オメガなのにフェロモンが出なくてつらい――

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作僕だけのα

国峰真紘
高1、人気者のα
鈴谷一弦
フェロモンが出ない特異体質のΩ

その他の収録作品

  • カバー下漫画

あらすじ

人気者α×地味なΩ 特異体質のΩの恋物語

地味なΩの鈴谷は、フェロモンが出ない特異体質。
しかしなぜかイケメンα・国峰に発情期中に襲われてしまう。
責任を感じた国峰につきあうことを提案されるが、スペックの差に尻込みし、なかなか承諾できない。
さらには何かと鈴谷に引っかかってくるα・高坂も鈴谷のフェロモンに反応するようになり――!?

作品情報

作品名
僕だけのα
著者
カワセワカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047360334
3.2

(33)

(4)

萌々

(7)

(16)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
101
評価数
33
平均
3.2 / 5
神率
12.1%

レビュー投稿数8

人生で初めて当て馬と受けがくっつけばいいのにと思った作品

作品の感想はこの感想のタイトルに全て集約されてます。
攻めの情緒不安定感が凄い…
受けに告白したかと思ったら、ちょっと拒否られただけで受けのことを拒否る。
その後すぐに当て馬と受けが良い雰囲気になっている所を見て、有無を言わさず当て馬にきつくあたる。
当て馬くんはほぼ毎回受けが辛い時にいいこと言ってくれます…ツンとした性格ではありますがとてもいい子なんです。
心の余裕がある当て馬くんと、情緒不安定(私はそう見えた)の攻めのどちらかを選ぶなら前者かなと思いました。
なので尚更、受けが攻めを選んだ心情が全く分からず、最後までえ?ほんとにそっちでええの?と思ってしまいました。あと、攻めが受けのことを好きな理由もいまいち運命だから…のみに感じてしまう心情の描きかたでした。しかも付き合ってスグ体繋げて、噛ませてしまう…後でお互い後悔しそう

良いところといえば、受けの怯え具合がとても私好みでした。幸薄受け最高ですよね。

当て馬くんに幸せになって欲しい………

1

フェロモン

特異体質×特異体質という珍しいオメガバース作品。
Ωのフェロモンに反応しないαの国峰とフェロモンが出ないΩの鈴谷。
斬新で面白い設定だと思いました。

鈴谷は今までαを惹き付けたことがないので、αを見初める魅力のない自分は勉強で頑張るしかないと思っている。実際αよりも成績が良いめちゃくちゃ頑張り屋さん。
そんな鈴谷はαの国峰を意識したことで体質が変化し、フェロモンが出るようになってしまった。
国峰はフェロモンに反応しない特異体質で、鈴谷に出会うまでΩのフェロモンがわからなかった。なので鈴谷を運命の相手だと感じて密かに想いを寄せていたが、鈴谷と接していくうち他のΩにも反応するように体質が変化してしまった。

む、むずかしいな…?
文字にするととても難しい。でもさらりと読めてしまう不思議。
重たすぎないオメガバースですね。
佐伯や高坂ももっと何かあってほしかったな、と思いました。

0

運命の人を探して。ちょっとだけ新設オメガバース。

オメガバースもちょこちょこ独自設定が出て来ていて。それはとっても楽しいんだけど。
これはちょっと。都合が良過ぎというか、も少しドラマあっても…。というか、完徹して欲しかったかもー。

