電子限定おまけ付き
優しさと親切を相手に「恋」と勘違いされてしまう無意識な魔性受:ハクと真面目で優しい春真の優しいお話。
タイトルが絶妙なんですよね。
完璧な恋人ってどんな?って興味をひかれます。
いろんな優しさと好きが滲み出る心に残る名言がいっぱりありました!
これまで部活一辺倒で恋愛に免疫のなかった春真が不器用でも自分なりに奮闘してハクさんにぶつかる姿は心が暖まり応援したくなります。
勘違いされがちな自分の行動ゆえ他人と距離をおきがちなハクさんが春真との出会いによって新しい気持ちの発見をしていく過程も楽しい。
バイトだけじゃなく焼肉や映画や遊園地でデートを重ねていくうちに徐々に変わっていくふたりの気持ちの変化がじんわりしみます!
これまでの人たちみたいにハクさんの色気にアテられちゃうだけじゃない春真、頑張った!
仲良く隣に座っている場面がありますが、イチオシはタピオカ屋さんでバイトしていたときのキスシーン。
体格差のあるふたりがさりげなくおさまってて、すっごく好き!
めでたくおつきあいまでこぎつけた途端にハクさんの元同僚の当て馬さん登場。
展開的にもひと味加わって面白い~。
ハクさんの過去を知って、ショックをうける春真を見たハクさんが涙を流す場面必見←
ふんわり表情から感情が抜け落ちたような「虚」を
ハッキリ落涙って描き方じゃなく魅せるのが上手い~!切なさが伝わる~。
最終話から描きおろしの甘々っぷりが可愛い~!!
醒めた感じのちょいクズ風味なハクさんの元同僚の当て馬さん。めっちゃ気になる~!
ハクさんとならお互い干渉せず傷つけずうまくいくって言っていたけど並行線は交わらないんですよね…誰かに振り回される幸せもあるってことをどこかで思い知らされてほしい。
春真のお母さんと妹が春真を気遣う優しさもほっこりしました。
ストレートな物言いの妹ちゃんが良いな~。
あと、あさりと豚肉とジャガイモのポルトガル料理のレシピ知りたい~!
意外な食材の組み合わせで美味しそう~!
作家買い。
雨隠さんらしい、飄々とした受けさんにワンコな攻め、のCPのお話でした。
が、この二人がすっごく可愛いの。どちらにも共通しているのは「不器用」だということ。不器用すぎて、表面だけをうまく繕うことができない。でもそれは、彼らがすべてのものに対して誠実であろうとしているからで、すごく好感度の高い二人なのです。
今作品はBL作品にしてはやや珍しい、と言っていいでしょう。攻めさん視点のお話です。
主人公は大学生の春真。
彼はとある飲み会で一人の男に声をかけられます。
君 素敵な身体だね
と。
そのセリフの内容にびっくりする春真だけれど、その声をかけてきた男性・ハクさんにバイトしないかと持ち掛けられ、約束を反故にするわけにはいかないとハクさんと再会するが―。
代行業で働くハクさんと一緒に仕事を始める春真だけれど、そっけないながらも誠実で優しい一面を持つハクさんに少しずつ惹かれていって。
と、ストーリーとしては凄く王道というかよくあるパターンのお話です。
が、そこに彼らの魅力が加わることで一気に萌え作品になってしまう。これぞ雨隠マジックか。
春真の手が、肩より上に上がらないこと。
ダダ洩れの色香を放つハクさん、というミステリアスな男性。
その二人のやり取りを通して、彼らの過去や、内面が透けて見えてくる。
痛い展開になることもなく、終始優しい空気感にあふれた作品ですが、優しいだけでなく、男同士の恋愛に対しての葛藤もあり、さらに「ハク」という男性がミステリアスゆえかややシリアスな雰囲気も漂う。そのバランスが非常に秀逸です。
人とかかわることが苦手で接し方がわからなかったハクさんが、春真と出会い、恋をして、人つぃて育っていく過程に激萌えしました。
なんかキュンキュンした〜
個人的に攻めがすごく良かったです!
