだけどね…
二人の相性が抜群でペアリングが成立したのはめでたいが、その結果がノーザン校東京支部長の思惑に嵌った形になってしまったのが気掛かりでもある。

『黒鍵のための葬送曲』
口ゲンカの絶えない杏里と榛名の元に舞い込んだペアリング通知
(*天使同士のベストカップルを見極める為の試行錯誤過程みたいなもの)。
脇役同士のスピンオフだったら、もしかしたらこちらのほうが萌える要素が高いかも知れない。
どちらも見た目の体格差や容貌に片寄りがなく、実力も拮抗している者同士だ。
明らかにどちらがY(男性役)かX(女性役)かで揉めたようだが、今回のY・Xの結果はまぁ納得がいく。

杏里ってば見た目のチャラさに反して、榛名の好みのスイーツから思考回路までがっつり掴めているんだよな~。
仲が悪そうな二人なのに、長年の腐れ縁からか相棒としての相性は抜群なのだけどね。
もしかしてもしかすると、この二人の関係が大化けしてペアリング成立となる可能性、無きにしも非ず…

スピンオフだというのに、更に気になる小ネタ散りばめられている一冊だった。
ホント―にこれで終わりになってしまうの(´・ω・`)?
スケールの大きさを感じてこれだけ惹きつけられるのに勿体無いよ…

1

天使ちゃん2カプ

「ええー」と色々思った「ヘブンズトリガー」のスピンオフというか続編というか。これもまた2組のカプが出てきただけで終わってしまって、ええ勿体ない・・という気持ち。もっと天使悪魔のバトルよりに書いていただけると面白いお話になると思うのになあ。ただ1組目の攻めが好きなタイプでしたので萌にしました。1組目のカプ130P+2組目のカプ120P+あとがき+サマミヤ先生のあとがきに加えて、小説では割合珍しいカバー下のSS、です。1組目カプ、2組目カプとも前作に出ているし、前作カプも出てくるので、前作読んだ方が楽しいと思います。

1カプ目はクラウス(天使チームの「頭脳」の役割、1作目受けのレオの幼馴染)と葦切梓(攻めのクラスメイト)のお話。
2カプ目は倉木杏里(愛嬌たっぷりの毒舌家)と壬生榛名(たれ目のイケメン♡天使さんのチームでは「スナイパー」の役割)のお話。
上記4人以外の登場人物は前作攻め受けと、後半で名もなき悪魔ちゃんたちぐらいでは。

**2カプについて

1カプ目の攻めがもんのすごい好き!超天然に見せかけての超腹黒&尻フェチ(!イケメンなのに尻をももむ!!)&執着男。最高。
その腹黒天使に翻弄されて、浄化までされてしまって、もはや逃げられないであろう、ピュアより受けにちょっと同情です(笑)カッコいいんだから許してやって。術をかける時の名乗りなんか、もううっとり。「我が名はクラウス・ブルグミュラー。汝に祝福と癒しを与える者」ですよっわー術かけてかけてー消滅してもよいーって思う(笑)

2カプ目はこれまた予想外、ケンカップルで最後まできゃいきゃいやりっぱなし。ベッドでもぎゃーぎゃー言いっぱなし。そしてまたお道具だの虫さんだの出てきて、ごめんなさいですが2カプ目はパスしたい気分でした。

1カプ目の攻めだけなら神クラスに好きな1冊でした。これ、もうちょっとバトルシーン多めのシリアスものにしてもらったらすっごく嬉しかったんだけどな・・1作目でのチーム設定とかもっと生かしてほしかったなーとしつこく言う。すいません。

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