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結構好きです、こういうの
最初に収録されている「眠り天使」「眠り天使 その後」と表題作でシリーズのお話、他に短編が3作品収録されています。
表題作のシリーズと最後に収録されている「最後の約束」はファンタジーものなので、全体的にはファンタジー色が強い印象です。
中の絵は、表紙の絵よりもかなり古い感じです。製作年度は書かれてないので分からないのですが、顎がまだ少しとがっている時期なので、デビューから暫く経った頃位？と思いながら読んでました。
絵は今の絵の方が私は好みなんですが、お話は良かったです。
特に表題作のシリーズは切ないのに暖かくてかなり気に入りました。
ヘタレｘ健気で可愛い人形という設定なのですが、この人形が見かけも行動も人間と変わりません…泣いたらネジが取れるということを除いては…。
この子が自分をキスで眠りから覚ました世良に懐くのですが、一途で健気で可愛いです。
切ないんだけど、ほのぼのと暖かい愛情が感じられていいな～と思った作品でした。
他には音楽をやっているアーティスト同士（BL度は低いですが）、高校生同士、輪廻をテーマにしたファンタジーモノが収録されています。
どの作品もHは全くない（キス止まり）のですが、なくても全く支障なしという感じで、暖かな萌を感じた作品集でした。
プラトニック・ラブ
村上先生の過去の作品を集めて単行本化したものらしく、絵が今と全然違いましたｗ
内容も、キスはありますがｴﾁはありません。ほんとに純粋な恋愛の話ばかりです。
表題作は人×懐中人形。
骨董品屋で働く世良の兄が買ってきた懐中人形。
その人形はキスをすると長い眠りから覚めるらしく、世良は興味本位で人形にキスし、目覚めさせます。
人形・さつきは世良によく懐くようになります。
しかしさつきは泣くとネジがとれてしまい、最後のネジがとれてしまうと二度と目覚めることができなくなりただの人形になってしまいます。
さつきが一途に世良を想っているのが切なかったです。
中村春菊先生のHybrid Childに似た雰囲気がありました＊
でもちゃんとハッピーエンドでしたよ(^_^)
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