プッシーキングさまの悪癖

pussy king samma no akuheki

プッシーキングさまの悪癖
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×241
  • 萌9
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

95

レビュー数
11
得点
375
評価数
90
平均
4.2 / 5
神率
40%
著者
おわる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784801968141

あらすじ

湾岸諸国 某都市 砂漠の摩天ーー、から少し外れた郊外。
ばあちゃんの大衆食堂を切り盛りしているカドリの元に
王族で実業家、だけどワガママ暴君で有名なファティが
土地開発のための立ち退き要求に訪れる。
断固拒否するカドリに興味を持ったファティは"セックスで決めよう"と
突拍子もないことを言いだした!
悩んだ末、ばあちゃんに心配をかけまいと覚悟を決め屋敷へ。
経験値ゼロでどうしたらいいのかわからないまま
手取り足取り教え込まれ初めての快楽を知ってしまう。
大事な店を守るため、と自分に言い聞かせるも
性に奔放で乱れまくる王サマを前に腰が止まらない――!?


自由気ままな王サマにノセられ乗っかられ、拒否権なし!?

ノンケの下町料理人×バリタチ傲慢王サマの
カラダからはじまる下剋上ラブ

表題作プッシーキングさまの悪癖

カドリ,下町の料理人
ファティ,王族の実業家

同時収録作品破滅のドリフトナイト

ファティ,王族の実業家
ラビ・従者

同時収録作品プッシーキングさまの従者は憂鬱

サーデク,代々仕える従者
ラビ,ファティに拾われた従者

その他の収録作品

  • プッシーキングさまの手腕について(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下漫画

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数11

おわる先生の手腕に感服!!

推し作家の新刊だーー!!と飛びついたものの、褐色か……しかも受けか……好みの属性とは言えないんだよな……。俺様タイプはどちらかと言えば攻めの方が好きだし……と思いつつページを捲り始めたわたし……。
読み終える頃には、ファティ様かわいい!!カドリくんとしあわせになれて良かった!!と熱い掌返しを起こしていました……。これっぽっちも興味が無かった褐色肌の艶めきにさえ萌えを感じる……。
これはもうひとえに先生の手腕の素晴らしさに他ならない、としか……!!

とりあえず褐色を理由に手に取るのをやめた人は、一度騙されたと思って読んでみて下さい。
また新たな扉を開かれてしまったぜ……。

サーデクさんとラビくんのカプはめちゃくちゃ好みだったのもあり、ただただ最高でした!!ありがとう!!!

3

尊大なキング受の笑顔、下僕の乳首ピアスに釘付け

可憐で、儚い受よりも、元気で強い受が好き。
それでいてショタっぽくないテイストならば尚良し。
そんな方に本作2カプの受はいかがでしょうか?

あらすじは、王族家系のセックス大好きバリタチ実業家が、童貞庶民と気まぐれにネコセックスをしたところ、気づけば彼のイチモツにドハマりしてしまい…という身体先行モノ。

作品自体はストーリーより勢い重視。
異国情緒漂う、わちゃわちゃと楽しい雰囲気です。
おわる先生の作品なだけあって、文句なしに構図も表情も綺麗。
セックスシーンの迫力とエロさにも間違いはありません。

主要登場人物&カプは王族実業家のファティ様×庶民料理人のカドリ、誠実系下僕サーデク×やんちゃ系下僕ラビの4人。
ページをめくって最初のお話「破滅のドリフトナイト」は表題作カプではありません。
プッシーキング様いずこ…とストーリーを掴むのにちょっと戸惑いました。が1冊読み切った所でなるほど、こういうことでしたかと納得。
これが序章的位置にあることで4人のキャラが上手に絡み合うようにできていたんですね。

本編ではプッシーキング様こと王族ファティ様の尊大な笑顔がとにかく弾けています。
豪快で好奇心旺盛なキング様の、ネコでもマウント取りたい系アグレッシブセックスが見所です。
途中のすれ違いでちょっとセンチな表情もありますが、基本は恥じらいよりも楽しみが勝っちゃう元気な受ですね。
ただし筋は通す!
そんな受が「ホントは本気でオレ様を叱ってくれる大事なひと」ことカドリくんにラブしていき、下僕のナイスアシストの元、無事にくっつくのを見届けるお話です。
童貞だったカドリくんが、最後の方は包容力攻っぽくなっているところも良いですね。

