電子限定かきおろし漫画付
―――この恋は、悪意のキスから始まった。
感想は他の皆さまが書かれているので、
修正について。
アマゾンで購入しました。
少し前に電子の発売日が発表されていたので、予約をしました。(発売日当日自動でデータが送られてきます。)
数日後に「諸事情により、キャンセルさせていただきました」とメールを受取りました。
本日、無事アマゾンで購入。
「電子修正版」の嫌な文字。なぜか、タイトルの『ポルノ』のルの文字が○になっています?
嫌な予感的中。ガッツリ白抜き修正。
同じ日に、予約をキャンセルされたGushさんから発売される作品も同じことなのでしょうか?
大好きな先生の新作なのにがっかりです。もちろん野花先生らしい可愛いい作品でした。
野花先生新刊待ちで読み直しました。
可愛いふわふわの恋ってイメージだった野花先生の作品の中では、ダークとまでは言いませんがちょっとトーンが抑え気味というか、しっとりめという感じです。
好きな人の望むことを何でも叶えることでしか好きを表せなかった過去を持つ設楽くん(ノンケ)と、
好きな人に自分を同じくらい好きになってもらえたことのない浅見くん(ゲイ)。
自分をちゃんと見て欲しいっていう浅見さんが作中では「重い」とされてるんだけど、必死で求めてて、真剣、て感じです。
えっちもいつもよりアダルトな気がしました。
すごくすごく求めてる浅見くんが、自分から行くのに初々しくてきゅんきゅんでした。
男相手が初めての設楽くんが、ひとつひとつ段階を確認するのが優しい言葉責めになっちゃってて、とろとろの浅見くんがめちゃめちゃえっちでした…。
野花先生の描く身体はとても綺麗で、太腿とかお尻とかむちむちで、浅見くんは特にむちむちヒップですごーくそそられます。
ですが、これを購入した頃までずっとkindleだったので、白発光体で二人の真ん中にずっとブラックホールならぬ謎の白宇宙があって…液体描写も多分他より微かだと思います。
こちらを拝見して、失敗したと知ったひとつです…。
先のレビューにも書いてらっしゃいますがamazonではタイトルも「ポ◯ノ」て表記されて、作風と全然違ういかがわしい感じになってるし…。ショックでレビューとかできてなかったのですが明日の「イケメンの先輩が〜」の発売が待ちきれなくて読み直し、気を取り直して、発光体のレビュー。
オマケ漫画で、好きな人に大切にしてもらえる自分を一晩中確かめてる浅見くんがいじらしいです…!
浅見くんのゲイ友達がめちゃくちゃイイです。
すっごい好みでもあり、この人のお話を読みたい!て思いました。お名前も出てきてない気がします。
トラウマなせいでチャラ男化したイケメン美容師×男運の悪い尽くしたがりの雑貨屋店員
同じビルで働く二人は顔見知り程度
でも潔癖(受はチャラい恋愛が大嫌い)な受は攻のコトをよく思っていません。
髪を切ってもらったコトがきっかけで近づいていく二人…というお話。
野花先生の作品は以前から読ませていただいてますが、今回は少しシリアス寄り。
甘くて可愛いだけではない、大人の不器用な恋愛が描かれています。
攻の過去を知ると真剣に恋することに臆病になるよなあと思ったり
受の過去も慎重な恋愛を望むのも分かるなあとか
テイストは少し違いますが、今回のお話もいいと思います
チャラい攻が時折見せる寂しそうな眼差し…これにやられました←
絵がシンプルで綺麗なので読みやすいです。
BL初心者の方も入りやすいのではないでしょうか。
受けは攻めに対して最初はツンツンすぎるくらい素っ気ない態度なのですが、一途に想ってくれる攻めに次第に惹かれていき、好きを自覚してからのメロメロぶりが可愛くて良かったです。
特に絡みの時のギャップがとても萌えました。普段クールで淡白そうなのにエッチの時となると表情や誘い方がエロい!そりゃあ攻めもやられます。
攻めもチャラそうに見えて受け一筋で、忙しい合間に会いに行ったり、ひた向きにアタックしたりと一途でとても好感が持てました。
二人とも良い意味でギャップがあるのでギャップ好きな身としてはキャラに萌えられて良かったです。
ロマンチックです。
タイトルも素敵だけど、お話も素敵。
受け君も攻め君もトラウマや失敗を持ちながら悩みながら生きていて、いろんな気持ちを諦めようとしながらも諦めきれない。
人を好きになる思い方はそれぞれだけど、この二人、二人ともがロマンチストだし根底は乙女です。
で、私個人としましては受け君が無表情系な尽くし男子で付き合ってきた男はろくなのでないのばっかりでロマンチストのに男前な行動や言動があってとても好きです。
二人が頑張ってきたぶん、この後の幸せももっとみたいなぁと思える余韻の残る(次回も楽しみです)お話でした。