特典ペーパー付き
今回同時発売の2冊両方買いました。初めて読む作者様でした。
両親の再婚で家族になった好きな人、という家族について考えさせられる話です。
遥稀の父親と利玖の母親が再婚して、クラスメイトの二人が兄弟になってしまった話ですが、更に結婚二週間で父親が事故死というハードモードなのです。
遥稀には他に身寄りもないからこのまま家族を続けようと提案されますが、これって結構難しいですよね。しかも遥稀は利玖の事が好き。距離無しで近寄ってくる利玖に振り回されています。
実は利玖も遥稀の事が好きなので両片思いなんですが、絶望的に二人の考えがかみ合わないのでハラハラしました。
利玖は好きな人と家族になれた!とポジティブでグイグイ遥稀に迫っていきますが、遥稀は同性だし失恋したと思っている所に家族になって、この気持ちを家族に持ってはいけないと何とか隠そうとします。
いや~遥稀にちょっと同情しますよ。家族の形にまだなってなかった所で父親が死んでしまっては、どうやって新しい家族の形を作っていったらいいか悩むでしょうし、その上失恋した(と思っている)義弟にグイグイ迫られては、家から逃げ出したい気持ちになってもしょうがないでしょう。
利玖が不安になってグイグイいく気持ちも分かるんですけどね、好きな人と家族になれたのに、遥稀はバイト始めて家を出ていく気満々、更に進路も進学をやめるらしい。おまけにバイト先が怪しいときてはグイグイいくしかなかったんでしょうね。
結局きちんと話し合ってお互いの気持ちをぶつけたら恋人同士になれました。
その後のエッチはラブラブでほほえましかったです。
イケメンDK同士っていいですよね♡
親の再婚で義兄弟になってしまった、遥稀と利玖の両片想いもだもだラブです。
想い合いながらもすれ違う2人がもどかし〜
真面目で誤解されがちな遥稀に、明け透けにグイグイ接する明るい利玖。
正反対に見えて家族を大切にする共通点もある2人は、親友同士の義兄弟です。
親友から恋愛へとシフトしていく気持ちはノンストップですが、兄弟になってしまったことで、今度は「家族」という柵に振り回されていく過程はまさに王道。
兄弟ゆえの微妙な距離感、守りたい「家族」というカテゴリー、気付かない両片想い……と、なかなか実を結ばれない小さな恋の芽。
遥稀のバイト先の美人オーナー。
カフェに併設する、「添い寝カフェ」なる怪しげな場所。
心配してヤキモチを焼いて、独占欲丸出しの利玖の態度にキュンでした。
親友で兄弟で男同士で……というハードルをあっさり超えてくる利玖はポジティブ星人ですよね。
ネガティブで真面目で繊細な遥稀とはピッタリです。
確かに、同じ戸籍は「夫婦」とも言えなくない?
うーん、やっぱり利玖が超前向き(笑)
一冊丸ごと表題作なので、恋人同士になったその後のラブラブな様子も描かれていて読み応え充分。
ただ、カフェのオーナーやマッチョなシェフなど、気になる登場人物達をもうちょっと掘り下げてもらいたかったかも。
特にオーナーは存在感大きすぎ;
「添い寝カフェ」の実態についても、もっと詳しく知りたかったよ。
王道なので、先の展開は正直読めてしまいます。
それでも、可愛いキャラとテンポの良さで読ませる魅力があります。
小さな妹の誕生にもホッコリ。
恋多きお母さん、やりますなあ。
両想いになってからは、Hも惜しみなくみせてくれます♡
どっちが受けでもいいと思ったけど、感じる利玖が可愛くて、こちらが受けで納得!
健康な10代男子なら、そりゃヤリまくっちゃうよね〜
(評価は萌え×2寄りです)
(関係性はすっごい好きだから悩む…ウウウ)
インタビュー記事に『関係性のオタクよ集え!!』とありまして。
なるほど。わかる。すげーわかる。
仲の良い親友から親同士の再婚して義兄弟になり、
実は両片想いで一つ屋根の下っていう拷問感( ´艸`)ヌフ
しかも彼等は思春期!ムラムラ止まらない高校生!!
