組み敷かれ、壊されて、汚された…… 想いと身体。

ぺこと先生

peko to sensei

ぺこと先生
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×211
  • 萌15
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
13
得点
160
評価数
45
平均
3.7 / 5
神率
31.1%
著者
akabeko 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
価格
¥685(税抜)  
ISBN
9784866533490

あらすじ

高校時代に好きだった、いつも正しく優しい先生。

ぺこからの告白も“男同士だから”ではなく、“先生と生徒だから”という理由で断られた。

たとえ、その先生が女子生徒を妊娠させていたとしても、ぺこの中で“先生”という存在は特別になっていた。

そして現在、仕事帰りのバーで“先生”と呼ばれる男性に出会い、再び“先生”への想いが再燃し…?

表題作ぺこと先生

城田光樹、大学の講師
川村ぺこ、工事現場で働く青年

その他の収録作品

  • ぺこと先生のその後…
  • あとがき

レビュー投稿数13

優しくなりたい

平穏なBLを目指したと書かれている通り、比較的穏やかなお話でした
が、やはりakabeko先生
グチュグチュと傷を抉ってくるような、チミチミ心が痛むお話でした
けど、最後には綺麗に瘡蓋になる感じ

親から適当に名前をつけられたペコ
けど、母親が好きなモノの名前なんですよね
適当だけど、適当にしか出来なかったのかな
ペコ自身は人を好きになれない
好きになりたいけど、なれなかった

ほんとに不器用なキャラクターばかりで、途中出てくる空気の読めない彼やマスターがとても人生を楽しんでいるように見えてその対比も面白かった

人は間違いをするものだから
それをどう許すのか
シンプルなテーマなのに、現在の生きづらさが絶妙に表現されてました

その中で、2人がくっついてからの日常がすごく穏やかですごく良かった

0

傷を負った二人が再び恋を。

紙本
修正…白短冊
カバー下…タイトル
カバー折り返し…コメント

0

勇気と正義感が認められる社会であって欲しい

ぺこの先生に対する甘さと苦さの入り交ざった感情に、私も学生時代の甘酸っぱい気持ちを思い出しました。学生時代って、色々としんどいです。先生は全然完璧には程遠い人も多く‥、まだ人間の闇や愚かさに疎い学生時代は、先生の言動にまともに傷付いてしまう。
社会に出ると楽になるよ、という意見もよく目にしますが‥私自身は学生時代と社会人と、それぞれに地獄があると思っています。

この作品は、キラキラネームに育児放棄、アウティング、復讐の連鎖…現代の社会問題も反映し考えさせられました。

「先生」にぺこちゃんが傷付けられる姿は見ていて苦しく、でも先生も悪質で無邪気なアウティングにより社会的に殺されていた。。
傷付いた二人が不器用ながらも恋し合い幸せな予感のするラストシーンにほっと救われました。

誰かを救いたいと勇気を出してカミングアウトした先生の勇気と正義感に感動しましたが、
あのような状況になった失意の先生に友人が残されていて良かった。
怒りを抱えながらも生き抜いてくれて良かった。
そしてそんな「先生」が救われる世界であってほしいと思いました。

2

akabeko先生作品の中では、最もマイルドな1冊。

キラキラネームの「ぺこくん」は、初恋の男性教師を忘れられず、過去の思い出に囚われ続けている。
大学教授の「光樹先生」は、LGBT授業でカミングアウトをした結果、ハッテン場にいる姿を目撃され 懲戒処分に。
現代のテーマとして取り上げられることも多い、「キラキラネーム」と「LGBT」この2つの話題を題材にしつつ BLとして描き出してしまうところに、akabeko先生の才能を感じずにはいられません。

ぺこくんの純真無垢で愛らしい笑顔には 癒やしを、光樹先生とぺこくんの日常が垣間見えるような場面では、愛し合う2人の優しさと温かさを垣間見ることが出来る物語です。

一方……
akabeko先生の重く暗く深いストーリーの数々に 既に触れてきている身からすると、少々物足りない感じは否めません。

2人の幸せな同棲生活は勿論、マスターとトモくんのお話も、是非読んでみたいです!!

