金の虎はオメガの王子を発情させる

kin no tora wa omega no ouji wo hatsujosaseru

金の虎はオメガの王子を発情させる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×214
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
98
評価数
24
平均
4.1 / 5
神率
29.2%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小禄 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784775529102

あらすじ

獣人が治める国の第一王子のシャルルは、オメガであるがゆえに王位継承権を持たない。
獣人のアルファだけが、この国の王になれるのだ。
国がシャルルに求めているのは、次代の王となるアルファを産むこと。
そのために、王の父親としてふさわしい家柄と血統の婚約者候補が選出された。
婚約者候補のオスカーとは幼少期からの知り合いで、シャルルの初恋の人だ。
オスカーを相手に発情しないかぎり、婚約は正式なものにならず──。

表題作金の虎はオメガの王子を発情させる

オスカー、侯爵家の次男で金虎の獣人 アルファ
シャルル、サフィリアの第一王子でオメガ、19

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

ツボを突きまくってくれる、溺愛執着系攻めです。

こちら、獣人+オメガバースになります。

個人的に、攻めが受けを溺愛してると言うのが大好きなのです。
ついでに超執着してて、あからさまに独占欲を滾らせてると、なお良い。

で、今作の攻め・オスカーですが、そんな私のツボを突きまくってくれる、超溺愛系執着攻めでして。
しかも健気だよ~!
受けに誤解されてるのが、気の毒すぎて涙が出るわ!
どう考えてもメロメロで、言動の端々から大好きだってダダ漏れじゃないか!
何故そんな誤解を!?てなもんですよ。
いや、格好つけて肝心な事を黙ってたのが原因だろうけど。
男からやせ我慢とプライドをとると、何も残らないと言ったりするけど。

とりあえず、溺愛好きさんや、幼馴染み同士の初恋成就ものがお好きな方は、ぜひ読んでいただきたい!
作者さんのファンですが、個人的には今作が一番好みでした。

ザックリした内容です。
第一王子でありながら、オメガゆえに王位継承権を持たないシャルル。
王位継承者不在の状態である王家は、シャルルに次代の王を産む事を強く望んでいるんですね。
その為、王の父親としてふさわしい婚約者候補が選ばれますが、なんとその相手は、幼馴染みで初恋の相手であるオスカーで・・・と言うものです。

まずこちら、ストーリーとしても面白くて。
シャルル達の国ですが、アルファである獣人しか王位を継げない決まりだったりします。
で、第一王子でありながらオメガに生まれと、複雑な境遇にあるシャルル。

シャルルですが、オメガは希少な存在として大事に扱われる現状に置いて、訓練を欠かさず実力で王立軍に入りと、とても努力家なんですね。
また、与えられた仕事が希望とは違う事務方だろうと、腐らずに黙々と続けてきた。
ちょっぴり意地っ張りな所があるんですけど、とてもいい子なのです。
で、その責任感の強さ故に、次代の王を産まなければと思っている。
ところが、19才である現在でも、未だに発情期が訪れない。
その事から、毎夜発情を促すべく触れてくれるオスカーに対して、申し訳ない気持ちを感じてるんですね。

更に、シャルルにとってオスカーは初恋相手だったりします。
寂しい子供時代、共に過ごしあたたかい思い出を与えてくれたオスカー。
しかし、ある時から急にオスカーには会えなくなり、大人になり再会した彼は傲慢な態度。
しかも、毎夜自分に触れていても、オスカー自身は一切反応しないー。
その為、彼が自分と結婚を望むのは、政治的な理由だけで自分自身が望まれてるのではないと結論つける。

今作ですが、上記の背景により、二人はスレ違ってたります。
スレ違ってたりするんですけど、実は印象としてはとにかく甘々でして。
いや、こちら終始シャルルの視点で進むのですが、オスカーの溺愛ぶりと言うのがダダ漏れなんですよ。
しつこいですが、言動の端々から、その執着っぷりだったり独占欲の強さだったりが丸分かりなんですよ。
逆に、ここまであからさまなのに、何故そんなバカな勘違いを!?って、言いたくなっちゃうんですよ!
てか、理屈は置いといて、とにかくオスカーの溺愛ぶりや執着っぷりが分かる描写が楽しすぎるんですよ!
えーと、婚約者候補が自分に決まれば晴れ晴れとした笑顔で報告しに訪れ、また、くどいほど(発情を促す)行為をするのも性交するのも自分だけだと言い聞かせる、みたいな。
どう考えたって、シャルルにメロメロじゃないか。

あと、これ、個人的に楽しくて仕方なかったのが、エロ時の暴走っぷりと、変態っぽくなっちゃう所。
こう、もっともらしい理由を付けて、性的な事に疎いシャルルに、わざと恥ずかしい格好をさせるんですよね。
で、ガン見。
オマケに、「他の雄の匂いはしないな?」とか言いつつ、尻に顔を埋めて匂いを嗅ぐ。
挙げ句「お前の甘い匂いしかしない」みたいな。
シャルルがですね、根が素直なんですよ。
騙くらかされて一生懸命恥ずかしい格好をし、真っ赤な顔で耐えてるのに萌えちゃって仕方ないんですけど。
ちなみに、ガン見と書きましたが、本編では「舐めるような目で凝視」と書かれています。
プルプル震えてるシャルルが、可愛いすぎるがな。

