ボタンを押すと即立ち読みできます!
ロマンチストのあとがきで作者さまが「意地っ張り受けになってくれそうな予感」と書いていた末弟・朋春ですが、ふたを開けたら十五歳も年上のツンデレビッチ?な受さまに愛を説く誠実ないい男でした♪
ふたりの兄に育てられた朋春は立派なブラコン(笑)
カメラマンの志木正芳にあこがれています。
専門学校に入る前から朋春は志木につきまとい誘われるままに志木と関係を持ってしまいます。
寂しさを埋めてくれる相手なら誰とでも寝るというモラルのない志木に朋春は傷つきます。
志木の過去と朋春の強い思い。兄ふたりの後押しを受けた末っ子は強い!
芦屋三兄弟シリーズ、末っ子篇‼
「あれ⁉」
末っ子は受けだとばかり思っていたから、15歳年下攻になっていた事に驚きでした‼
しかも、お相手の人物はビッチ受⁉
最終的に、芦屋家は総ホモ、攻め三兄弟になってしまいました(笑)
でも、家族愛はたっぷり、三種三様の恋愛模様が楽しめました♡
末っ子篇は、カメラマン志望の高校生• 朋春 × カメラマン&専門学校講師•志木の年の差15歳のお話。
志木が意地っ張りな受けで…それが、あまりに曲がって、捻くれ過ぎているんです。
家族の事情がトラウマになっているんですけど、だからって同情は欲しいけど、同情意外のものは邪魔だからかいらないっていう気持ちがイマイチ理解不足で…分からなくて、ただの我儘にしかとれなくて…(笑)
血が繋がっていなくても、兄弟から愛されて育った真っ直ぐな朋春のお相手だから、兄弟のトラウマで苦しむ受けの設定だったのかなあとは思うんですけどね。
末っ子の熱い恋する一緒懸命さが良かっただけに、この年上誘い受けにはやや残念。
今は、若さ溢れる朋春だからか、傷ついても負けない揺るがないパワーにみなぎってるけど…
この先、夢を叶え、大人になっていく過程で今のままの関係だったら壊れそうって…心配になってしまう2人でした。
ブラコン朋春だからか大丈夫だとは思うんですけど…朋春の愛情で、変わって行く志木っていうのを、もっと読んでみたかったなあと…よく深しく思ってしまいました。
思い悩みながらも、自分の気持ちに素直に一直線に進もうとする若さ溢れるエネルギッシュな朋春。
読んでいて元気になれます。
「一家断絶だけど…」って、冬海に報告しているシーンはニヤリ笑わされました(笑)
芦屋兄弟シリーズ…今の所四冊で完結‼
私的には好きなシリーズなので、またひょっこりと続きが読めたらいいのになあと思ってます。
出来れば長男篇がいいかなあ(笑)
芦屋家攻三兄弟…楽しめると思うのでお勧めです。