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私がこの小説を買った理由は、砂原糖子さんと宝井先生が好きだからという理由だったのですが…
話としては素晴らしいと思います。
高校生とドーナツ屋の店長という歳の差12歳という個人的に大好きな設定でいつもだったら受け贔屓なのですがこの作品は店長も勿論恋愛に臆病で高校生と付き合っても将来別れるんじゃないかとびくびくしてる小動物みたいな可愛さ(29歳ですがww)があって好きですが
攻めの高校生の高身長でイケメンなのにぼんやりぽやぽやしていてでも好きになったら一直線に激突wして来て個人的にどストライク過ぎて読んでる間ニヤニヤが止まりませんでした。
個人的に好きなシーンは店長が「君って草食系だよね」と言って攻めが「…俺は肉食ですよ」とさり気なく店長に抱きたいアピールをしていてかなり萌えました。 攻め可愛すぎますよ本当に…///
これは本当に買ってよかったです。
ドーナツ屋の店長、倉林由和:29歳(受け)と、バイトくん上原凜生:17歳(攻め、高校生)の年の差の恋です。
タイトルのイメージや、導入部分の店長の愚痴などからコミカルな話なのかな?と思いましたが、
じきに受け攻め互いにそれなりの過去をしょっていることが明らかになります。
でもその描写は重すぎない。
お話も全体に全体に重すぎもしないし、軽い話でもない、という印象です。
「ドーナツ穴」のたとえ、作中で語られてみて、そうかーなるほど、と感心しました。
最初は受けはバイトとして面接にきた攻めのことを、なんだこいつ(履歴書に「鉛筆削り」って)とか、若いヤツは全く、といった風に観ているので、
「こんな二人がくっつくのー?!一体この先どうやって?」とお話の展開が気になり、ページをめくってゆきました。
とりたてて大きなエピソードはないのですが、
受けの、店長として女子大生のバイトの教育に疲れてる様子などもリアルだったため、
受けくんに惹かれてるのを自覚しても、ひとまわりの年の差は大きい…としり込みする気持ちなど、すごく伝わりました。
あと攻めが「無口」で表情が乏しいコ、というのはわたしにはツボでした。趣味が鉛筆削りだし。外見カッコイイいいけどボーっとマイペースっていうか?
BL的には 同性とは初めての17歳のつたなさに萌えて、この評価です。
好きなんです。「未熟な攻め」がツボに入る方にはお勧めかとっ。女子にモテモテでも、本当に恋したのは年上の男が初めて…というの、定番でもすきだー!
目立つ作品ではないかも?だけど、なんだかのせられて読んじゃいました。この作者の作品のなかでは、軽めだけど地味に好きかなと思います。
無口でちょっと不思議系?だけどもイマドキの高校生×年相応に恋愛には慎重になってるドーナツ店店長29歳の、年の差12歳カップルの甘くて青くて胸キュンなラブストーリー!
無口で一見冷めて見えても、若さからか恋を自覚すると情熱的に一直線に押すタイプの凜生と、今までの恋愛経験や店長という立場から、恋愛に慎重になって一歩引いた姿勢になってしまう倉林が対照的だなーと思いました。
凜生と母親との微妙な関係や、倉林の忘れられない過去の男の存在が二人の恋のスパイス的なエピソードになっています。
凜生の特技が不思議ちゃんらしさを醸し出していますw
超記憶力、そして鉛筆彫刻!
気になって鉛筆彫刻をうっかりネット検索しちゃいましたw
すごいですねー!実際にこんな特技を持つ人がいるんですねw
個人的に砂原さんのエロシーンがものすごくツボで…!今作色っぽくてよかったです。名前呼びイベント(笑)も年の差カップルらしさがあって萌えた!!
最初のエロシーン(未遂)は挿絵も表情がとても色っぽくてすごくシーンにあっていて、もう何度もそこだけ読み返してしまうw
あのシーン、凜生の若さと余裕のなさが印象的でグッときますw
そして、この作品ドーナツ店が舞台なだけあり、読んでるとものすごくドーナツが食べたくなりますw
『森くま』やら『冬ウサ』やら、本当どこに行ったら食べられますか?!というレベルで食べたい!!
仕事に疲れきった店長と高校生バイト。
疲れきってたらLOVEに行かないのでは?
今時風のゆるい高校生バイトでローテンションじゃ恋に落ちないのでは??
と、思いきや。
ところが、どっこい!(笑)
それに店長の昔の恋と高校生の妙な特技が合わさると、胸キュンな恋になるのです。
疲れ切ってるから普段絶対採用しないような子もバイトに採用しちゃうし、ぼーっと昔の恋人のアドレスを携帯で見ちゃう。
気になったものだけに異様に集中できる特技があるから、ついついチラ見した店長の携帯のアドレス画面覚えちゃう。
店長のことが気になっちゃう。
気づけばローテンションキャラはどこに??でもその変化がごくごく自然で、上手く描かれてるなぁと思いました。
特にHでガッツいちゃって、いやいや自分草食だから待てるしって言っておきながらやっぱり無理だった話が大好きでした。
そして店長可愛い!その可愛らしさはおっさんじゃありません(笑)
恋をドーナツの穴に例えるって、何て可愛くて詩的なんだろう。しかもその表現の仕方がとても上手いんです!
皆さん大好き「年の差」ものです。年の差だけがメインではないですが、男子高校生(バイト)×店長という上下関係や立場の違いもあってか、今までで一番「年の差おいしい!」と思わせられた気がします。
攻めは無関心であっさりした男子高校生の凛生。イケメンでクールな凛生が受けの倉林に惹かれてからは、余裕もなくして突進していきます。その過程が可愛くて可愛くて。
他にも鉛筆削りが趣味だったりドーナツ作るのが得意だったりするのも可愛い。
倉林も三十路前の29歳といえど醸し出されるくたびれた感じが程よくていい。
ドーナツ屋が舞台で紆余曲折ありつつもとても癒される作品でした。宝井先生のイラストも世界観とぴったりで麗しい。