特典付き
ここが擬人化の極地!? セミ×宇宙人!
朝早く家のインターフォンを鳴らしたのは、昨日助けたセミだった。
一目惚れしたので自分の子どもを産んでほしいとお願いされたが、そもそもセミを助けたオンディー自身も宇宙人で、、、?!!
という、斜め上をいく設定で始まるコメディBL。
出てくるキャラがすべて個性豊かで、なにひとつ普通? という概念がない稀有なお話。
強面のバンドマンかと思ったイヌだったり、昨日血を吸わせてもらった蚊だったり、、、とにかく笑いっぱなしで、油断していると次から次へと小ネタを連発されて笑いが止まりません。
で、あいにく忘れがちとなってしまうのが、このお話のテーマ(?)笑
セミが宇宙人に子どもを産ませたいという、大きな命題です。
そしてセミもセミ設定なので命の期限があり、夏の間一緒に過ごすうちに、情が移ってしまい、自分がもといた故郷へ一緒に行けば、長く生きられるのではないかと提案するオンディー。
この辺りのやりとりと、そこから衝撃の結末までの流れに、ほろっとさせられます( ᵕ ᵕ̩̩ )
画が綺麗なだけでなく、ギャグセンスが(ラップのリリックとか最高!)神がかっていて、なんて素晴らしいんだろう!! と感嘆した作品でした。
ホントに面白いので、ホントに読んでほしいです!
そして、ラストのラスト。
6年後のあの完結の始まり的ラストは、また次のターンも読みたい!! と思わされる終わりで、最後まで凹子先生のセンスにやられた!!
くぅぅぅ!! と痺れた物語でした。
まさに、夏の終わりのこの時期に是非! お薦めしたい、ピッタリの作品です!!
蝉と宇宙人にピン! ときたら、来なくても、疲れたあなたに超超お勧めの作品です。
今迄自分一人だけでこの作品の楽しさを味わっていました。
隠し過ぎました。
何故発売時にもっともっと声を大にして薦めなかったのか今更ですが悔やんでいます。
沢山の人の目に触れてこの作品の虜になる人が増えたら嬉しいです!!
耽美な絵柄からは想像もつかない設定と展開。
初めて読んだ時にはシュールでカオスな登場人物達に一気に惹き込まれました。
凹子先生の作品は中毒性有りです。
虜です。
そして私は泣きました。
春夏秋冬いつ読んでも素晴らしさに変わり無いですが、特に夏の終わりに、思い出の一冊となる事間違い無しの面白さです!
※因みに近況として、今パイコミックスで『箱庭綺談』という作品をWEB連載されてます。なんと無料で読めます!
以前に同人誌でも頒布された作品の連載です!
気になった方は是非凹子先生 @mojamojaojiのアカウントチェックです!
画風とカラーのセンスが素晴らしく好みで、できれば紙で買いたい作家様なんですが、BLコミックスとしてはいまいちどれを読んでいてもピンときてなくて…今作で遂に開眼いたしました。
なんなんだこの才能とセンスの塊!!!
しかも本丸純愛BL!!!
こうなると全てが自分の趣味ど真ん中で、現在所持本を読み返してトリップ中。Twitterまで追ってしまいました。ツイート内容もおもしろかわいくて、ずっと見ていたい笑
さて、『恩田星人』。設定に無理がありそうなのに、全く破綻していない。(というか、発想自体がすごい)それは笑いという暴走列車で強行突破しているからだと思うけど、作者の笑いのセンスがぴったりツボにはまれば、お話の最後にセミと宇宙人の純愛を無事見届けることができるでしょう。基本、純愛なんですよね。
その美意識の高さからどんな下ネタでも下品にならない、ボケツッコミ。時々深遠な真理をつくかのような登場人物のセリフ。そして礼子と唯路が見せる生身の人間らしさ。それらの緩急をつけたバランスが神がかってるとしか言いようがない。一発ギャグやダジャレみたいな瞬発的笑いも含んでいるし、読書中、作家様から「笑いとは最も知的な作業である」と常に試されているような錯覚すら覚える世界観はクセになります。Twitter同様ずっと読んでいていたい…
言葉のセンス、美的センスが優れていて説得力があるからこそ、内容とのギャップが存分に生かされている。嫌味がないのがまたいい。作風と人柄が不可分なタイプの作家様であって欲しいな笑
不条理な笑い、動物とお子さまに弱い人ならハマっちゃうんじゃないかな。画力がすさまじくて、全部お一人で描いておられるのだったら天才ですね。ここのところ、小説の挿絵を手掛けられる頻度が上がっているみたいで…そら需要あるだろうなと思います。
あーっ、めちゃめちゃ好きです!!!
噂のセミBLです。セミBLだと思って読んだら宇宙人まで出てきて、予備知識無しだったので面食らいました。雪路先生の繊細なタッチで描かれる暴走がすごい。
◾︎蝉丸(セミ)×恩田(宇宙人)
謎のCP表記ですね…ほんと謎。
読んでる間もボケをスルーしてみたり、まともなこと言ってみたり緩急に翻弄されます。基本はコメディな上で、相手はセミですから、やはり登場してくるのが寿命問題。全力振り切ってる中で切なさまで混ぜてくるとは…面白かった!
終わりかたも大変良くて、もっと読まれて欲しい作品です。
雪路凹子さんは絵が綺麗で作風も独自路線を貫いていて好きです。
冒頭の「助けていただいた蝉です。僕の子供を産んで下さい」だけでも凄いのに、助けた恩人が宇宙人なんです。
更に下宿の大家さんはものすごく美しい口の悪いオネエで子持ち。その子供がめちゃくちゃ可愛いくて特殊環境への適応力高いの。
もうこれが出落ちでここが笑いのピークでもいいから続きが読みたい、と思ってポチりました。笑
割合的には9割9分振り切ったギャグで残りの1分がストーリーかなってくらい。でもそのストーリーが切なくて結構いいんです。
儚い蝉の命と愉快な仲間達とのひと夏の想い出…的な。
自分が夏を描いた作品が好きな事もあるけど、一瞬宇宙人と蝉の恋というトンデモ設定を忘れそうになるくらい…とまでは言いませんが笑
じんわりといいんですよ〜
6年後に明かされるオチがまた良かった〜。今度はあの子と恋をするのかな?
今回も笑えてとても面白かったです。
あっ作者さんラー◯ンズ好きですか?
笑