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恋は地表マイナス2メートル

koi ha tihyou minus 2m

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表題作恋は地表マイナス2メートル

笹山はるま,大学一年生
三波,考古学研究室三年

あらすじ

大学一年生の笹山は、先輩である三波の熱烈な勧誘を受け考古学のゼミに入る。表情豊かな三波を自然と目で追ってしまう笹山だが、ついに三波が夢に現れて!?三波もそんな笹山が気になるのか、ある言葉が口をつく――「俺のこと好きなの?」。夢の内容に自問自答しながら、自身の感情に折り合いをつけてゆく笹山の選んだ答えは…。

作品情報

作品名
恋は地表マイナス2メートル
著者
今井ささる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コンパス
電子発売日
4.8

(11)

(9)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
53
評価数
11
平均
4.8 / 5
神率
81.8%

レビュー投稿数3

あの人がしてんのは盗掘だと思う

レビュータイトルは後輩くんの某有名映画へのコメント

2021.04時点でレビューが1つしかなくて応援したいのでレビューします。

まず絵柄がすき。
子供時代も描きわけれるって凄いと思います。
先輩の表情がくるくる変わって見ていて愉しいし、後輩くんが先輩を気になっちゃうのも納得。
大学生が着そうな衣装でキャラの説得力がマシマシ、安心して話に集中できます。
惜しむらくは先輩のそばかすが安定してない事くらい。減点するほどではないので神評価で。

もちろん内容もしっかり。
箱入り後輩×愛され先輩

先輩は思ったことが顔と口に出ますが、憎めない天然。ゼミの愛されキャラ。
後輩くんは少年時代からの大病があり(今は快癒)体に負荷をかけれなかっため人付き合いが表面的でした。

後輩視点で話は進みますが、エピソードが秀逸。

例えば
付き合う前から好きになることに対しておめでとうとか
妹ちゃんのセリフとか
マンガキャラじゃなくて現実にもこんなことを思っている人がいそうで上手いな~と感心。
脈絡なく突然降ってくる後輩くんの夢エピソードも愉しかった!

総評として絵が上手くてエピソードも良いのでBL以外でもマンガとして面白い作品だと思います。

2

心象風景描写が素敵な考古学BL

BL以外の発掘作業部分も詳細に描かれた勉強になる作品。表現が独特で、主人公の夢や心象風景がすごく面白いです!HシーンのIQ低下っぷりも最高で、吹き出して笑っちゃいました。
展開が思わぬ方向に行ったり予期せぬキャラの反応に驚かされたりと、読んでいて楽しい~と心がほわほわします。作家買いしたい!と思うくらい大好きになりました。
考古研の後輩×先輩で、どっちもすごくキャラ立ちしてます。性格も恋愛への向き合い方も全然違う二人なのがすごく良い!
笹山はもやもやを全部、未決BOXと称する箱を心の奥に作って入れて封印しています。この中の三波が解き放たれた瞬間がもうすっごく良くて!遭難のシチュエーションと相まって、じんわりきました。ラストでその話を先輩にするシーンもめっちゃ良い。
くっつくまでのかみ合わない二人の会話も好き。Hシーンは絵に妙~なエロさがあって、お初のときは笹山の行動やモノローグに思わずツッコミたくなる笑いがあって、クセになる感じでした。
幸せな結末の後に0話を読むと泣けます。盛りだくさんで大満足の一冊でした。

1

インディ

◾️笹山(新入生)×三波(サークルの先輩)
ザBL漫画といえばザBL漫画でもあり、一般ジャンルの考古学大学生生活漫画にBL要素が乗っかった作品でもあり。考古学の知識としてこの辺がどれぐらいの話題なのか分かりませんが、自分は初めて知ることが沢山あったので面白かった。元々こういう新しい知識が手に入る一般漫画が好きで。BLでは結構珍しいと思う。

ラブの部分はそんなに濃くないです。2人の関係性を深く描くというよりは笹山の心内を深く描くタイプの作品。夢の中のなんともつかみどころのない空想が面白い。笹山が小さな頃から心臓病を患っていて…というのが話の中心でありつつ、笹山が概ね冷静で湿っぽさが薄いのもいい。

もちろんラブもあります!三波の憎めない感じ、いいね!

1

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