もう一方のサーデク×ラビは焦れ焦れ両片思いカプ。

受のラビくん、生意気でサバっとしているのに、快楽には従順。
随所で露わになる乳首ピアスがこれまたエロい。
セクシー下着もよくお似合いです。

既に何度かセックスしているのに、堅物×ツンデレのせいか全く進展しない二人。
これを見兼ねてファティ様がちょっと変化球なお手伝いをした所、サーデクが本気を見せました…。
ムッツリスケベの本気求愛は王道に萌えると思いますよ。

王様命令のセックス中は素直じゃないのに、休日二人でカドリのお店に行ったり、拾い猫を目の前にお互いを褒め合うシーンの空気感はラブラブ・ほのぼのしており癒されます。
ちなみにカバー裏は本編以上に萌えるのでお見逃しなく。

キャラ萌え+エロスてんこ盛りの1冊でした。

0

見事なネコっぷり

元々読み切りだった「破滅のドリフトナイト」が冒頭収録されていて、表題作はそのスピンオフという形です。

「破滅の~」で想い合う従者ふたりをセックスさせて楽しんでるタチエロキングが、本編で大衆食堂を切り盛りする庶民カドリの童貞を貰ってあげて以来どんどんネコ化が進む表情がたまりませんでした♡

性に奔放で乱交パーティーでぶっこみまくってたファティが言い寄るアミルに指を入れられて不快感を表すシーンは「だぁ~よねぇ~♡」ってニヤケちゃいました♪
我儘暴君に振り回されギャーギャー言いつつもカッコイイカドリも最高でした♡
そしてそして・・・描き下ろしのファティ様の可愛さはやばかった!!!

0

ワガママ王さまのお戯れ

湾岸諸国が舞台のお話。
表題作の前に短編が入っていて、先ずこのお話で
ワガママ暴君と悪名高いファティの絶対君主感・バリタチぶりが
炸裂しております。
お花を浮かべた広いお風呂に浸かり、何人もの裸の従者・男娼を
侍らせ商談の電話の片手間にひとり抱いてます(笑)
さらに従者のひとりのラビを仕置きとしてエロく拘束して
抱いたうえ、もう一人の側近のサーデクにさらに抱かせて
それを観賞するという、ヤリたい放題状態。

そして本編、ファティは下町開発の為こじんまりとした
食堂へ立ち退きを迫り反発してきた店主のカドリに
興味を示し、お戯れでDTのカドリに抱かれる選択を
するのですが、前情報無しでしかもあの短編を読んだ後
だったのでファティが攻めと私が勝手に勘違いしていて、
あ、そっちね〜!みたいな。
褐色は受けも攻めも大好物なのでそこはいいんですが
結構あっさり後ろを許すファティにはちょっとびっくり。
興を求める余りに好奇心旺盛で潔すぎる王さまです。

しかも強気で高飛車な高貴受け…たまらん。
はじめは声を抑えてるんですけど、段々と嬌声をあげて
悶える姿がエロすぎて…
さらにファティ、ちょっとだけ乳首が陥没気味(な気がする)で。
どんどん抱き方がいやらしくなっていくカドリが舌で
その乳首をほじほじと舐めて弄るのがまたエロかった。

プライドの高いファティがカドリに想いを伝えたシーン、
表情にもその後のふたりが求め合う姿にも爆萌え。
エッチでかっこ可愛い王さまの痴態は見ないフリ
できませんでした〜。

サーデクとラビのもだもだしてる関係もファティが
ちょっと…いやかなり強引に背中を押してちゃんと
収まるところに収まってよかったです。

1

受身でもナチュラルに俺様なのがツボ♡

今回は大衆食堂の料理人と俺様暴君な実業家のお話です。

攻様が田舎の開発事業で見つけた受様を唯一の相手とするまでと
本編後日談、受様の従者とハーレムの男娼の短編2本を収録。

王家に近い高貴な一族の三男である受様は観光業界で辣腕を振るう実業
家です。滴る美貌に財もあり、彼様な暴君としても超有名です(笑)

そんな受様が次に目を付けたのが、キャビやかな摩天楼年から数十キロ
離れた郊外ののどかな田舎町でした。邪魔な店の立ち退き交渉に訪れた
店が攻様の養母の営む大衆食堂でした。

受様はメトロを延伸させて作る予定のショッピングセンターには観光客
向けのレストランを入れる予定だと言い、養母のためにも良い値を付け
てやると言い放ちますが、攻様にとってはお金の問題ではありません。

おまえになんか土地を売るもんか。
どんな手を使っても諦めさせてやる!

