電子限定描き下ろし漫画付き
別レーベルでの連載でくろた先生を知り、今作がデビューコミックスと聞いてお迎えしました。
柔らかく優しい雰囲気のイラスト
等身大のストーリー
全てが素敵なお話でした。
"友達同士の"抜き合いを通じ、自分の中に芽生えた恋心にどうしたら良いのか不安になってしまうまさきくん。
「好きになってしまったから、嫌われたくないから離れたい」
という場面では、ついついうるっと来てしまいました……
たけるくんの優しさと、まさきくんの頑張る姿。
2人の感情がやんわりと絡み合う描写が、大好きです。
凄く可愛かった。表情がいい。
2人とも良い子だった。相手のこと気遣って優しく出来る良い子。
あがり症の子が初めて理解して優しくしてくれる人に出逢って好きになっちゃうのも分かるし、相手は自分以外にもたくさん友達がいて気が引けちゃうのも分かる。主人公の視点に寄り添ってて共感出来る。トラウマとかの話は無かったし、あたりの強い先輩も本当は優しい人だったことがわかる、暗くない話で読みやすい。
すぐに涙目になっちゃうのも可愛くて応援したくなる。
この作家さんの次の作品も好きなので早く買いたいです。
初心で純粋健気でコミュ障な可愛い受ちゃんの泣き顔を大量摂取できるので、こちらの作品には大変お世話になっております。
攻め君が爽やか兄貴肌コミュ強なのに、うっすらストーカー気質のムッツリというのも非常に推せる。
エロさは少なめでも満足感があって、定期的に繰り返し読んでいます。そして読むたび、泣き顔にうっとり( ◠‿◠ )
受けの泣き顔を見るためにBLを摂取すると言っても過言ではない、そんな方は結構いらっしゃると思うのですが、そんな同志の方に是非ともおすすめしたい1冊です。泣き顔フェチへのプレゼントにも最適!!
あまり深く考えずに楽しめる系です。
鬱系BL読んだ後の口直しにいいかも。
攻めが受けに最初に話しかける場面、あまりにも無理矢理過ぎない?普通初対面でそんなことする?て思ったら、ちゃんと最後回収されててスッキリしました。前から気になってたんだね。
あと、ほだされ枠は受けじゃない?って思ったのは私だけでしょうか。データベースでは攻めがほだされになってますけど、最後の攻め視点回想読んだ後は受けが絆されだと個人的に感じました。
もどかしさも有りつつ、優しく近づく2人の距離が良かったです。
コミュニケーション強者とは、何か?
相手の事を、観察しながら次に打つ手を考えるって事かと思います。何を求めるのか、どう話を切り出すか、話し声も表情も距離感も。
ある程度、コミュニケーションを学ぶと場面に合った方法が見えてくる。テクニカルな部分も有ります。
まあ、これはオフィシャルな場面ですけど。
プライベートでは、意外に心理的に抱えるものが有ると思いますけどね。
じゃあ、オフィシャルでもプライベートでも何かに躓いたら?怖くなったら?
次のチャンスに同じように場を冷えさせたら?
こちらのまさきは、きっとそんな経験の繰り返しだったんでしょうね。
黙っていても、職場の先輩に舌打ち!
めちゃくちゃ気の毒になりました。
だからたけるくんとの出会いは、本当にまさきにとっての奇跡なんじゃないでしょうか。
話をゆっくり聞いて、ハグされたり。ゆっくりご飯も食べれる(まあ、まさきはいつもドキドキしてますけどね~!)
たけるくん優しいんだ。コミュニケーションを進める方法をまさきに合わせながらやっているんです。
さて、気になったのはたけるくんがゲイだったのかどうか。ぐすぐす泣いたり、かと思えば笑顔も出るようになったまさき。
庇護欲だけで、抜きっこしちゃいます~?
思春期違いますけどね…いや思春期もするかわかりませんけどね。
そりゃ未経験多し、まさきがあれこれ意識しちゃうのは当たり前ですよね。
とはいえ、2人がコミュニケーションの練習を重ねて気持ちを通わせていくのは優しくて好きです。
ついでに、初めてばかりのまさきが、色々開発されるのはエロいよなぁ…
まさきが、もっと自信がついて引け目が薄らぐと良いなぁと思いました。