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気になる君はうしろの席に――。
人それぞれ、いろんなたのしみ方ができる印象。
血の通った人間。(ズレてるって言ったら失礼だけど、)みんなと同じものを見てるはずなんだけど、どこか独特な視線を持ってマイワールドでずんずん突き進む人間。こういう人を描かせたら和山先生の右に出る人いないんじゃないかな、ってくらいやはり上手でした。
腐女子なら腐女子視点で、そうじゃないなら人間群像劇として。キャラがみーんなものすごく強く濃く立っているので、マイワールドのすれ違いがとても面白い。それだけで十分読み応えありです。
腐女子視点としましては、個人的に山田くんとマサヒロさん。よかったですね。。誰か共感してくれる人いらっしゃいませんでしょうか……
評価が高く気になったので購入。長編かと思ったら短編でした。
ちょっとおかしく、なんとなく余韻を残す短編でした、しかしそこまでかな?というのが正直な感想。
中性的でなんとなく気になる林くんを、江間くんの目線から描いた表題作。どこかふわふわと掴みどころのない林くん。
でも、当然パンダの着ぐるみで江間の家にきたり、後の作品では嫌なやつを懲らしめたり(上からジュースかけるだけだけど)、どこか憎めない気になるキャラです。
林くんのそんなところに夢中になった人が色々出てきます。ただ、どれも短くて、もう少し読み応えがあると良かったなと思いました。なんとなく通り過ぎていってしまった感じ。
BL要素少ない、官能シーンがほぼないギャグ作品。非BLです。
凄く評判が高くて人気なので、読みました。
なんてことない日常がテーマで、平坦な進捗だけど、ジワジワっと面白さが上がる作品です。ドカッと面白い場面はないのですが、10頁ほどめくっていけば、誰だって笑ってしまうと思う。
でも、切羽詰まった辛い心境の人には面白くないかも。この作品で笑える人は、ゆとりがある人だけかもしれない。チョビッとの奇妙さの愉快で、ドカッと笑えるギャグじゃない。
巻頭は男子校が舞台、運動会で視線が色っぽい林君を「かわいい人」に選んだ江間君の話。
玄関を開けたら、来客は実家の中華料理屋のイベントで、パンダの着ぐるみのまま、汗ダラダラの林君だった。・・こんだけ変わった行動をする人が傍に居たら、そりゃ夢中になると思う、眼が離せない。
おもしろかったー!!
pixiv見たら、絵がとても上手で、賞暦もある実力作家。
第24回手塚治虫文化賞短編賞受賞
第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞
うーん、面白い。独特のテンポで進んでいく独立しているようで繋がっているストーリーと、少ない台詞と低温度のモノローグでありながら、メインキャラに惹き付けられてやまない、まさにタイトルのままの作品でした。キャラの周りも読者も、その人に夢中になること間違いなし。前半は林、後半は二階堂というキャラがメインとなって、何とも言えない魅力を放っているのですが、2人に絡む各話の主人公達も負けず劣らず別の魅力があり、とにかく味わい深い短編集でした。
林については、後ろ2編の『描く派』と『走れ山田!』が特にお気に入り。前者ではまずベランダでキャンバスを使って干し芋を作る林にグッときて、林の謎めいた雰囲気にまったく圧されることなく積極的に迫る小松にも感心し。そして、林が小松の描いた絵に付け加えた、「自分を描く小松の後ろ姿」にやられました。そんなものを描く感性がすごい。もう林という人間が気になって仕方ないのです。後者では、後輩をパシらせていた生徒への、林の唐突で無言の制裁が最高でした。パシリだった山田の先輩への捨て台詞も、いい子感を捨てきれないところが可愛かったです。
もう1人のメインキャラである二階堂については、これまた異彩を放っている生徒で、序盤からめちゃくちゃ気になりました。見た目が不気味過ぎて噂が一人歩きし、周りの生徒達がことあるごとに彼にまつわる様々な祟りを想像しているのが面白くて何度も笑っちゃいました。こんな学校、楽しいだろうなぁ。唯一不気味な彼に普通に接した目高が、実は…という展開もお見事。お互い相手にびびっていた者同士が、今は楽しく交流しているというのが面白いですよね。笑顔の二階堂も可愛いし、不気味な二階堂も大好きです。
