淫獣の楔 -生贄の花嫁-

inju no kusabi

淫獣の楔 -生贄の花嫁-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
14
評価数
3
平均
4.7 / 5
神率
66.7%
著者
西野花 

作家さんの新作発表
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イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
価格
¥609(税抜)  
ISBN
9784866573069

あらすじ

俺達の主人は、なんてわがままで淫乱なんだ――。

小桜家当主・水葉は二人の魔獣・矢斬と火月と守護契約を結ぶ。
しかし、その代償として自身の身体を二人に差し出すことになり…。

表題作淫獣の楔 -生贄の花嫁-

矢斬、水葉と契約を結んだ魔獣
小桜水葉、黄泉の門を守る小桜家当主で「鍵」、20

同時収録作品淫獣の楔 -生贄の花嫁-

火月、水葉と契約を結んだ魔獣
小桜水葉、黄泉の門を守る小桜家当主で「鍵」、20

その他の収録作品

  • ちゃんと聞かせて
  • あとがき

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レビュー投稿数2

この作品の持つ世界観に圧倒される

作家買い。
西野さん×笠井さん、という個人的に最高過ぎるコンビの作品で、発売を楽しみに待っていました。

西野さん×笠井さん。
そして西野さんお得意の複数攻めを彷彿とさせる、肌色率高しの笠井さんの表紙。
ということでエロてんこ盛りな内容かな~、なんて思ってましたが、いやいや、予想を裏切る面白さでした。

ファンタジーものではあるのですが、実際こういう出来事が日本のどこかで起きてるんじゃないかな、と思わせる展開。西野さんの文章力半端ねえ!と感心しつつ読破しました。





主人公は水葉。
古来より現世と妖の扉を開く鍵を管理してきた小桜家の正当な跡取り。

そして、彼の存在こそが、「鍵」でもある。

水葉の力を用いて、妖を招き入れようとする悪しき力を持つものによって水葉の父は殺められ、そして水葉自身危機に陥っている。水葉はこの危機を脱すべく、彼の武器となりうる魔獣を復活させることにするが―。

というお話。

魔獣は二人。
ワイルドで野性味あふれた男の色香を放つ矢斬と、美しいビジュアルに女性的な言葉づかいで話す火月。

この二人が超イケメン。
そして、とにかく強い。
という、スパダリ感あふれる攻めさんたちなのです。

妖たちを復活させ、水葉の父を亡きものにし、そして水葉を追い詰めている諸悪の根源はいったい誰なのか。

そこを軸に展開していくストーリーです。

野獣のお二人は、エネルギーを水葉と交わることで得る、ということで、もちろん西野さんらしいエロは健在。まっさらさんな水葉が、二人に攻められあっという間に開花していくさまは圧巻です。

水葉という青年もまた、男前。
ビジュアル、ということではなく中身が。

小桜家の跡取りとして、そして「鍵」として、誇りをもって生きてきた。
優しく、精神的に強く、そして美しい。

さらにサブキャラも等しく魅力的です。

亡き父の弟である叔父と、叔父の息子で水葉の従兄弟でもある菊名。
小桜家の分家の公佑。
そしてもともと「鍵」であった薄紅。

魔獣を使役するために水葉自身の身体を使ってエネルギーを与える、という関係性であるためにエロは必須で、そしてなかなかハードな濡れ場も多いのですが、エロだけに終始していないのは、こうした人間関係が複雑で、面白いからかと思われます。

何より、水葉が薄紅の存在に嫉妬し、葛藤し、ネガティブになる過程はBL的な萌えにあふれています。

矢斬と火月の2人と出会い、そして彼らとともに闘うことで、水葉が「鍵」として、人として、そして小桜家の跡取りとして成長していくストーリーでもあります。

最後、非常にいいところで終わっていますが、続編ありきの作品かと思われます。続きを正座して待っていようと思います。

で。

やっぱり笠井さんは神だった…。

安定のエロはもちろん素晴らしいです。
が、それだけに非ず。

ストーリーをきちんと読み込み、世界観をきちんと把握しているからこそ、この素晴らしい挿絵が描けるのだと思います。キャラのビジュアル、表情、しぐさ。どれをとっても麗しく、そしてそこからにじみ出てくる世界観だったりストーリーに引き付けられます。

そして最後のページに印刷されているイラストの美しさよ…。
悶絶必至な笠井ワールドを堪能していただきたいです。

キャラ良し、ストーリー良し、世界観良し。
笠井さんの美しい挿絵あり。
さらに袴姿だったり、モフモフありの、もう萌えツボ刺激されまくりの神作品でした。

1

誇り高く美しく、その上わがままボディの受けですよっ!!

