犬系ノンケ男子と猫系ゲイ男子のしあわせ溢れるもぐもぐライフ。

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あなたと食べるしあわせを-槇と花澤-1

shiawase gohan

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表題作あなたと食べるしあわせを-槇と花澤-1

花澤,槇の恋人,同棲中,御曹司
槇,花澤の恋人,同棲中

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

一つ屋根の下に暮らしている槇と花澤、そしてうさぎのぴょん。 槇が作ったご飯で食卓を囲んで、平凡だけど笑顔の溢れる日々を過ごしている。 ある日、槇のもとに花澤から助けを求める電話がかかってきて…?

作品情報

作品名
あなたと食べるしあわせを-槇と花澤-1
著者
七ノ日 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ【非BL】
シリーズ
あなたと食べるしあわせを-槇と花澤-
発売日
電子発売日
ISBN
9784040649191
4.4

(38)

(21)

萌々

(12)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
168
評価数
38
平均
4.4 / 5
神率
55.3%

レビュー投稿数8

タイトルのイメージ通り

そう、タイトル通り、一緒にご飯を食べることの幸せ、何気ない暮らしの中でそばにいることの幸せをかみしめる、そんなお話でした。

槙と花澤の二人は最初からカップルです。お互いにメロメロだけど、花澤に横恋慕してくるパティシェのイケメン?イタリア人がちょっぴりかきまぜて来たり。。

槇のキャラがちょっと口が悪くて乱暴なので、そこが気になってしまいました。
一方の花澤はとにかく槇にメロメロ。それはよいのですが、何事もほわっとハッピーに解決してしまうというのがちょっとお話としては物足りなかったかな。

0

ほっこり胸が温かくなる物語

一つ屋根の下に暮らしている槇と花澤、そしてうさぎのぴょん。
槇が作ったご飯で食卓を囲んで、平凡だけど笑顔の溢れる日々を過ごしている。そんな2人の温かい物語です。

ゲイの槇ともともとノンケの花、それぞれ悩みを抱えつつもお付き合いはいたって順調。
美味しいご飯を囲んで穏やかな日常が過ぎていきます。
タイトルにもある通り、ご飯がこの物語のもう1つの主役です!
槇の料理、槇ママの料理、花の料理…どれもとても本当に美味しそうでそこにもまた物語があります。
実際のレシピが書いてあるのもすごく良いです!
七ノ日先生の描くご飯、本当に美味しそうで見ていて幸せな気持ちになります。

1巻の後半では花の抱える大きな悩みがあきらかになって…2巻へと続く形になります。

七ノ日先生、エッチなご本もたくさん書かれていますがこの作品はエッチシーンは無しです。
無くてもこんなに満足できるんだなぁ…としみじみ噛み締めてしまうような、胸が温かくなる、胸に沁み渡るような1冊です。
こういう本も本当にいいなぁ。

そしてうさぎのぴょんがとにかく可愛い!
ぴょん目線のお話もジーンときました。

0

胸がいっぱいになるような

飯テロ!と思って読み始めたところ、お腹が空くどころかいっぱいになるような、胸までいっぱいになるような、とても満たされる読後感でした。
槙と花澤は最初からカップルで、彼らの日常をただ見せてもらう作品。二人が飼ってるうさぎのぴょんが可愛くて、癒し効果増し増しです。
毎日ごはんを作って食べて、その中でいろんな歴史が刻まれます。ちらっと二人の家族関係が見えたり、ぴょんとの出会いが見れたりして、少しずつ彼らを知っていきます。温かさに触れていくみたいな、じわじわくるこの感じはハマったらたまらないんじゃないでしょうか。すごく優しい気持ちになれます。
毎話レシピが紹介されてるのも嬉しいです。
おまけは定点カメラのようなこぼれ話。そういえばうさぎって鳴かないんだなあと気付いてちょっとなぜか泣けました。二人にはお互いを見るのと同じくらい、ぴょんのことも見てて欲しいなあと思いました。ぴょんに捧げる神です。