はぁ~~~~~~~美味めぇ~~~~~(萌えムシャムシャ)
設定の細かい部分に少々疑問があり躓きつつも、
萌えを楽しめたので満足です(﹡´◡`﹡ )
片想いしていた子が義兄弟になるーーー。
攻め:遥稀はそれをマイナスと捉え、
受け:利玖はそれはプラスだと考える。
両片想いの上に価値観の違いが重なってすれ違っていくお話です。
遥稀にしてみれは辛い衝撃なのです。
親同士が再婚してすぐ、家族の形が未完成のまま実父が他界。
親友兼片想い相手と家族としてどう馴染めばいいのかわからない。
無邪気に近づく利玖にムラムラはする。
でも家族だからこれ以上の進展は無理。
先が見えない気分を抱えて眠りが浅い日々が続きます。
利玖は遥稀の様子がおかしいのに気付いています。
家族になれたのに馴染もうとしない遥稀を心配し、グイグイと距離を詰め攻め込む。
淋しいなら添い寝してやると遥稀の布団に潜り込む。(不眠の理由はそれだーーッw)
なぜならずっと利玖は『家族』が一番強い関係という価値観なのですね。
だから片想い相手と家族になれるって最高じゃないか!という。
遥稀と家族になろうと前のめりで頑張るのです。
完全なる両片想いのすれ違いが発生して、
噛み合わなさが焦れったくてキュンキュン。
しかーも!その状態で同衾ですよ…?
すっげー萌えるヤツやん…最高。(///Д///)
遥稀と利玖は、陰と陽みたいな違いがあって。
真面目に思い詰める遥稀、
明るくポジティブな利玖、なんですよね。
その違いの摺り合わせ…というのかな…?
親友で家族で「恋人」が加わったあとの変化が良きです!
遥稀の明るい表情や色恋に浮かれポンチなとことかw
イッチャイチャもたっぷり見られてニヤニヤが止まりませんでした(∩´///`∩)
他、遥稀が悩んでた時期のバイト先のオーナーさん。
スピン元ネタCP?と思うぐらいキャラが立ってました。
オーナーとシェフ、絶対なんかあるよね!ってぐらいの匂わせを感じたので(チョロい)
今後スピンが登場するか期待したいところです♪
これ余談ですが、
利玖のお母さんに最後ビックリして戸惑ったんですが
再婚を急いだのは遥稀のお父さんとって意味ですよね…?
お子は遥稀とも血が繋がってるセメントベビーですよね…?
この辺りちょーっとわかりづらかった気がします。
(混乱して勘違いで激萎えレビューしそうだった;)
(遥稀の居場所がなくなるやん!と思っちゃった;)
あと個人的な嗜好ゆえのズレなんですが、
義兄弟になる前をもうすこしジックリ見たかったです。
家族部分がクローズアップされて、親友からの変化はちょっぴり物足りなさが…。
(ホンット完全に私の好みの問題です。すみません。)
表紙の暖かさから、ほのぼの義兄弟ものかなあと思っていたのですが。
結構ヘビーだと感じました。
とくに遥稀の身に起こったことって、なかなか...
それでも彼の気をいろんな意味で紛らわせてくれる利久がいたから、なんとかなったのだと感じました。
義兄弟ものって、なんでお互いに惹かれたのかが結構ネックになると思います。
お互いに好きだったところから、急に家族になってしまう。
それをプラスに捉えるか、マイナスに捉えるか。
両極端な2人でした。
利久の家族に囚われた考え方には、少しくどさを感じてしまいました。
もちろん家族を大事にすることは1つのポイントだと思います。
でも2人の仲を発展させていくのに、どうしても母親の影がちらつくのがしんどかったです。
この母親、最終的に別の人と再婚して妹ができてます。
この形を否定するわけではないのですが、その描写はBLに必要だったか?!と疑問に思ってしまいました。
同時発売のもう一冊が主役2人以外のモブがアレだったので、イケメンDK同士の両片思いのお話で安心しました。
ただ遥稀と利玖の余りのキャラの違いからのすれ違いに、ハラハラさせられた割にアッサリくっ付いた肩透かし感は否めませんでした。
カフェの店長も当て馬を匂わせるだけ匂わせて退場してました。もっと利玖を誤解させて切なさ感があったなら萌2まで上がったと思いました。
それから大学生になってからの利玖の妹誕生にはビックリして、数ページ戻って確認してしまいました。
2人が高校生の時に結婚して遥稀の父親が亡くなってますよね?利玖の大学受験控えた時の再婚が妹が出来ちゃったからってのが、利玖のお母さんが強すぎて唖然としてしまいました。
そして家族でいつか暮らしたいと話す2人なんですが、母親と妹との4人の姿しか描かれていないのがとても違和感を感じてしまいました。
利玖に似た妹を溺愛する遥稀と、それにヤキモチを焼く利玖を描きたかったのかもしれません。
でも2人が大学生になって安心した母親に、新しく恋人が出来る程度の方が自然だったのではないでしょうか?