1

僕の中の先生を壊してくれてありがとうございます

中学時代の先生との初恋をひきづっている若者ぺこくん(受け)とカミングアウトしたことでYouTuberネタされ傷いた大学講師(攻め)のお互いの禊になるお話でした。


受けのペコくんの名前がニックネームではなく、本名であるというとこにうまく現代の闇をのぞかせてみせるakabeko先生の手腕をみます。

中学のとき告白した先生が男同士だからではなく、先生と教師だからダメなんだと好きになってくれてありがとうと云ってくれた先生が心の支えになるってとこすごくわかる気がします。ひとは誰でも肯定されたいと思っている。マイノリティである自覚があれば尚更だと思います。その先生が実は女生徒を妊娠させていて、先に犯される女生徒とだったらいいのに妄想してソロプレイに励むペコくんがエロすぎる!!!!!この背徳感!!!!!akabeko先生のこういう設定ほんとに天才的です!!!

バーで出会った大学講師の先生は最初YouTuberの仲間かと勘違いして、レイプまがいにペコくんを抱いてしまいます。この時ペコくんのお尻にイケナイ萎んだ風船が描写されてます!!未だかつてこんなシーンみたことなくて、最中の描写みるより、この萎んだ風船だけで、手荒く扱われたことが伝わってきます。すごいな!!!!!

最悪な出逢い方から始まってもやはり恋の吸引力は止まらず。akabeko先生にしては明るい終わり方です。

ペコくんは中坊でとまっていた恋心を進めることができ、先生はまた人を信じることを始められる。

ペコくんがtkbを摘まれたと同時に好きっていうシーンが胸熱すぎて、思わずスクショしました!!!!
tkb好きなひとは絶対みてください!!

3

今までとは違う雰囲気

akabeko先生と言えばダークな作風でしたが今回は結構明るい作風でした。
いや、ストーリー自体は特に明るくは無いけど
これを明るい作品と感じてしまう程にはダークな作風の先生ですもんね(笑)

高校時代に好きだった先生に告白するもフラれたぺこ。
「男だから」ではなく「生徒だから」と言う理由でフラれたのに
後に先生が女生徒を孕ませたと聞き淡い初恋の記憶は変な形で心にこびりついたまま残る。

そんな中で、バーで出会った男性・城田が大学の先生をしていて
マスターから「先生」と呼ばれていることで彼が気になり始める。
一方で、大学でLGBTQの講義の際に悩んでいる生徒の力になれればと思い
ゲイをカミングアウトした城田は、生徒に動画のネタの為に嵌められ懲戒処分中。

過去の「先生」に囚われているペこと
ペコを自分を嵌める為に近づいて来たと勘違いし酷く抱いてしまった城田。
もどかしくて切なくて心惹かれちゃいました♡

ちょっと拗らせててめちゃくちゃエロいのに
反応は初心なペこが無茶苦茶可愛かったです♪

1

akabeko先生の持ち味が…

少年の境界、四人のにびいろ、花と蝶の関係性(現在電子のみ含む全て)、落果、読ませて頂いていますakabeko先生の大ファンです。

刊行ペースが早く、早く話を待ち望んでいるファンからすれば大変有り難いのですが、この新刊は残念でした。
判子表情のキャラで、先生の持ち味が消えていました。
それを良しとする編集者様にも疑問があります。

一読者としての個人的感想ですが、今回のお話は全く面白くありませんでした。
akabeko先生の本は、花と蝶~から他の既刊も一気に買って大好きだったので、非常に残念です。
しかし、この本から入った方には既刊を是非読んで頂きたいです名作揃いですから!

