ボタンを押すと即立ち読みできます!
前作読了後、泣きながら購入しました。
時間をかけて味わいたいのに、先を読むのをやめることができなかった。
押し寄せる試練と二人の葛藤が胸に迫る続編。ロマンスに留まらず、皇室問題とメディア、宗教、お話はどんどん壮大に、しかしリアルに「どう生きるか」についても深く問いかけてくる。ものすごいドラマチック。ものすごい読み応えでした!
前作でジェイムスのそばにいることを決めたベンですが、覚悟以上の茨の道が待ち受けている。
「もし自分だったら。」
と置き換えると恐怖に身がすくみました。ジェイムスの世界に飛び込む不安、焦り、過去、仕事、プライドとの対峙。読んでいて想像以上に以上に辛かった。お話の解像度が高すぎるんだもん!
愛を知ったにも関わらず、ベンの二度目の揺らぎ。お互いの「救済」がお互いの「枷」になるという展開に、胸が張り裂けそうになりました。辛すぎる!
人はどうあれば自由を感じ、ありのままで生きられるのか。
揺れるベンの前についにワーナーという悪魔が現れ、彼の誘惑が逆に決意を固めることになる。
ジェイムスとワーナーの対峙はなく、ワーナーという人物は、結局はベンの中の気持ちの一部だったのではないか。そんな描かれ方をしていると思いました。
愛する人のためにジェイムスは王位を、ベンは自由を捨ててもいいとさえ想いあえた。ここが最大の愛を実感する箇所でした。未来に不安ばかり抱いていた二人ですが、結果的には何も失わない。励ましあいながらも、お互い輝ける道が開けていく展開は圧巻。
リバーシブルという関係も、「与え、与えられる」という相互の交歓、対等であることを描いている。時に「主従」「懇願」「愛情」と形を変え、前作同様作品を彩ります。片方だけが受け身だったら、こうはならない。
出会いの地であるケニアを訪れ、二人は夜と朝、交互に愛し合うという、バニラに始まり、リバに耽るという時の変化の表し方も素晴らしかった。サイコーオブサイコー!!
ロイヤル・フェイバリットというタイトルがベンの初めての書評というのが本当に心憎くて、まいった!!
全てを回収していく展開は多幸感に包まれました。
壮大なドラマを完璧に描ききった、作家様の圧倒的な筆力にただただ脱帽です。
最後には私も、表紙に描かれたロイヤルファミリーに熱狂する国民の一人と化していました。手、振っちゃったね~~~!
たくさんのことを考えさせてくれる素晴らしい作品でした!!
ジェイムズと人生を共にすることを決めたベン。
メディアに騒がれるのは一時的なものですぐ普通の生活に戻れると思っていたが…。
男性パートナーというだけでなく、王室の人間と恋をして人生を共にすることがどんなことなのか
を痛感させられる。そして常につきまとう自分は王の付属品なのか…
仕事も騒がれすぎて、結局辞めることになるしね…。ジェイムズは最初からそのことをわかっていたから、いつでも彼を解放しなければと常に決意しているのが切ない。
そして場合によっては王位継承権を放棄することも…。
ベンの思いもジェイムズの思いも伝わってきて苦しい苦しい一冊となりました。お腹の中にいる時から注目されている有名人(それもトップクラスの)と、今まで自立してきた一般人の社会人の男との恋は難しい!
最後に2人が出した決断とは…。
簡単なものではなかったけどいいラストでした。
それにしても長年隠れ蓑になってくれていたジェイムズの友人キャスの素晴らしいこと。
ジェイムズからキャスへの贈り物も愛があって良かったなぁ!
最高の読後感で、感動して鳥肌がたちました。それくらいストーリーが素晴らしく、また最後に記しましたが、yoco先生のイラストも素晴らしく、ほんとに読んで良かった!
