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表題作双子の王子の面倒な求愛

ルドルフ・第四王子・24歳
柊典史・家庭教師派遣会社勤務・26歳

その他の収録作品

  • 双子の王子の面倒な駆け引き

あらすじ

家庭教師を生業とする柊典史は、対人関係があまり得意ではないため、生徒は小学生のみにしてもらっている。あるときパンフレットの写真を見てぜひ、と柊に依頼が。小学生ではないが、外国人で、日常会話はできるが漢字を教えてほしいという。家庭教師先を訪れた柊に、金髪碧眼の美青年の“生徒”は、欧州の小国のプリンス・クリストファーと名乗る。驚く柊だったが、そこにまったく同じ顔をした男が現れる。双子の兄・ルドルフだった。ルドルフの値踏みするような視線が少し怖いと感じる柊。やがて、最初にクリストファーから、続いてルドルフから恋愛アプローチを受け、戸惑う柊だったが……!?

作品情報

作品名
双子の王子の面倒な求愛
著者
愁堂れな 
イラスト
水名瀬雅良 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344845848
2.4

(5)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
5
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

軽い

引っ込み思案で人と関わることが苦手。複数の面接官に囲まれるとあがってしまうため、就職活動も上手く行かず、学え生時代からアルバイトをしていた学習塾の講師となっています。それも『小学生限定』という、とにかく激しい人見知りで当然のごとく恋もしたことがない主人公の柊。
どういう訳か日本に在住中の王子様にご指名され、漢字を教えることになります。
出向いてみると王子のクリストファーにエンジェル呼びされ、どう見ても口説かれている模様。おまけにクリストファーの双子の弟、ルドルフには何故か絡まれているような気配で……

つるつるっと読み終わってしまいました。
出版社あらすじから「きっとコメディだろう」とあたりをつけて読んだんです。
で、確か分類すればにコメディなのだろうと思うのですが、柊が極度の人見知りを克服するわけでもなく、双子の王子が柊を取り合うわけでもなく、あまりにもサクッと終わってしまった感がありまして。

王子たちはキラキラと眩しく、嫌な奴が出るわけでもなく、その所為もあってか、登場人物がどんな人か良く解らない。読んでいて不快感は全くないのですけれど、あまりにも『引っかかるもの』がなくて。
愁堂さんのお話にしては「すごく軽い!」という印象です。

2

いけめんツイン王子

3Pを期待して購入しましたが・・・どのキャラにも今一つ入れ込めず、申し訳ないです、中立です。本編190Pほど+お兄ちゃん視点のお話16Pほど+あとがき。

人見知りが激しい柊。それゆえ就職がうまくいかず、アルバイトだった家庭教師を定職にし、小学生限定で国語を教えています。ある日柊指名で某国の王子が「日本語を教えてほしい」と依頼してきたものですから、王子の滞在しているホテルに呼び出され・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
クリス(第三王子、攻めの一卵性双生児、兄)、礼(王子たちの側近、クール)、家庭教師派遣会社の支店長、同僚ぐらい。

**攻め受けについて

駄目だったんです・・・受けが地味であんまり感情表情が豊かにみえず、生き生き★という言葉からは真逆な印象の方。そして、あんまり得意じゃない、ぐずぐずっとしてしまって泣くシーンがありまして、「泣くんじゃねーーーー」と吠えてしまいました、ごめんなさい!!!!(凛々しいタイプのほうが好きなんです・・)

そして絶対3Pぐずぐずだろ と思っていたのに、違っていたんです、しょぼんです。
兄のクリスが超絶嫌な奴(最初)で、「こいつキラキラ王子でも絶対嫌い」と思ってしまったのも萌が激減してしまった理由かも。訳も分からず受けのことを「マイエンジェル」と呼び、チャラ男か!顔だけかい!!と思わせられて、ほんとはそうじゃないんですけど、それの名誉挽回するに十分なものがなかった!
ほんとの攻めの方もキラキラ王子、クリスほどチャラい印象はないですが、何考えてんだかさっぱりわからん!と感じられて萌える暇がなかったでした。

うーん、自分の萌えポイントを一つもツいてなかったので、ごめんなさい中立でした!

3

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