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表題作極楽にゴースト

葛原右(くずはらたすく)
出版社のwebライター
羽鳥八尋(はとりやひろ)
獺郷才のゴーストライター

あらすじ

 ウェブライターとして働く右は、自社の企画で人前に一切出ない幻の小説家・獺郷 才を担当することに。
 けれど現場に現れたのは、「獺郷 才のゴーストライター」と名乗る美青年だった。
「俺、右くんの友達になってあげる。セックスもする友達に!」
 彼に翻弄されるまま、セフレになってしまった右だったけれど、ある日彼の「本当の姿」を目撃してしまい…!?
 苦労人ライター×奔放な天才の魂の共鳴愛!!
 濃厚描き下ろしも収録★

作品情報

作品名
極楽にゴースト
著者
茶渡ロメ男 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796413435
4

(32)

(14)

萌々

(8)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
126
評価数
32
平均
4 / 5
神率
43.8%

レビュー投稿数7

心にグッとくる

作画が綺麗です。そして心だけじゃなくて人生も抱くロメ男先生のBLが好きです。作品との出会いで心に明かりが灯ることを改めて思い出しました。私はロメ男先生の作品に出会えて良かったと思えました。心に刺さる作品ですよ。

0

極楽にゴースト

茶渡ロメ男先生の作品、楽しく読んでます。
やはり、作家さんと読み手の相性ってあるんだねぇ〜。
いやぁ〜、分かっては居たけど〜ココ最近読んだ、前作でも今作でも立て続けに同じ様にに感じた事があったから〜余計ね。
茶渡ロメ男先生の作品は、BLってよりもヒューマンドラマな感じで、読んだ方が〜やはり、わたしには会ってたなぁ〜。
決してつまらないと言う訳では無い。
私の、萌のポイントの問題なんだろう。
次回作も期待しています。

0

しっとりとしたお話

サスペンスの印象が強い作家さん。サスペンスBL大好きなので作家買いしています。

さて、この作品はちょっとしっとりした雰囲気で結構良かったです。
物書きを目指していたが、圧倒的な才能に触れ、挫折して編集をしている主人公。新しく大御所の担当をすることになり、なぜか人嫌いの先生に呼び出され行ってみると。。
という出だしでした。

主人公、相手の迅瀬衛と夢がしっかり描かれていて読み応えあり。
しかしBLなので、受けさんがHにゆるいという設定ですることはしている :-)

作者さんの作品の中でも結構上位に入るお気に入りになりました。

0

ゴーストと言ってもおばけではありません

まず「絵」が良かった。表紙の彼のルックスは超好み。
内容も良かったですよ。
過去、天才少年、今ただのひと、として鬱屈してるライターの右(たすく)。
ダメ元で文壇の重鎮にWEB原稿の依頼をしたら、思いがけず直接会いに来て欲しいという。
そこで出会ったミステリアスな男との……
…という物語なんだけど、読んでいくとミステリアスというより意外とHに関してノリが軽くて可愛らしいのね。
そこがいい感じに作品イメージをブレさせていると感じました。
この表紙の彼・八尋のやっている事、それは深く突き詰めてしまえば犯罪性もある。だけど彼の行動の根底には非常に深い思慕があるし、八尋の持っている元々の素直さや可愛らしさ、人恋しさ的なものが読み取れる。
その上で、ずっと作家・獺郷才を背負う切なさや、八尋本人の眩しいほどの才能。
それを知って驚きも嫉妬も絶望もあったけど八尋を世に出す、という右自身の生き直しというアツい物語の側面も絡みあって、意外なほど読み応えのある物語になったと思う。
エロ方面も悪くない。キレイなお兄さんが何も隠さず乱れるんだもんね、八尋が男でもいけちゃうよね。
ラストも後味の良いハッピーエンドで良かったと思います。

4

才能に嫉妬しつつもその才能の為に奔走する男スキ♡

小さい頃から作文やお話を書けばいつも評価され、新人文学賞では小説家の獺郷が特別賞を設けるほどに評価もされたが、スランプから書けなくなりウェブライターとして働きだした右。
連載を依頼した獺郷先生と会うことになるが、実は獺郷先生は10年前に亡くなっていて10年間獺郷先生の全財産を相続した羽鳥がゴーストライターをしていたことを知る。

「書けなくなった自分」とうまく向き合えていなかった右が、羽鳥のゴーストライターとして書いた文ではなく私小説をたまたま読んでしまった際に、羽鳥の圧倒的才能と自分にはそれがないという事実を泣きながら受け入れるシーンはたまりませんでした。

羽鳥がどん底人生だった自分を拾って人間らしい生活を送らせてくれたことへの感謝と尊敬によって獺郷先生のゴーストライターをしているというのが切なくもあたたかかったです。
獺郷先生が依頼してたDNA鑑定結果を未開封だったというシーンは好きでした。

8

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