で、この後、突然の発情に見舞われるシャルル。
二人はようやく結ばれるんですね。
しかし、今度は激しい発情が不安定に訪れてしまう・・・。
そんな中、この「発情」の裏に隠れた驚愕の事実が分かり・・・と続きます。

この驚愕の事実ですが、ちょい切なかったですよ。
何故、お前が!?となりましたよ。
いや、スピンオフで、彼を救ってやって貰えないかな的な。
あと、ここで、オスカーのすっごい健気さが分かります。
いやもう、実は影でこんな思いをしてましたよ~系に弱いんですよ。
変態だと笑ってて、悪かったよ。

と、とにかく甘くてエロくてキュンキュンまでさせてくれる、素敵な作品でした。

最後になっちゃいましたが、私が普段行く本屋さんでは、作者さんの新刊が毎回2~3冊しか入荷しないんですよね。
それが今回、10冊くらいドンと置いてあって、「おおっ!?」ってなったよ。
オチは無いです。

8

設定の勝利かな

表紙の印象で、ケモ耳のイケメンが黒髪の美人を甘やかして溺愛する話なのでは?と想像して読みましたが、
なんかちょっと違った(^◇^;)

獣人が統治する国家っていうだけでワクワクしますよね。
王家を継げるのは、獣人のαだけなんです。
しかし、現第一王子はΩの人間・シャルルです。
王位を継承する人間がいなくなり、
シャルルの子(王の孫)を後継にしようという事になります。
そのシャルルの婚約者候補になったのが、
金虎の獣人でシャルルの幼馴染みのオスカーです。

幼少期のシャルルとオスカーのプロローグから始まります。
この時のオスカーは、優しくて穏やかな少年という印象でした。
しかし、数年の空白期間を経て再会したオスカーの印象は全然違いました……

傲慢で自分勝手……そういう印象を受けました。
このギャップに違和感感じまくりです。
オレ様なオスカーとクールビューティーなシャルルは、
初恋の相手同士なのですが、
どうにも素直になれない感じです。

発情期が来ないシャルルを発情させるべく、
オスカーが好き勝手にシャルルの体をいじくり回すのですが、
あまり愛が感じられなかったなぁ……
事後はとても献身的だし、
執着と束縛だけはすごいのですが^^;

発情期を迎えたシャルルは発情の抑制剤が効かず、
番いのオスカーに縋るしかなく、
そのシャルルを自室に放置して会議に行ったり、
なんだか自分勝手で意地悪な印象が拭えなかったです。

昼夜問わず発情して仕事も手につかなくなり、
オスカーに縋るしかなく、
仕事も辞めざるを得なかったシャルルが可哀想で……
Ωって、結局は子を産むために存在するの?
とか思っちゃいました。

ちょっとイライラしながら読み進めたのですが、
後半は前半に比べて格段に面白くなりました。
王位継承を巡る策略や裏切りがあったり、
とても切ない展開も待ち受けていました……
抑制剤の効かないシャルルの身体にも、
ちゃんと理由がありましたしね。

結婚前後のオスカーはシャルルに対する愛を感じ、
プロポーズはオスカーの一途さが現れていてとても良かったです。
育児に対しても積極的で、
子を溺愛する姿にはほっこりさせられました。

恵まれない幼少期を送ってきたシャルルに、
味わったことのない幸福と愛を与えてくれたオスカーを、
最後の最後にやっといい男だと思えました^^;

Hでは、挿入しながら尻尾で扱くという新しいプレイを知り、
おぅ‼︎と、なりました。
獣人ならではですね!

脇役たちもとても魅力的でした。
ただ、個人的にはオスカーから、
〝愛してる〟の一言くらいあっても良かったのでは?
……と思います。
まぁ、代わりになる言葉はありましたけどね……

もし続きがあるのなら、
ぜひセヴランの恋が読みたいです!
オスカーより好きでした♡

6

惜しい

攻めのオスカーがどう見ても溺愛してるのに、シャルルに自信が無い為か最初の頃は疑ってばかりの心情ばかりで読んでいてイラつく事もありました。
オスカーが心配させまいと余計な事を言わなかったのも原因だと思いますが、シャルルに隙があり過ぎるのも問題だったと思いました。境遇的に仕方ないにしても、発情の知識があまりにまも無くて危なかしいったら。

初めての発情が来てからも強情を張って仕事に行っては結局は行けなくなって、初めから宮殿に持ち込めば良かったのにと何度思った事か。

結局は発情が遅かったのも抑制剤が効かなかったのも理由があったのですが、シャルルがカラ回りしてる印象が免れませんでした。

大した大事件が無い割に結構ページ数が多いので、もたついた印象でした。

1

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