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2巻も凄く面白かったです。1巻のCPとはまた違う魅力がありました。パターン化してなくて飽きさせない魅力がありました。
思ったことが顔に出てしまう新人キャストの倉野と、なんだか訳ありの客の司とのお話が凄く萌えました。最初のデートで客の気持ちを置き去りにしたことに反省する倉野は凄く真っ直ぐな人間なんです。司の気持ちを知って最初は戸惑って、それでも真摯であろうと心掛ける様子が凄く良かったです。
そして、司の同級生と偶然出会ったことによって自分の浅はかさに気が付いて、司のことが気になって行く件は良かったんです。ただ、惹かれるのは急過ぎたかなとは思いました。
そして、もう一つのCPはレンタル彼氏のオーナーが叔父の元キャストと恋人のお話でした。ちょっと横暴な受けの圭でしたが、そこには英治への気持ちがあるからなので、圭にぞっこんな英治がオーナーに脅されて仕方なくキャストに復帰するのが可哀想でした。
初恋を追い掛ける司が切なくて凄く良かったのと、嫉妬でキャストを辞めさせた圭の思いも凄く良かった一冊でした。
新カップルが二組登場します。
わたしは前巻よりこちらの方が萌えました〜(*´ `*)
理由は、前のレビュアー様と同じで「完全に好みの問題」です。素人判断ですが作品の完成度に差は無いと思います。
まず一組目。
(攻)新人キャスト × (受)女装男子
倉野くん(攻)は、リミットハニーの新人キャスト。
緊張している彼のもとにきた初めての指名客が、女装男子の司さん(受)です。
実は司さん、女装癖があるわけでもオネエでもなく、高校時代に片思いしていた倉野くんと手を繋ぎたくて、男であることを隠してやってきたのでした。
そんな健気な思いを知る由もなく「思ったことが全部顔に出てしまう」倉野くんは、デート開始早々、繋いだ手のゴツさに...
∑( ꒪ω꒪ |||)←こうなる。
うーん、この攻めちょっと残念だぞ!
だけど司さんは、そういうところも嫌いじゃないみたい。
「ぶすくれて話してる倉野くんは素って感じでいいと思う」って言ってるし。
司さん自身がいつも控えめで、ぐっと言葉を飲み込んでしまいがちなタイプだから、素直に怒ったり笑ったりする倉野くんに惹かれるのかな。
高校時代、司さんが見つめる先にいた倉野くんの無邪気な笑顔が印象的でそう思いました。
割れ鍋に綴じ蓋カップルとはまた違うけど、正反対の相手なのに、いやいや正反対の相手だからこそ!惹かれていくふたりにほっこりしました。
たった2行のメールを送るのに2時間かかってしまう、いじらしい司さん。
これからは倉野くんにめいっぱい可愛がられてね!
ちなみに先生のTwitterにバレンタインデーとホワイトデーの四コマが載ってます。
(七瀬先生本当にありがとうございます!!)
相変わらず馬鹿正直な倉野くんと健気メーター振り切ってる司さんが鬼可愛いのでぜひぜひぜひ。
そして二組目。
(攻)元キャスト × (受)絵本作家
こちらはすでに交際中のふたりです。
さすが元Sクラスだけあって、ハート飛び散らかす甘々彼氏な英治(攻)。
逆に素直じゃなくてツンツンしちゃう圭(受)。
引っ越しを機に、一緒に住もうって言いたいけどなかなか言い出せない〜と圭が悩んでいるタイミングで、英治は一週間だけリミットハニーの助っ人をすることになります。
問題は、圭がヤキモチ焼きでレンタル彼氏を嫌っていること...
それを知ってるから内緒にしてたのに、デートの真っ最中に圭とばったり会ってしまうというお約束の展開です。
まぁこのへんは英治が悪いと思いますけど、謝るために圭の部屋を訪ねたら、引っ越しの準備をしてるものだから英治も動揺してしまいます。
で、売り言葉に買い言葉という感じで最悪な喧嘩別れに。
どのように仲直りするのかと、同棲話はどうなるのか?というところが見どころです。
最後までほとんどデレがない圭だけど、真顔で言う台詞の数々に愛が溢れてた...!