黄泉の門を守る「鍵」でありと、この世界の命運を握る主人公。
彼がその身を代償に、封印を解かれた魔獣二人を従え、敵に立ち向かうー。
と言ったお話になります。

こちらですね、全体的な印象としてライトです。
えーと、何だろう。
設定自体はとても面白いのに、肝心な所をサラッと手短に済ませてしまっている為、なんかアッサリに感じると言うか。
そもそも展開が早すぎると言うか。
だってさ、主人公が敵から襲われて、魔獣の封印を解いて、魔獣が敵を撃退して、ついでにとある人物の生まれ代わりだと分かって、契約の代償としてエッチ突入。
この間、50ページ弱ですもん。

とは言え、その分3Pでの濃厚エロがたっぷりあり、何より、主役三人のキャラや関係性が楽しすぎる・・・!
何てったって、誇り高く甘えるのがヘタで、その上わがままボディな受けですよ!
「俺たちの主人は、なんてわがままで淫乱なんだ」ですよ!!
そう、未熟ながらも懸命に使命を果たそうとする主人公に、何だかんだ言いつつそんな主人に甘く、「やれやれ」と言った感じで従う攻め二人!
こういう主従関係が、個人的に超ツボなのです。
そんなワケで、キャラ萌えや関係性が好きすぎるので「萌2」です。
でも、ストーリーとしてはライトだし、エロ特化なので苦手な方はご注意下さい。

ザックリした内容です。
黄泉の門を守る小桜家当主・水葉。
その身が「鍵」である彼は、この世のものではない存在から命を狙われているんですね。
で、かつてない危機に見舞われたある日、身を守るべく魔獣二人の封印を解く事に。
二人と契約を結ぶ事で強い守護を手に入れますが、代償として身体を差し出さねばならずー・・・と言うものです。

繰り返しになりますが、こちらストーリーとしてはライトです。
いやこれ、設定自体はめちゃくちゃ面白いのです。
この世の命運を握る主人公に、彼の前世。
で、そんな前世からの因縁がある、攻め二人。
また、主人公を兄と慕い身を呈して守る従弟に、意外な黒幕。
ファンタジー好きならついつい食い付いちゃう、とても面白い展開なのです。
なのですが、なんか一つ一つがライトに流されちゃうんですよ。
いや、展開が早い上にそれぞれあまり掘り下げられず、アッサリ片付けられちゃう。
だから、なんか物足りない。
面白い設定なのに、勿体なさすぎる・・・!

と、若干残念な部分はございますが、この作品の一番の魅力はキャラやその関係性、あとエロにあると思うのです!

主人公である水葉ですが、誇り高く生真面目で、思いやりがあって優しいのに、人に甘えるのはヘタ。
こう、まだまだ未熟で弱いのですが、それでも懸命に自分を奮い立たせて踏ん張ってる感じが、思わず手を貸してあげたくなる感じでしょうか。

で、包容力があり男前な攻め・矢斬に、何故かオネエ風味の、甘い攻め・火月。

こう、
「頼りない主人だな。そんな様子で自分の身が守れるのか?」
「その為に、お前達がいるんだろう」
みたいな会話が楽しいのです。
あえて高圧的に「俺の命令に従え」的に話す水葉に、「俺たちの主人は可愛いじゃないか」とか言いつつ従う攻め陣と言う、この関係性が萌えまくりなのです。

あと、毎度の事ながら濃厚エロ。
契約の代償として水葉は身体を差し出さねばいけないのですが、これも攻め二人で受けを可愛がりまくる、甘々エロなんですよね。
初エッチから3Pで、その上最初は乳首イキからと、ハードなんだかソフトなんだか分かんないエロなんですよね。
いや、水葉は乳首が弱いって事で、今回やたら乳首責めが多いのですよ。
ついでに、攻め陣は魔獣ですので、主人である水葉が傷つく事は決して無いー。
そんなワケで二輪挿しまであったりするんですけど、これがひたすら「気持ちいい・・・っ!」と、エロエロに乱れちゃうんですよね。
普段、強気で誇り高い主人公が!

これな!
実はエロ時のやりとりなんかも楽しくて、「いい味だ。まだ処女くさいが、これからどんどん芳醇な味わいになってくだろう」とか言われた主人公が「人をワインみたいに!」と強気に言い返したりするのもニヤニヤしちゃうんですよ。
これ、本当に楽しいわ。

まぁ、このエロにページを取られるから、設定の消化がライトになるんであろうと想像は付くんですけど。
すごく、難しい所だろうと思うんですけど。

ところで、ラストがですね、「俺たちの戦いは、まだまだこれからだ!」って感じの終わり方だったりします。
これ、続編があるんかなぁ。
無いとなると、肝心な所が丸投げですがな。

最後になっちゃいましたが、水葉の従弟が個人的にお気に入りでした。
水葉と二人で並んでると、可愛すぎて悶えちゃうんですけど。
水葉に対して、ちょい歪んだ執着を感じさせる所も萌えまくりですよ。

4

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