ギド先生の新刊は、年下わんこ攻め×掴み所のない不思議青年
メランコリック……というより、振り回され系です^^;
バイトで知り合った大学OBのハクと大学生の春真。
〝男も女も食っちゃうらしい〟と噂のハクを意識しまくりの春真でしたが、ハクからは友達になってくれないかと言われてしまいーー…⁉︎
ハクは誰にでも優しくて思わせぶりな男です。
ハクと居ると楽しく、ずっと友達でいたいと思う反面、
優しくされると辛い春真……
ーー…気がないなら優しくししないで 好きになっちゃうから
ハクに惹かれていく春真は真っ直ぐで一生懸命なわんこです^^
怪我をするまでは部活一筋で、
恋愛初心者の彼女(氏)いない歴年齢の真面目な青年。
春真のことが好きかも……という流され体質のハルと、
お試しでお付き合いすることになるのですが、
春真の振り回されラブはここから始まるのです(^◇^;)
両想いでいい感じの二人はデートをし、
いよいよDT卒業か!と思ったら、
興奮し過ぎた春真が誤射して自己嫌悪したり(笑)
相手の経験値や元交際相手が気になる春真ですが、
ハクの恋愛経験はちょっと普通じゃないんですよね。
男女2人に告白されたら、じゃあ3人でーーみたいな。
誰も傷つけたくないから誰も選べない……
「セックスまで優しさの延長でしちゃったら
恋人ってなんなんだよ!」
本当にね……
それでもハクの優しさは嘘じゃないし、
誰よりもハクの優しさを大切にしたいと思う春真。
春真がすごくいい子なんですよ!
読んでるこっちが絆されちゃうくらい。
ハクが理想の恋人じゃなくてもいい、
好きだから自分が変わりたい!という春真にグッときました。
そんな春真の気持ちに向き合い、
逃げなかったハクも変わったんだと思います。
Hの知識をネットで調べてやっとDT卒業(祝)
性感帯探しをする描き下ろしも可愛かったです。
誰にでも優しかったハクが覚えた〝特別扱い〟
これを知ったら春真うれしくて泣くだろうな^^
ああー…。帯のフレーズからして好き。
“色っぽくてかわいい年上の友だちにむらむらしたらダメですか……?”
この、年下攻めがあれこれ考えておたおたしちゃうの好きなんですよ…。
色々未経験だから自信がなくて、更に誠実なタイプは可愛い度がめっちゃ高いです。
春真は背格好もいいしモテそうなんですけどねぇ。
最初、ハクさんの掴みどころのなさが凄い!
覇気は無いけどそれが落ち着いて見せてる感じだし
本人はその気がなくても、優しくされたら好きになっちゃうのはごく自然なことのような気がしました。
それを被害者ぶるのはどうかと思いますが。
相手を傷つけたくないというのは時には優しさじゃないんですよね。
それはハクさんが悪いとは言い難いけど、はっきりとした意思表示は必要。
寝てみないとわからないこともあるとは言いますが
優しさの延長ならそれは違うような…。
だから春真の感覚はとても健全だと思いました。
ハクさんがただ押しに流されるのではなくて
しっかり向き合ってくれるきっかけになって良かった。
恋人ならお互いが特別でなくちゃね。
デートにこだわる春真もホント可愛かった。
子どもじみてるって思う人もいるかもしれないけど、私は好ましかったです。
傷ついても一緒にいたいと思うことこそが恋人同士ですもんね。
春真が思っていたよりもずっと、ハクさんが春真を想ってくれていて嬉しい!!
完璧さを定義付けるなら、一般的には春真はそうじゃないけど
ハクさんにとっての完璧ならそれが一番大事ですね。
ちなみに、最中に要望を出してくれるハクさん、
春真はありがたかっただろうな~ww
楽しみにしていた先生の新刊!
今回のお話もよかったです~っ
ギド先生の作品で私が今まで読んでいた物語は
少し不思議な設定だったり
人外との恋だったりしたんですが…
今回は設定は通常なんですが人物が不思議でした(特に受)
振り回され系年下大学生(わんこ)×不思議なテンポの天然人たらし(ふわふわ)
二人がの恋は一筋縄ではいかない感じ。
攻が悩んだり空まわったりするんですが、それがとてもわんこで可愛らしい。
Hは最後の方に少しだけさらっとあります。
そこに至るまでの攻の振り回されをお楽しみください←