1

幸せに満ちた中にもちゃんとヒューマンドラマが

読んでいる間も、
そして読み終えてからも、
心から幸せな気持ちで満たされます。

2巻と同時購入しましたが、1巻目だけだと極上至福の癒し漫画でした。
きっと何十年経っても変わらない、仲睦まじい夫婦のスローライフをウォッチングしているかのような、イチャイチャ多めな2人のやりとりに心洗われました。そしてうさぎの"ぴょん"が天使のように可愛い…。
また、この作品の醍醐味、結構な量の飯テロとそのレシピ。どれも美味しそうで、全部制覇してみたい気持ちに駆られてきます。

しかし、最後の「おまけ」を読んでしまうと、きっと1巻目だけでは物足りないと感じると思います。それに作中でも、花澤サイドの話をもう少し詳しく…!と思うような終わり方になっているため、ストーリー重視の方は、2巻の準備を確実にオススメします。2巻では癒しよりも、せつない物語メインになっていて、涙なしには見られないストーリーが待っていますので。

とはいえ、1巻目でも2人にそれぞれ泣けたり苦しかったりと、過去や家族関係での感動ヒューマンドラマがあります。
この1巻目では特に槇サイドの親子のお話。
これが本当に本当にいい話で…。
槇のお母さんが登場しますが、ほんと、素晴らしいお母さんです。

疲れた日には元気をもらえるような、そして何度も見返したいと思えるような作品でした。
癒しを求めてる方、料理好きな方、せつない物語を求めてる方には、この作品はクリティカルヒットすると思います。

感想は2巻目に続きます。

1

優しくて幸せな気持ちになれる

『さみしがりやのラブレター』に続いて読んだ七ノ日先生の作品です。
pixivで連載している時から読んでいました。

アパレルショップの副店長 花澤とフリーのWEBエンジニア 槇のお話。

ある雨の日、段ボール箱に入れられた「私」は公園に捨てられました。
「拾ってください メスです」
段ボール箱に書かれたメッセージに足を止める人はいますが、誰も「私」を連れ帰ってくれません…。
気が付くと、1人の男性がしゃがみ込んで「私」を見つめています。
その男性は自分のコートを脱いで「私」を包んでくれました。
「よし じゃあ帰ろうか ねっ」
男性のアパートに着くと、もう1人別の男性がいます。
槙と呼ばれた男性は怪訝そうに「私」を見つめました。
そして、優しい顔で「私」を優しく抱き上げ、「ぴょん」と言う名前をプレゼントしてくれたのです。

…すみません。
ぴょん視点にレビューを始めてしまいました(汗)
そのくらい、うさぎの「ぴょん」は物語で重要な役割を担ってると思っています。
もしかして…ぴょんって幸運の女神(メス)じゃないかな?!

この作品は、基本が男子ごはんBLです。
槙が作る料理がどれも家庭的で美味しそう(๑´ڡ`๑)
ちゃんとレシピを公開してくれているので、興味のある方は作れますよ。
七ノ日先生のTwitterには、たくさんのフォロワーさんが実際に料理を作ってアップされています。
でも、ただの男子ごはんBLと侮るなかれ!
ほのぼのした幸せな日常生活の裏でそれぞれが抱える問題や葛藤が並行して描かれています。
そのエピソードがどれも深いんですよ(泣)
お互いに愛しているからこそ悩み苦しむ…。
槙と花澤のバックボーンを絡めながら、七ノ日先生のさりげない心理描写で上手なストーリー展開に仕上がっていると感じました。
きっと、この作品を読む前と読んだ後では全く違う印象になると思いますよ。

おすすめは、描き下ろし『おまけ』です。
槙と花澤がぴょんにだけ打ち明ける本音とぴょんの心の声。
pixivでは読めないお話です。

好きな人が作った料理を一緒に食べる。
これほど、幸福を感じられる時間はないですよね。
七ノ日先生が作品に込めた思いを感じながら、2人とぴょんの幸せがこの先も続くことを願っています。

そして、愛と感動の2巻へ!

2

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