どんな手を使っても阻止するという攻様に受様はニヤリと宣言します。

セックスで決めよう

受様は攻様の顔と体躯は守備範囲外だけれど毛色は好みだし、殺したい
ほど憎まれている男とは寝た事がないからと言い、1週間後に北の屋敷
で待っていると告げて去っていきます。

果たして攻様に勝機はあるのか!?

雑誌掲載作をまとめてのコミックス化で、アラビアンな中東地域の某国
を舞台に王族に連なり、享楽のハーレムをもつ受様のエロ満載の恋物語
になります♪

コミックスはあまり買わないのですが、アラビアンな雰囲気とバリタチ
暴君がどうしてノンケの下町料理人に組み敷かれちゃうのかが気になっ
て手に取った1冊でしたが、とっても面白かったです。

巻頭のハーレムでの執事と男娼の無理やり初H♡話では、バリタチでいか
にも傲慢なハーレムの主だったのに、攻様とのセックス勝負ではわりと
あっさり童貞くんに乗っかったりしてびっくりでしたが、攻様への嫌がら
せで童貞を奪うっていう意味ではやっぱり暴君なのか!?

読み進むうちに受様の過去とかも見えてくると攻様と一緒にほだされち
ゃって受様が可愛く見えてくるのはおわるマジックなのか!?

個人的にデフォルメ3頭身キャラが可愛い系の作家さんが大好きでして
本作も所々に現れるちびキャラがすごく萌えツボでした♡

受様にムリヤリHさせられた受様の執事と男娼は本作中でも受様に八つ当
たりされてHさせられてますが、端々にお互いへのラブが見え隠れしてる
ジレジレ感が楽しかったです。

カバー裏に同居編(笑)もすっごく可愛いので読み逃しなく!!

今回はおわるさんの既刊から「理解不能クソキューティ」を押しとします。
こちらは受様が押せ押せで攻様がほだされるラブコメです。

1

にゅぷぷっ

頭空っぽにしてエロを堪能したい場合、おススメでーす!みんなイケメンで眼福です。性格もイイし安心して読めます。
作家買いしていますが、なんかどんどんエロみが増していくような…

擬音が多いんですよ。
ずぷっとかぱんぱんとかくぱぁとかずちゃとか。。
ちょっと笑っちゃったのが、挿入するときの音で「にゅぷぷっ」の「にゅ」の二画目がちんこの形⤴︎上向きでした笑笑
是非チェックしてもらいたい。他にも面白文字があったかも。隅から隅まで再読します。シール作って!

ネタバレ
アニメイト4pリーフレットはうなじの汗舐めされた攻めがお返しに受のわき舐めしてひんひん言わす話。

0

サブキャラに萌える

作家買い。

おわるさんと言えば「エロ」のイメージですが、今作品のタイトルにはヤラレタ…。リアル書店じゃ買いづらい(笑

おわるさんの新刊は『Qpa vol.52 エロ』に収録されていた『破滅のドリフトナイト』から発生したお話。

王族で、起業家で、超お金持ちで、しかもイケメンのファティはとにかくモテる。
男も女も入れ食い状態。
そんなファティに仕えるサーデクが主人公。

寡黙で、どんなことをされても言われても動揺することの無いサーデクだが、彼には気になる同僚がいる。ラビだ。

誰もが傅くファティに横柄な態度を取り続けるラビ。

が、ある日ファティに呼ばれて夜中に主人の部屋へ赴くと、そこには縛られ、複数の男に抱かれるラビの姿があってー。

というのが『破滅のドリフトナイト』のお話。

表題作『プッシーキングさまの悪癖』は、このわがままで横柄なファティを主人公にしたお話です。

『破滅の~』ではすんごい嫌な奴として描かれているファティ。
「バリタチ」と公言して憚らないファティが、なぜか『プッシーキングさま~』では受けになってる。

そこに至るまでの過程を描いたお話でした。

町を開発するために土地の買い占めを始めたファティだが、そこで大衆食堂を営むカドリと出会う。
土地は売らない。
そう啖呵を切るカドリに興味を持ったファティは、「セックスで勝負をつけよう」と持ち掛けて―?