独占欲強めな男前受けってこんなにおいしいとは知らなかった。
大型ワンコな英治、これからも圭にしっぽ振りまくってね!
本編の他にそれぞれ、ラブラブ後日談が4ページずつ。
そして前作の 一 × 洋一 カップルの番外編が描き下ろし含めて34ページ分収録されてました。
ふたりのことがもっと好きになっちゃう甘々でキュンキュンなお話です。
デジタル版のおまけ(1ページ)は、司さんと圭のご飯シーンでした。
同級生コンビいいわぁ。
今回のレンタル彼氏。
倉元くん、思ったことが顔に出るって、レンタル彼氏に向いてないんじゃないですかね?
相手に合わせて疑似恋愛する仕事だし、マイナスイメージの表情したら、ダメでしょ。
恋人もできたことなので、益々、レンタル彼氏難しいんじゃないかな?
でもこれを機会に、思ったことが顔に出るという欠点を克服できたら良いなあ。
司さんは、倉元くん大好きなので、思った事が顔に出るのも愛してくれそう。
いろんな行動の一つ一つが、いじらしくて可愛い。
倉元くんが惚れたきっかけになってますが、控えめな司さんが、唯一、勇気を出して言った自分の希望。
すごく勇気が必要だったと思います。
これが最後だと思ったからこそ、言えたのかもしれないけど、あの時、勇気を出して言えて良かった。
もう一つの元レンタル彼氏の話も面白かったけれど、2人の出会いが知りたいな。
あんなに惚れ切ってる2人の出会いが知りたい。
今後出てくるのかな?楽しみです。
読み返し。
2巻では1巻で出てきた一と洋一のお話以外に
2組のお話が描かれています。
1組目
レンタル彼氏を始めたばかりの倉元(倉野)くんと、
そんな彼の初指名の相手の司くんのお話。
とにかく司くんが健気で可愛くて
胸が痛くて仕方ありませんでした。
健気受けがすごく好きなので、司くんが心に刺さりました…。
だから、ちゃんと司くんの気持ちが実ったときは
ほんとに嬉しくてたまりませんでした。
倉野くんが司くんを好きになってくれて
ほんとに良かったです…!!(*´ω`*)
2組目
元レンタル彼氏の英治と、その彼氏の圭のお話。
強いタイプの受けの圭。
とにかく強い。
強いというかツンツンがすごい。
でも、優しいところもしっかりあって
英治が熱を出してからの圭にきゅんとしました。
素直になれないところも愛おしいなぁと思う存在でした。
最後に一と洋一の話が描かれており、
やっぱりこの二人大好きだなぁと思いました(*´ω`*)
一に対してひどい態度を取る洋一だけど、
全く傷つく様子もない一は無敵だなと思いました。
そんな一のことを思って有給を取る洋一。
そして、一に慣れないことを色々とするのですが
これがとにかく可愛かったです。
エッチの時の洋一もすごく頑張っていて
謎に感動してしまいました(*´ω`*)
それぞれ3組目とも楽しく最後まで読むことができました。
みんな違ってみんな良い!(*´ω`*)
2巻です。
レンタル彼氏の会社、リミットハニーに関係ある人たちのお話。
啓と洋一とも会えました。
新しいキャラも登場で、倉元くんと司さん、英治と圭。
倉元くんは思ったことが顔に出てしまう、レンタル彼氏にはむかない?欠点が。
司さんに対しても、驚きや嫌悪を見せてしまう。
それでも一途に倉元くんを思う司さんに、気持ちが軟化していく。
倉元くん、素直なんですよ。意地悪で表情に出ているわけではなく、相手が嫌な思いをしたと気付いたら、反省するし、良い子。
英治と圭は、溺愛攻めとツンツン受けかなあ。
ツンツンが可愛くて好きだわ。
安心して楽しめます♪