互いの関係を公表した2人に対して、撃ち込まれる銃弾のように困難が降りかかる。
ベンがどんどん疲弊していく。
追い込まれて、動揺し、イライラするベンに対してジェイムスはこれから起こることについて最大限の警戒をしつつ、落ち着いて対処する。
ジェイムスは、自分の立場や、与えられる権威に甘んじることなく、想像をはるかに超えるプレッシャーに耐え、ひたすら努力をし、寛大で、控えめで、思慮深い。
荒波に揉まれるベンを支えるジェイムス。
この悲惨な状況に嫌悪するベンが、自分から離れていくことを心配しているのが切なかった。
次第にジェイムスと苦労を共にすることで、今度はベンがジェイムスを支えていく。
2人で、愛し合いながら、闘いにユーモアを持って乗り切ろうとするところがとてもイイ。ユーモアと愛が2人を癒す。
周囲の人からも助けられる。
ジェイムスを支えるツェンは頼もしいし、キャスがベンを助ける。インディゴも。
ベンの性格を知り、愛しているからこそ、ジェイムスが腹をくくる決断をするところが実に素晴らしい。ジェイムスにとって、人生を変えるほどの決断には鳥肌がたった。
ジェイムスの素敵なところは、頑固一徹ではなくて、信念を持ちつつ、臨機応変に状況に対応していこうとするところがすごい。
ジェイムスの覚悟がベンの気持ちを変えた。
そして、2人の誠実な姿、ありのままの姿が民意を変えていく。そしてこの困難を2人で乗り越えていく。
2人の愛、真実には全てを動かす力がある。
心に残った言葉。
「誰かを愛していたら、本当に愛していたら、何をすべきか本能が教えてくれることがあるのだ。必要なのは耳を傾けることだけ。」
ベンの色気、男らしさ、もうカッコよくて。あわよくば、青いジャージの姿も見てみたかった。
一方のジェイムスも真の強さ、優しさ、男らしさ、ベンに劣らずかっこいい。
ストーリーの素晴らしさは言わずもがなですが、yoco先生のイラストが雰囲気とベストマッチで、ジェイムスもベンもイメージ通りで、ほんとにほんとに素晴らしいと思いました。
特に表紙のベンときたら、最高です。俯き加減に手をわずかにあげている様子、2人が手を繋ぎ信頼し合っている様子、ジェイムスの髭、もうなんか言葉を失う……
この作品にはなくてはならないイラストでした。
最高の2人の生き様、圧巻のストーリー、神作品でした。
すごく面白かった。
500Pを超える分厚さがありながら、あとこれだけでどう締めるのだろうかとページを捲りながら不安になってしまいましたが、全くもって杞憂でした。
これだけのページ数を夢中になって読ませてしまうストーリー展開が見事な1冊。
読中にあれだけハラハラとしたのにもかかわらず、なんて心地良い読後感なのでしょうか。
もしかしたら別れてしまうのではと思うほど、幸せなお伽話のように上手くはいってくれないベンとジェイムスの恋。
一国の皇太子との身分違いの恋というのはこれほどまでに難しいのかと、厳しく苦しい現実という困難に立ち向かう2人の心情が生々しく、けれどもとても好ましかったです。
前作・今作と両視点で描かれていたものの、私はてっきり主人公はジェイムスだと思っていたのです。
読み終えた今、物語の主人公はきっとベンなのではないかなと思えてなりません。
ものの見方を変えてみようと考えることが出来る、ベンという人が大好きです。
作中に登場するチェスが印象的なシリーズでしたが、なんだかまさにチェスのようなお話だったなと感じます。
生まれや育ちがあまりにも異なる2人が一緒に居るために、向かい合いながら大切なものを手放したり、何かを得たり、時には迷い悩み進んでいく。
彼らが最後に取るのはもちろん…ですよね。
読後に見るyocoさんのカバーイラストが本当に素晴らしく、2人の背後に気が付いた時の幸福感たるや。
躍る恋から手を取り繋ぐ愛へ。
3カップルともずっと幸せでいてほしくなる、エピローグまで素敵な1冊でした。
前作では時期国王の皇太子と記者の大人の秘密の恋の物語だったのですが、最後の最後で2人の関係をカミングアウトする事が決まり、今作はその続きから始まります。
最初は2人の勇気ある決断に感動し、どんなことでも乗り越えられると思っていたのですが、そんなうまいことは行かず、困難が多すぎてハラハラしました。
一般人だったベンが皇太子の恋人と報道され、パパラッチに追い回されプライベートを面白おかしく晒され、仕事も上手くいかなくなり、そんな中、昔の悪い恋人から連絡があったりと、次から次へと困難が立ちはだかります。
2人の心の機微を見事に表現していて、最後までハラハラしながら読みました。