おわるさんの描く褐色肌の男子って個人的に最高だと思っているのですが、このファティという傲慢な男も最高にかっこいいです。

バッキバキの腹筋に、美しい顔、そして何より横柄なさまが彼の大きな魅力。
何物にも屈しない、そんな彼の気高さが垣間見えます。

が。

彼は好みが分かれそう。
何しろ傲慢だからして。
『破滅の~』では、かなりヤバいやつとして描かれています。

そんな彼がカドリと出会い、恋をして、そして成長していく。
傲慢だった彼が、ファティを心配してやってきたカドリを見つけたときの表情が、

めっちゃ良かった…。

ただ、ファティが、なぜカドリなら受けをしても良いと思ったのか、そこに引っ掛かって仕方なかった。バリタチ、と公言していた彼が、なぜカドリに抱かれても良いと思ったのか。

そこが描かれていたのなら、あるいは評価はもっと上がった気がします。
そこに至る経緯が大切だと個人的には思っているので。

反対に、褐色の肌を持つ、俺さまな攻めさんが受けになる、という展開をそのまま甘受できる方には超お勧め。絵も綺麗だし、濡れ場はエロいし。

カドリ×ファティも良かったですが、個人的には従者CPのサーデク×ラビの2人に萌えが滾りました。
サーデクが、萌えツボにドンピシャだったので。

彼メインのお話も読んでみたいな、と思います。

3

まずまずだった

王族のファティが思ったより悪い奴じゃなかったです。
冒頭は酒池肉林って感じだったので、どうやって受けになるんだろうと疑問に思いながら読み進めました。

カドリに興味を持った理由もとんでもなかったけど、ファティがカドリに抱かれる度に可愛くなっていくのが読んでて楽しかったです。

暴君だけじゃない魅力がありました。自分が幸せになると従者CPにまで世話を焼いてました。
カドリに出会った事によって本来の自分に目覚めた感じでしょうか?

凄く好みの展開でもなかったので萌2でした。

2

バリタチの定義とは…?。。。o(゚^ ゚)ハテ? と思うが、しかし!

最初は「破滅のドリフトナイト」という脇CPのお話から始まるのですね。
それがまぁ~~~バリタチ王子のクズさが何とも言えぬ…;

で。私は勘違いしたのです。
傲慢なバリタチ王子が庶民に屈服させられる瞬間が楽しみなヤツね。ふむふむ。なるほど。
よっしゃ了解。このクズさは正直好みじゃないが萌えの布石…!!!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
……と。でも期待してたその瞬間はちょーーーっと想像してたのとは違いました;

でもトータル的には面白くて満足ですヾ(*´∀`*)ノ
(登場人物が穴兄弟状態なので苦手な方はご注意)


◆カドリ×ファティ王子

メインCPは【ノンケの下町料理人×バリタチ傲慢王サマ】
バリタチだったのに無理矢理受けになるのかと思ったのですが、
カドリは無理矢理襲うような男じゃなかったですね。失敬。

大らかでワンコ感があって可愛い。
攻めになったのも自分が挿れられる発想がまったくなかっただけ。
うんうん。ノンケDTちゃんはこれが良き良き。

王子はこの発想を面白がって襲い受けになるのですねー。
何度も書きますけどね。そこで思うのですよ。

バリタチの定義とは…?。。。o(゚^ ゚)ハテ?

個人的にバリタチは受け側を断固拒否するイメージだったので
(特に王子はノンケをネコにして楽しみそうなタイプっぽいのに)
ノリノリで自分から迎え入れちゃうのはあれ?と思いました。

でもですね!!
攻め顔で襲い受けしてるのも美味だし、
最初は余裕ぶっこいているのが段々ネコの顔になるのが良いのですよー!!!
前半は中々崩れないんだけど、後半はすーぐトロントロン( ´艸`) ♪

破滅~の登場シーンはクズだったので
男に屈服されるのを見たかった気がしないでもない。けど。
これはこれでなんだか憎めない可愛さがあって良かったです。

カドリも最初はDTで振り回される攻めって感じだったのが
後半はガッツリ奪いにいく攻めに成長して安心しました←
おわるさん作品らしい盛り上がり方で面白かったです♪

◆サーデク×ラビ

従者同士なんですが、生い立ちが違うのですね。
サーデクは由緒正しい侍従の家柄。
ラビは捨て子で王子に拾われた。

で。ラビはずっと王子の性的玩具にされていた感じ…かな。
悲壮感はなくコミカルに描かれていたけれどなんともいえない苦さがありました;