鈴谷は、どういうわけか、発情期はあるもののフェロモン垂れ流さない系のΩ。これは新しい!ただ、通常のΩ同様、発情期はキツい。発情期自体は抑制剤で抑える事は出来る。フェロモンは出ない、というので他の人たちに勘付かれる事は無い。地味で目立たない様にしていた鈴谷は周りから何となくβだと思われている。
勉強は頑張っていて。学年1位をキープしていて、αにも負けない。それはフェロモンが出ないΩなんて、生涯番う事なんて無く、独りで生きて行くしかないと諦念しているからだ。10代なのに。重い寂しい決意をしている鈴谷。Ωなのに優秀系。これはあるあるですね。
ただ、トーン自体は割と軽め。
おそらく「運命の番」であろうと思われる国峰に近付かれてからは、フェロモンダダ漏れの、所謂「通常のΩ」になってしまう。それで、しっかり頂かれてしまう。
素直に喜べない鈴谷。だって、フェロモンに当てられただけって…。ここは、オメガバースあるあるで、すれ違います。
そう、「あるある」と、「新しい」をうまい具合に行ったり来たりするところが、本作の面白いところでもあるんですよね。
もちろん。国峰は、鈴谷のことを「運命の番」だと思っているので、めでたし!なんですが。彼もまた、特別なΩにしか反応しない筈のαだという。
誰かれ構わずΩに襲いかかりたくなるα性とは違う、という特殊な体質なのだ。
それなのに。鈴谷に反応してからは、彼もまた「普通のα」になってしまう。
えええー⁈ あなただけ。というせっかくのロマンティックが、オセロの駒をめくる様に、ぺらりとめくられてしまう。ココちょっと残念でした。この設定は他には見られないので、初志貫徹して欲しかった。番になってから、Ωフェロモンは番のαにしか効かない、という設定はあるあるだけれど。番いもしないのに「あなただけ。」なんて。ロマンティックじゃないですか。ああ、勿体ない。

鈴谷を可愛く思って世話を焼く高坂とか。多分幼馴染で親友の佐伯とか。とても魅力的そうなキャラクターだったので、もう少し活躍して欲しかったな。
悩む鈴谷に対して、あっけらかんとし過ぎに見えた国峰を大らかと見るか、デリカシーの無いヤツと見るか。で、彼の評価は分かれそう。

修正は白抜きなんだけど、そもそもアングル的にあんま見えてないかも。
お尻濡れ濡れなのはエッロい。

5

当て馬バンザイ

どちらかというと当て馬の高坂の方がちゃんと鈴谷のことを好きって感じがする。
だって国峰はオメガの匂いを初めて感じたのが鈴谷だったっていうので運命感じてるだけで、鈴谷の人間性とかに惹かれたような描写無かったし。
でも高坂は鈴谷がずっと学年1位だったことで意識してライバル視していたというフラグが既に立ってて、そこから「俺は容姿とか性別で判断しない」というちゃんと本人を見て判断しているアピールをし、笑顔の鈴谷にクリティカルヒットくらってて、なんで鈴谷を好きになったのかが性別でなく精神面で描かれてる。
でも国峰にはそういう描写がなさ過ぎてうすっぺらーく感じるし、なんだか盛りのついたオスみがすごくて…
高坂を推してしまう自分を止められない…

こんなに推せない攻めに出会ったのは久々。でも高坂が推せるから十分萌えた。
そして佐伯がすごくいいので続編あるなら活躍してほしいな。

5

特殊体質のΩと‪α‬

運命の番にしか反応しない特殊体質の冴えないΩと同じ特殊体質のイケメン‪α‬のお話です。

主人公がいかにも冴えない容姿なのですが、結局イケメンふたりに好かれていました。なんだかんだモテている…
最初は本当に冴えない見た目なので主人公に萌えなかったのですが、さすがΩ。発情期の表情は色っぽくて良かったです。

最初がトイレ内での無理やりだったので、やっぱりオメガバースは発情にからむとこんな感じの展開になるか〜と思ったのですが、それからは可愛らしい恋愛模様なかんじでした。
特殊体質じゃなかったら俺の事好きになってた?って主人公がもやもやするけど、結局お互い好き!でハッピーエンドというおわりです。読みやすいオメガバースでした。

当て馬の高坂くんが良いキャラで好きでした。彼にも幸せになってほしいな!

前作コミックがそれ程ハマらずうーんと思っていたのですが、広告で興味を持ち読んでみました。前のよりは好きでした^^

5

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP