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オメガはベッドで嘘をつく 1

omega wa bed de uso wo tsuku

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表題作オメガはベッドで嘘をつく 1

百瀬 樹,α,オメガ医療専門家
四宮理央,19歳,大手製薬会社の三男,αを装うΩ

その他の収録作品

  • 1~11話
  • 描き下ろし

あらすじ

大手製薬会社の三男として何不自由なく暮らしている四宮理央には秘密があった。四宮製薬の息子は全員アルファだとされていたが、実は理央はオメガだったのだ。発情を知らずに生きてきた理央が産科のカリスマ医師・百瀬と出会って、抑制剤で抑えていたはずの発情がなぜか訪れてしまう。初めての快楽を知ってしまった理央の痴態に理性が揺さぶられる百瀬。二人はあらがえない快楽に溺れてしまうのかーー! Pixivコミックで累計閲覧数350万超の人気作品がついにコミックス化!!

作品情報

作品名
オメガはベッドで嘘をつく 1
著者
千束るち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
ISBN
9784344846111
4

(56)

(22)

萌々

(21)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
3
得点
221
評価数
56
平均
4 / 5
神率
39.3%

レビュー投稿数3

オメガバースらしさ満載の作品です

Ωのヒートって本当に辛いですよね(´д`)
挿れて欲しくて堪らなくなって、恥も外聞もなく求めてしまう。
Ω蔑視の世界で、性や運命に翻弄されていくーー
そんな、オメガバースらしさを目一杯描いた作品です。

大手製薬会社の末息子・理央は家族の中の唯一のΩであり、
周囲には自分をαと偽って生きています。
抑制剤の服用のおかげでヒートを知らない理央でしたが、
ある日、医師の百瀬と出会い初めての発情期を迎えーー…


この百瀬と理央は《魂の半身》と呼ばれる運命の番です。
魂の半身は、番の上書きが出来るというトリッキーな設定で、
この設定が作中で活かされるのでは?なんて思います。

抑制剤が効かずにヒートを迎えてしまった理央を助けたのも百瀬でしたが、理央がどうしても百瀬が欲しくなって我を忘れて求めてしまいます。
Ωの本能が引きずり出されて欲しくて欲しくて堪らなくなっちゃうんです。
αとして生きてきた誇りも意志も全て打ち砕くほど強い本能。
理央の葛藤が辛くて切ないです(´;ω;`)

百瀬には番を持たない意志と理由があり、
強い抑制剤を使用しているにもかかわらず理央には発情してしまう……
もうこれって運命でしょ!と思うのですが、
当の二人はまだ気付いていません。

会いたくて百瀬のことばかり考えてしまう理央が健気で、
百瀬のことを考えただけで身体を熱くしてしまうほど。
百瀬は理央に抗えない事を疑問に思いつつ、
過去に囚われています。
この百瀬の過去……結構エグいかもしれません。
ですが、病院に行く事を楽しみにしている理央が可愛くて、
早く幸せになって欲しいと願うばかりです。

そして、後半はジアという王族の皇子が絡んできます。
ジアはαで既に番もいるのですが、理央の事も気にいっている。
理央は百瀬一筋なので、二人の間で揺れ動く……
ということはないと思うのですが、面倒なことになりそうで今から心配です。

また、理央の兄はΩを家畜とまで言い放つクソなんですよ!
特に次男ね!許せないよ(`・д・´)
ただ、お父さんがダンディーないい人!
理央の味方なので、それが救いになっています。

性差が命の価値を決める世の中で、
Ωの理央がどうやって生きていくのか続きが気になります。
たくさん辛い目にあった分、幸せになれると信じたい(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )

pixivで0〜3話までは読めますので、
気になる方はまずそちらからでも!


Renta! 修正はトーンと白抜き


6

続きも楽しみな一巻!

電子版を購入しました。オメガバースの王道をいく世界観だと思います。(そんなにオメガバースに精通しているわけではないので、あくまで主観ですが)。いわゆる超富裕層、大手企業の一族、でも自分だけオメガの理央。その生い立ちは、オメガの母と共にアルファの父親一家とは離れて暮らしていたが、母の死後に引き取られた。その後はアルファとして生きていて、抑制剤を服用中。そんな理央に、百瀬医師との出会いで大きな変化が起こる…。
男オメガのほうがアルファを産みやすいが、その出産は困難で成功率が低い、とか、運命の番なら上書きされる、とか、独自の設定もなかなか面白く、しっかり世界観が作られているので、こちらもどっぷり作品に入り込めました。
一巻、ということで、まだまだこれから??王子とのこと、百瀬医師とのこと、父親や兄弟との関係などなど、たくさん気になります。続きも追いかけたいです。

5

αである前に Ωである前に、人としての信念を感じました

百瀬さんの、αとしての"Ωへの寄り添い"と、人としての"揺るがない意志"、両方を感じて凄く素敵でした。
特に、Ωの理央が、自分が発情期で辛いから番って楽にしてほしいことを伝えたときに、"君の都合いい抑制剤になるつもりはない"と伝えるところが、凄く印象的で、今までの私が抱いていたαの印象とは違っていて、惹かれました。幾らでも番を持てるんだし、Ωの発情期のせいにすればαの立場は優位に立てるんじゃないか、そう考えることも今まではありましたが、百瀬さんは、Ωをしっかりと"同等"に思ってくれてるんだと思いました。αがΩを"Ωとして"利用しないように、Ωにαを"αとして"利用されたくない。また、Ωを噛むことを、"怖い"とも、ハッキリ伝えてくれる。人間的に百瀬さんが大好きです!!彼の過去をもっともっと知りたいです!!

理央の健気さや"αとして"生きる大変さも感じました。百瀬さんとの出会いで、自身がΩだと自覚させられて苦しいこともあると思いますが、"人として"向き合ってくれる百瀬さんに惹かれているのも事実だと思うので、2人の距離感が少しずつでいいので今より近づいてほしいです!!(いや、どう考えても両片思い笑!)

続きが楽しみでたまりません!!

5

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