しかーも!王子はお遊びで、
サーデクにラビを抱かせて楽しむのですよ。
NTR要素があって切なエロなのです。
コミカルなんだけど切ないってどゆことや(;ω;)イイ…

王子のクソ加減がかなり萎えではあるけれど
サーデク×ラビのNTR切なエロはかなり萌えでした。
ラビはサーデクに愛されてめいっぱい幸せにおなり…。

3

とにかくゴーーーージャス!飛ばしてくれてありがとうございます。

煌びやかな中東の砂漠の都市と市街地を舞台にしたおわる先生の新刊。
磨きがかかったキラッキラの絵で、美形褐色から金髪から背景から、ひたすらゴージャスに描き上げてくださってる〜!

王族の高貴な家柄の三男で実業家でもあるファティを中心に繰り広げられる、怒涛のエロと恋のP253。
しっかりと恋愛もありますが、モラルのぶっ飛んだ乱れに乱れたエロ描写も多いので、苦手な方はいるかと思います。私にはご褒美でした、はい♡

まずは黒髪男前サーデクと金髪美人ラビ、2人の使用人が登場する『破滅のドリフトナイト』。
冒頭からすごいの来ちゃったよ、これ。

密かにラビを想うサーデク。
ある日の深夜、主人のファティに呼び出されたサーデクは、男娼たちに弄ばれるラビの姿を見せつけられ、さらに「俺に抱かれるところを撮れ」と命令されてしまい…。

酒池肉林と化した王宮のようなお屋敷。
絶対的な主従関係。身分の違い。
この短編で、まずは強烈にそれを見せつけられます。

ファティの指示により、乱交のような形で初めて愛するラビを抱くサーデク…。
…と、いきなりオイオイ!な内容なんですが、この2人、描き下ろしにてしっかりとラブでハッピーな展開が用意されていますので、ご安心を。よかった〜!
(この「破滅の〜」が本編より前に読み切り掲載されたもののようです。本編+救済後日談がないと、ファティ、ただの最低ヤローですね笑)

さてここからが表題作。
郊外の大衆食堂で働くカドリのもとに土地開発のために訪れたファティは、立ち退きを拒否するカドリに、
「セックスで決めよう」
という、はちゃめちゃな提案をします。
それに仕方なく乗ったカドリはファティの屋敷に乗り込み、いざセックス!

『破滅の〜』ではバリタチ設定だったファティが、ここでは受けに。
カドリは生きのいい下町の若者(童貞)という、いかにも年下攻めっぽいキャラなので、ポジション的にすごくしっくり。
傲慢なファティを攻めまくって、ドロドロにしておやりなさいー!と意気込んで読みました。

童貞パワーとタフさでファティを満足させたカドリは店を守ることに成功しますが、その代わりにファティのもとに週一で料理を作りに行くことに。
生きがよく、自分に対してポンポン物を言い、力強く組み敷いてくるカドリのことを内心気に入ったファティですが、俺様気質と王の傲慢さゆえ、自分の気持ちに素直になれない。
鬱憤がたまるとラビやサーデクにセクハラをして晴らしたりと、気持ちの処理の仕方を間違える。

そんな、仕事は出来るがクソエロ王であるファティが、ストレートな性格のカドリとの関わりの中で少しずつ変わっていきます。
あれだけ奔放な性生活をしていたのに、他の誰ともする気が起きず、カドリ以外では身体も反応しなくなっていく。
そんな純なファティの姿が見られるとは!
後半は、傲慢さだけではない、ファティの裏の顔や本質にも触れられます。
絆されやすい私は、前半の痴態など忘れて、応援してしまう始末(我ながらチョロい)

生まれ変わったファティはとても可愛かった。
事業を通じて市民を笑顔にするような実業家の面も見ることが出来、最終的にラビもサーデクもみなハッピーでよかったです♡

ゆっくりと恋を育む作品ももちろん大大大好きですが、まず本能全開にエロから入って、そこから関係性や人間性が変わっていく…という展開も私はわりと好きなので、おわる先生の作品はよくハマります。
キャラクターには、暗い生い立ちや辛い境遇などいろいろと背負うものがあったりもするのですが、それを忘れさせるくらいに明るく、元気に、パワフルに、プラスオーラ全開な一冊に仕上がっているのも、おわる作品の魅力のひとつかなぁと思っています。

あとがきも楽しかった。
作中に出てくる美味しそうな中東料理には、終始胃袋刺激されっぱなしでした!

3

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