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砂原先生の作品は、いつも好んでよく読んでいます。
その中でも、とても好きな作品で何回も読みました。レビューします。
崎浜港平 硬派なんだけどヘタレ攻め×比名瀬稜 超天然の金持ち坊ちゃんのお話になります。受けの比名瀬は小学生の頃から崎浜の事が大好きで一途に慕っています。変わり者の比名瀬を、仕方なく世話を焼いていた崎浜ですが、だんだん可愛く思えてきてしまいなお話。
砂原先生の登場人物は変わった人が多いのですが、その中でも変わり者の超天然比名瀬。20歳になっても、赤ちゃんは、コウノトリが運んでくるとかキャベツ畑がとか信じています。それなのに、英才教育の賜物なのか、何カ国語も喋れたりします。そんな、バカなと思ってしまいますが、
本当に一途で可愛くて、攻めと同じ気持ちになってしまい、読んでいてキュンキュンします。攻めも、なかなか気持ちを認めなくてツンツンしてるのですが、そこもまたすれ違いが起こったりして楽しいです。
ちょっと、肩の力を抜いて楽しくて可愛いお話を読みたい方はぜひオススメです。
夏目イサクさんの絵に惹かれて購入しました。ぴったりですね。挿絵のおかげで作品の魅力三割増くらいになってると思います。
いいかんじに明るく楽しいコメディでした。
なにがおもしろいって、ところどころ荒唐無稽なんですよね。生き神と敬われる受けの呪い(!?)で島の外に出られない攻め。
続編では受けが記憶喪失!古典的過ぎてこれには思わず笑ってしまいました。
だけどどうして、このギャグっぽすぎる要素がうまく話に絡んでくるんです。呪いにしても記憶喪失にしても、ネタこそ馬鹿馬鹿しいものの扱い方は真剣なので、読んでるうちに自然と話に入りこんでいます。
ただ、受けの性事情。これだけはいただけません。大学生にもなって赤ちゃんがコウノトリとかキャベツから生まれるって、そりゃないでしょう!
それよりは王子ルックできらきらさわやかなお花畑頭が、ひそかに攻めには劣情を抱いていた、とかのがよっぽどときめくのになあ。
とはいえ、タイトルが「純情」ですものね。作者さんが書きたかったのはきっとそっちなんだろうな。
イサクさんのイラストで購入しました。
タイトルと表紙からの想像通りな
愛ランドな作品でした
コメディなのかな??
幼馴染みで島暮らしときちゃ
そりゃ期待せずにはいられないのですが
切なくない熱い想いがそこにはあります。
いやバカバカシイ中に少し切なさが見え隠れしてます。
そりゃ無理だろと思うところも多々あれど
天然ボーイが相手ならば
それもあるだろうと、思えてしまいます。
当たり前にいる相手それは
贅沢ですね。大切だとはわかっていても
なくしたくないと思えるかは又
別ものだったり。
アホな受をはじめて読みました、とっても萌え~萌え~でしたo(´∀`)o。比名瀬が港平に対して思考回廊はアホに近い純真です。頭の中には自分と港平が恋人同士みたいな関係になって、実際に港平が彼女がいて、でもその彼女がカモフラージュのためだと自分がずっと考えていた。そのことを気づいたとたん、子供みたいにわーわー泣きました。港平に迷惑をかけたくなくて、距離を置きました。その決心のおかげで、港平は比名瀬の大きな存在に気づいて、ハッピーエンドになった。比名瀬の天然ボケの数々セリフはとても面白かった、爆笑しました (≧∀≦)b。
まず最初に、『島モノBL』ってそんなカテゴリあるんですか?
イヤそれはともかく、面白かったです。私はこういう突き抜けたコメディは大好きなんです。中途半端なコメディ(作者に照れが残ってる?)は読んでる方がシラケてしまうので、いっそこれくらいやっちゃって欲しいんですよ。
内容はまあとんでもないというか、『なんだソレ!』の繰り返しなんですが、別に構わないですね。これで比名瀬(受)に計算があったら無理だったかもしれませんが、天然ならしょーがないよな!こういうキャラクター好きです。
よく考えたら港平(攻)は何とも気の毒なんですよね。何の責任もないのに比名瀬に惚れられたばっかりに・・・これ思いが通じなかったら、港平にとっては単なる悲劇ですね。
作家さんが寿命を削ってまで入れたらしい続編の『記憶喪失』『遭難』ネタも、この作品なら大丈夫、浮いてない。どころかよかったですよ。こんなベタネタで楽しめるのもこの作品ならではって感じでした。
私は砂原さんのシリアスはどうも合わなくて、正直もう砂原さんは読むまいと思っていたのですが、コメディ(ファンタジー?)を書かれるのを知らなくて、ダメもとで(失礼!)読んでよかったです。
そして、夏目さんの巻末漫画はもうすごく面白かったです。この作品は、ストーリー・キャラクターと夏目さんのイラストがベストマッチでした。