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表題作メドゥーサの息子

ロビン(ロベール・バロ・アイギス、名家の跡取り)
ジュリアス(ロビンの世話係)

あらすじ

19世紀、欧州の小国・エトルリア。雪に閉ざされた辺境の地にある駐屯地には、僻地に飛ばされるだけの理由を持つばかりの粗野な男たちに混じって、貴族の出である二人の男が軍人として働いていた。眉目秀麗で駐屯地の要でもあるジュリアス、そして彼が忠誠を誓う、古くからの名家の生まれであるロビン。この駐屯地の隊士長という立場でありながら、長としてのふるまいはついぞ身につかず、わがままで気が弱いロビンはまるで子供のようであった。それでも、世話係として長年ロビンに付き従い、良き友人として誰よりも彼のそばにいたジュリアス。しかし、ロビンがジュリアスを見つめる瞳には、それとは違う熱が揺らめいていた――。 執着男子×誠実薄幸男子! 唯一無二の重厚ダークファンタジーBL、開幕!

メデューサの息子(1) 41ページ
メデューサの息子(2) 40ページ
メデューサの息子(3) 40ページ
メデューサの息子(4) 40ページ
メデューサの息子(5) 46ページ
メデューサの息子(6) 40ページ

作品情報

作品名
メドゥーサの息子
著者
吹屋フロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
eBookJapan Plus
レーベル
BLfranc
電子発売日
4.4

(5)

(2)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
22
評価数
5
平均
4.4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数1

謎めいた神話のようで面白い。

7話まで読了。
物語は、蛇女神が軸で、土台は、
 ケルト神話やエルトリアの土着神話にある生命神の蛇神と、
 キリスト教による異教徒を弾圧した魔女狩り。

土着神話の蛇女神:
「メリュジーヌ」 Melusine:子孫を支配し魔術を司る
ケルトの古代の女神「ウェルベイア」 バーベナの語源。
日本神話で言うなら、女神の、「瀬織津姫」。

エトルリア(ラテン語: Etruria):
紀元前8世紀から紀元前1世紀にあった、イタリア半島中部の先住民族の都市国家群。

19世紀、欧州の小国・エトルリアの辺境の地にある駐屯地。(北欧のような背景)
ジュリアス:眉目秀麗、金髪。経済支援と交換でアイギス家の生贄になる。
ロビン:エルトリアの古い名家アイギスの後継者。隊士長。不気味な二重人格。メドゥーサの末裔

変わり者のロビンを気持ち悪いと言って人は嫌う。ロビンは二重人格のよう。
ジュリアスは、幼少時から生贄として、そんなロビンの家に置かれていた。

本物のロビンは、片目が白濁して視力を失っている。
でもジュリアスを襲うロビンには、両目が有り、魔力を持つ。
「蛇に食われている」と護身の呪いを渡すジュリアスの姉。

謎めいた「各地の神話ごちゃ混ぜ」展開で、調べながら読んだ、凄く面白い。
まだ連載中なので、この続きのレビューは、メッセージ欄に追加。

5

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