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小川いらさん作品は読みやすいけど、今まであまり萌えを感じた事は無かったんですがこれは猛烈に萌えツボに入りました。
遊び人な青年レオ(攻)と地方から出てきた平凡地味大学生のバンビ(受)がひょんな事から出会い、気まぐれなレオにバンビが振り回されるって話なんですがともかくバンビが可愛い!
レオに一方的に部屋に押しかけられたり、髪と服を整えられて垢抜け可愛く変身させられてあちこち引っ張りまわされたりと展開はよくあるパターンなんですが生真面目でどっか天然なバンビがいちいち可愛いったらない。
泣き虫でお子様だけど不思議に鬱陶しくない、ひたすら可愛い。
流されて言いなりになってばかりに見えて頑固な一面があるのもまた良し。
>こういう奴はいそうでいて、実は滅多にいない。まるで珍獣みたいなものだ(レオ視点:続編より抜粋)
無意識にそんなバンビに落とされちゃてるのに完全にはそれを認めないレオのオレ様具合もイイ!
話的にはさして物珍しさはないんですが、ともかくレオとバンビのカップルがとてつもなく萌えツボ突きまくりでたまらんです。
エロもかなり入ってるんですが、無理矢理やられててもバンビの反応が可愛いので悲惨感はないです。
トジツキさんの挿絵もいい感じで内容に合ってます。
とりあえず地味平凡受系が好きな人は是非。514円と値段もお手頃、ビバ文庫!!
テンポが良くてすごく読みやすくて、あっという間に読み終えてしまいました。
そしてトジツキさんのイラストが素敵すぎて萌えが倍増!
レオのような、受けと関係を持ってからも一途にならないような攻めは自分的にはNG!なはずだったのですが、何故だか嫌な気持ちにならない不思議。
有季が思い詰め過ぎない性格だったのが良かったのかもしれません。だから、苦しい気持ちにならずに割とあっさり読めたのかも。
それに、結局はレオもまだ無自覚なんだろうな~という気がしたので。有季に惚れてしまってるのを自覚しながらも、他に手を出す。っていうのは救いようがないけれど、レオ本人がまだ無自覚ならしょうがない。まあ無自覚というか、有季に本気になっていく自分を認めたくないという感じですかね。
本編後のレオ視点の短編でそれが良く分かります。でも有季の前で他の男を口説くなんてひどい!まあそれも有季に嫉妬させてちょっと泣きそうになる顔が見たい、という気持ちからの行動のようです。レオさん子供すぎる…(笑)
この短編での有季が健気過ぎて!独占しようという気はないけれど、自分の見ている前でそういうことをしないで欲しい、という気持ちが泣ける。
確実に有季はレオにとって特別な相手ではあるので、レオが有機一筋になるのも時間の問題かもしれないですね。
この作品が気に入った方は続編「太陽を抱く男」も是非!
面白かった!失礼かもしれませんが、思わぬ掘り出し物に遭遇しました。
大学進学と同時に上京した有季と、彼をピンチから救ってくれたレオの物語です。
有季は純朴で真面目で、一言で言えば「良い子」ですが、決しておバカではなく自分で行動できる青年です。一方のレオは、そんな有季がひと目でカッコ良いと感じてしまうほどセクシーな男性で、傍若無人さも魅力的に思えるキャラクター。
あらすじを読んだ時はありがちな設定と感じたのに、期待以上に萌えました。レオはとにかくカッコ良く、有季はひたすら可愛いです。また、有季の周囲の人々のキャラクターにあまり無理がなく、レオの正体もトンチンカンなものではなかったのも良かったです。
オマケの同時収録(レオ視点)もコンパクトながらむちゃくちゃ萌えました。続編を読むのが楽しみです。
田舎の私が初めて東京に行ったとき、有季と同じ気持ちだった。
迷子になるし、日本じゃなくて外国だよ!ここは!という感じだったよ。
有季の行動が可愛くて萌え。
レオが帰ったあと、ティッシュのゴミが落ちててゴミ箱に入れようとしたら、ティッシュの中から使用済みのコンドームが落ちてきて「ぎゃっ!」って叫んだり。
有季はちょっと泣き虫だけど、可愛いなと思う。
レオが有季ことバンビと確かに付き合う宣言はしてなくて、恋人ではなく飼ってるつもりだったってのにえーってなったよ……。
さんざん、やることはやってるのにね。
でも、34歳のライオンが18歳のバンビに意外とデレデレなのです。
主人公は、田舎から上京したての大学生“有季”、これがまあかわいい。世間知らずのお子様ですが、ピュアなところがいいですね。
お父様が地方代議士だっただけあって育ちの良さがにじみ出るのですが、いかんせん引っ込み思案で、都会の生活になじめないでいます。大学でも友人を作れず都会に出てきたことをちょっと後悔している日々。
ある日、なれない都会の真ん中で因縁をつけられていたところを助けた?のがレオ。まあ、レオは助けるつもりはなかったのですが。通り道をふさがれてうるさいからと、腹を立てただけで。
しかし、それをきっかけにしてレオは、たびたび有季の部屋に入り浸るように。傍若無人で、マイペースで有季は振り回されっぱなし。
しかも、性の知識のあまりない有季をいいことに、いろいろ教えちゃうレオは、悪い奴です。(笑)
レオに振り回されっぱなしの有季ですが、レオのことが大好きで、獅子のような暴君レオも実は有季を「バンビ」なんてかわいい名前をつけてかわいがり・・
どちらにもレオ視点のショートストーリーが付いているのはいいですねえ。振り回しているはずのレオも結構いろいろ有季に振り回されて、そんな自分をどうして良いかわからない戸惑いがいいです。有季は知りたがり屋で自分で見ないと納得しない頑固者の一面もあって。キャラといい、ストーリーといい、レオの有季調教シーンといい、大満足な作品です!!