早く大人になりたい、中学生。

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表題作ぼくらの一線 下

尾長 アゲハ・中学生・13歳→高校生
芝 咲良・年上リーマン・23歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

美人で礼儀正しく男前に成長した、13歳のアゲハ。大好きな恋人・咲良(さくら)はいつも年齢差を気にしているけど、ハイスペックな中一男子が優しく時には強引に包み込む…。
距離を詰めようともがく健気なイケショタ×愛と背徳の間で揺れるサラリーマン


▼あらすじ
いつだって僕らの〝差〟が縮まることはない。

自分がまだまだ子供だということに日々悩んでいるアゲハ。
恋人の咲良は23歳で、立派な社会人。
デートは割り勘、プレゼントもろくに出来やしない。
もっと大人扱いされたいし、そういった行為だってしたいのに求めれば相手を困らせてしまうだけ。
「未成年」という壁を感じる度に、どうしようもない焦燥感に突き動かされる。

成人するまで後7年。我慢なんて、不可能だった。

中学一年生と成人男性が紡ぐ禁断のラブストーリー。
下巻では高校生になったアゲハが登場!?

作品情報

作品名
ぼくらの一線 下
著者
鴈方ひのの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865895742
4.2

(115)

(54)

萌々

(42)

(15)

中立

(0)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
12
得点
483
評価数
115
平均
4.2 / 5
神率
47%

レビュー投稿数12

イケショタ転じてイケメンに❤️

上巻から直ぐ読み始めたのですが、上巻からの引き続きで不穏な空気が漂います。
アゲハと咲良がキスしていた場面に居合わせた、アゲハの同級生の女の子ががっつり登場します。

アゲハと咲良の関係は、互いが好き同士な恋人。でも世間からみた二人は、未成年を騙して付き合う汚い大人にしかならないのです。

この女の子は、世間のフィルター。ただ、アゲハの事が好きだったために、咲良を責めて社会的に露そうと考えるんです。

ここで、アゲハパパが偉かった。凄く真っ当な言葉で気持ちをぶつける女の子に対し、ちゃんと露した先にある不幸を説明する場面。若さと悔しさ(アゲハが好きだった)から短絡的になっていた気持ちを諭していくのは良かった。
ちゃんと話をして、逃げなかったアゲハと咲良はほんとに頑張ったと思います。
年の差は縮まらない。でも、受け入れて、アゲハの成長を待つ選択をしたことは、これからの未来には必要だったのだと。

さて、その後は咲良が海外転勤。離れた生活がっつり始まります。

アゲハは高校生になりました。海外にいる咲良は、必ず卒業式には帰ってくる。約束の日がやってきて。
久しぶりの咲良が見たのは、はい!ほんとにイケメンに成長して、身長も咲良を追い越したアゲハ❤️

ショタ攻めが成長してイケメンになる…
期待した展開が来ましたよ❗

お姫様抱っこも余裕。
もちろん、アゲハは体もちゃんと咲良と繋がれるお年頃になれました。
念願の初体験は、立派な攻めでしたよ…
咲良も長い日々を乗り越え大好きなアゲハと繋がる事が出来て、感動と気持ちよさで早くもぐずぐずにとろけていました❤️

描き下ろしも、アゲハの攻め力の成長ぶりに目頭が熱くなります…

ショタ攻めが、成長変化していく過程が存分に楽しめます。
鴈方ひのの先生は、今作品が初長編とおっしゃってますがぐっと引き込まれていく内容でした。次作も楽しみです。



9

育ったショタはやっぱりイケメン✨

波乱の下巻。
アゲハくんの同級生女子に「頭おかしい」と言われ
咲良さんに国外転勤のお話が持ち上がり…

離れる事を決めた二人。
切ないけど離れる事は別れる事ではないから。
ペアリングを贈る中学生…イケメンかっ!(*´Д`)

会えなかったうちにアゲハくんはくっそ!(失礼…つい興奮で)
高身長のイケメン高校卒業生に育ちました。
これがショタの醍醐味。

卒業の夜に結ばれる二人。Hで素敵でした♥

JKだった奥備さんもDJになりましたが
相変わらず塩対応が基本で可愛らしかったです✨

3

おにしょたイイ…!

全私がスタンディングオベーション!
そして、全私が泣いた!

上巻は子どものアゲハくんに萌えつつ、下巻では成長した姿が見られて、上下巻通して萌が大洪水。

下巻では上巻の「大人が子どもと付き合うなんて、ヘンタイだわ!」っていう難問を解決するところから始まります。
正直、文字数多くて読むのしんどかったけど、これはひとつの答えなんだって考えさせられた。
もし、私がショタを好きになったら、これを読もうと思うくらい素晴らしいお言葉でした。これ、デビューコミックスってマジ?

そしてそして、最終話にて高校卒業まで成長するアゲハ。
数年ぶりに出会うことになる咲良視点でアゲハを見つけた瞬間、わたしも咲良と一緒に「直、無理っ!!!」ってなりました。
いや、ほんと読んで。
あの小さかったアゲハくんが、今や地面にちゃんと足がついて、体も成長してて、もうすっかり大人の身体になってて、私は感動を禁じえなかった。震えたよ、もうぅぅ。

子どもの成長って早いっていうけど、ショタアゲハもお兄さんアゲハも楽しめて、余は満足。これで安らかに眠りにつけます。
最高のおにしょたをありがとうございます。合掌。

3

アゲハ君…ヤバい。

アゲハ君がとうとう大人になった姿が描かれますが…ヤバいです。
高校を卒業したアゲハ君が登場するページ、見惚れてしまいました。
アゲハ君がカッコ良すぎて、咲良がアゲハ君を直視出来ないのがとてもよく解ります。
これは無理。
こんなにイケてる18歳、他にいませんよ。

二人の初めて…、アゲハ君も咲良もとても幸せそうで。
お互いとても一途に相手を思い続けて我慢してきたんですもんね…!

そして上巻も言えることですが、アゲハ君のお父さんが柔軟な発想でステキな人で良かった。

1

アゲハくん、ついに咲良をお姫様抱っこする

上のレビューは上にしておりますので、
下のみのレビューをさせていただきます。

攻のアゲハくんの同級生の女の子ですが、
やはりアゲハくんのことが好きだったのですね。
アゲハくん、咲良、アゲハくんの父、女の子で
話し合いをし、事態は収まりました。
アゲハくん、すごくいい子だけど、
あのお父さんが育ててくれたからいい子に
育ったんだなぁ。お父さん良いことを言っています。
たしかに、私も小学生と大人の恋愛なんて、
犯罪なのでは……と安易に思ってしまいましたが、
当の2人は真剣に愛し合っているんですよね。
そんな2人の邪魔なんてできないですよね。
たしかに。

そして、咲良の海外赴任が決まり、アゲハくんと
超遠距離になってしまうのですが、
その間にアゲハくんが中学生→高校生になりました。
そして、アゲハくんの高校の卒業式の日に日本に帰国した咲良。
アゲハくんの立派な成長っぷりに感動はするが、
反対にアラサーになってしまった自分。
色々と不安になりますが、
アゲハくんは咲良バカなので、問題ありませんでした。
最後は念願のラブラブ幸せおセックスでした。


個人的評価
ストーリー ★★★★☆
登場人物 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆

5

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