3

「川村ぺこ」がちゃんと満たされていきます

この作品は、ぜひ読み返していただきたいです。
最初は、正直なところぐっと迫る感じがなかったのですけど。
少し空けて読みましたら、うん、じわじわ沁みる作品なんだと感じました。

川村ぺこ。この字体だと全くのギャルモデルみたいです。
でも、いわゆる毒親に名付けられた青年なんですよね…
ぺこは、いつも八の字の困り眉。相手の事を窺うような困り眉。
ぺこ全部を肯定して、無条件で愛してくれる存在に飢えていると言いますか、さみしそうです。ゲイだけど、自信がもてるところがなく、身体だけの繋がりだけで過ごしていて。

唯一、純粋に好きになった中学校の先生の思い出に頼って生きているところも有るんですよね。でも反面、中学校の先生の起こした淫行に対して欲情していたのも事実。
ぺこも、そんな自分を許せないような感情を持て余しているんですよ。

ある時出会った「先生」に、ぺこは自然と惹き付けられていきます。「先生」には、セックスだけの付き合う自分自身を知られたくない。きれいな気持ちを汚したくない気持ちがあったりして複雑だなぁと感じました。

「先生」、光樹は、同じようにセクシャルマイノリティとしてオープンにした経過があり。但し、学生に辱しめられた事で傷ついています。

カバーイラストに有るような、手荒いレイプみたいなセックスをぺこにしてしまう「先生」。
ただ、ぺこがどこまでも自己肯定感を持てなくて。壊された純粋な気持ちさえも、自分が持っていた欲情と対峙して落ち込んでしまうんですよ。
どんなに純粋な気持ちも、自分がゲイで「川村ぺこ」で、誰とでも寝てきた自分だから仕方ないって思い込んで、退こうとしちゃう。

ぺこ、違うよ!自分を許せないような酷い人間じゃないよって思いました。
対する光樹も、ぺこに感じていた間違った考えに気づくんです。

ぺこと光樹が、互いの過去に向き合い語る事で、現在の互いに目を向けることが出来たのかなぁと思いました。


ちゃんと恋人になっていくぺこと光樹。光樹が優しく抱くことや、何気なく二人で過ごす日常。ぺこが、愛されて自己肯定できるようになりますし、何より「川村ぺこ」を名前ごと好きに為れる過程は優しいなあと感じました。

光樹も、ぺこを愛して行く事で自分が満たされ、愛される事で自分を取り戻していくんですね~

読み重ねる事で、じんわり沁みる作品です❗

えっちは、八の字眉ぺこが更に下がり眉になりますけど満たされた表情に変わっていく変化を見ていただきたいです❤️

2

気になって読んでしまいました。

タイトルが気になっていて、電子で試し読みしたら面白かったのでそのまま購入しました。なんだかんだでakabeko先生の作品は読んでしまいます。個人的にはほんとに失礼だけど絵柄があまり好きではないのですが…内容や目の付け所にひかれてしまいます。

あとがきを読んですっきりしたというか…人は間違い、過ちを犯すけれど、それを許すことができる、と。ぺこも先生(光樹)も失敗や過ちを相手に許されて、お互いに自分を受け入れて貰えて、良かったです。それから、バーのマスターと空気を読まない彼のお話も読みたくなりました。

萌という観点では、個人的な好みでぺこくんがうーん…なので、萌、評価にしました。すみません。

0

もっと苦味が欲しい

作家買いで、めちゃくちゃ楽しみにしてましたが、
平穏なBLを目指して人の過ちをテーマに描いた作品だそうで、
akabeko先生の苦みを求めて手にすると、肩透かしを喰らうかな。

帯に「組み敷かれ、壊され、汚された…想いと身体。」と…いつもの苦味を期待しますよね?!
もちろん苦味は健在ですが、他のBLと変わらないレベル。
期待値を上げすぎている私もよくないかもしれないですが、
決して面白くない訳でなくいつもより普通…
苦味を期待させる作家さんなので、アッサリ感に肩透かししてしまったというところが大きいです。

セクシャルマイノリティの悩みや葛藤、教師と生徒、嘘、謀…
過ちを犯す人、過ちを責める人、過ちに傷つけられた人…そんな人の過ちを赦して寄り添う内容。

初めからどぎつい苦味を期待させず、
少しソフトなakabeko作品と解った上で読んだら、もっと楽しめたと思います。

※紙本:修正は白い短冊です。

1

この作品が収納されている本棚

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