ロイヤル・シークレット

royal secret

ロイヤル・シークレット
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

149

レビュー数
5
得点
68
評価数
15
平均
4.6 / 5
神率
80%
著者
ライラ・ペース 

作家さんの新作発表
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イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784403560385

あらすじ

国際的なニュース配信社
「グローバル・メディア社」の記者、
ベンジャミンは、上司の命令でケニアへ赴く。
英国の次期国王ジェームス皇太子を取材するためだ。
取材に乗り気でなかったベンだったが、滞在先のホテルで、
ひょんなことからジェイムスその人と知り合う。

知的でユーモアのセンスもあり、
気さくなジェームスの人柄に好感をもつベン。
ジェイムスもまた物書きだというベンの、
若きヘミングウェイのような堂々とした
佇まいや率直さに引かれていく。

ベンの部屋のテラスでチェスを始めた二人は、
一つ駒を取られるたびに一つ秘密を打ち明ける取り決めをする。
最初は軽いゲーム感覚だったのが、
二人の間に不思議な感覚が通い始めた。

世界一秘密の恋が、今幕を開けるーー。

表題作ロイヤル・シークレット

ベンジャミン・ダーハン 経済記者
ジェイムス 英国皇太子

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レビュー投稿数5

続編が楽しみ

決定的なネタバレはなしです。

両視点でどうせ両思いなんでしょ…っていう展開が苦手なので、初めの方はあまり好みのテンション?書き方?ではなく、正直ダルいなーと思って読み始めたのですが、後半からは一気に読んでしまいました。

ですが、えっここ?ここで終わり?という感じで…そういう意味ではちょっと消化不良なかんじ。
続編があるようなので、楽しみに待っていたいと思います。
決して悪くはなかったのですが、この巻だけだと最高!神!にはあと一歩というところだったので、期待大です。

あ、あとリバがあります。苦手な方は注意。
書かれ方は割とサラーっとしてて、日本のBLとのギャップを感じました。

0

力強い

途中読めないかも!と厳しいところがあったけれども、読み終わってみたら、なんと力強い言葉たちの美しいこと。申し分なく神でございました。読後感がとにかく素晴らしい★ ただ日本のテンプレなBL小説とはちょっと違っている部分もあるので、戸惑いを覚える方もいるかもです。そんなもん気にしないわ!という方は是非!!!!!!!!本編390P弱。終盤の何ページかはすべての言葉が好き・・・

パパラッチに恋人との時間を撮られておかんむりのキャスが電話したのは英国皇太子ジェイムズ。ジェイムズは笑い飛ばし、嘘につき合わせることを謝り、今後の仲直り計画を立て・・・。ジェイムズはゲイで、キャスは大親友でありフェイクの恋人。キャスをいい加減解放してあげないとと思いつつ、仲直り計画にそってジェイムズはケニアに出かけます。そこで雨降りの日に偶然出会ったのは「物書き」だというベンジャミンで・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は割と多い。でも「階級呼び、称号呼び、セカンドネーム」ないし、登場人物一覧あるから楽勝!印象深いのは、
インディゴ(ジェイムズの妹、精神的に不調)、キャス(ジェイムズの恋人役をしている貴族の娘、この人最高!)、グローヴァー(ジェイムズの執事)、ロベルト(ベンの同僚、こいつもナイス!)、キンバリー(超絶優秀秘書!!!無敵感たっぷり!) というところかな。悪党役も少々います。

**好きだったところ

ケニアで出会って惹かれて、でも記者だっていうのがバレて というのは何となく皆さんヨメる展開だと思うのです。
そこから二人の心が近づいていくところと、終盤の心を決めていくところが猛烈に良かった!!!!!!

皇太子、可愛いんです。大学時代以降、出来ていなかった市井の人のような行動一つ一つに大喜びするんです。普通に公園で散歩する、恋人の家でただ一緒にいる、普通のアパートで聞こえてくる上の階の人の生活音、普通の小さいトイレ、ごく普通のショッピングカタログ・・・そうだよね、皇太子ともあろう方は、生活音なんて理解できないよね・・・と愛おしくて愛おしくてたまらなかったです、ここ。

ベンもそういう気持ちだったんでしょうね、めっちゃ愛し合ってもいるし、ただ側に寄り添っているだけでもあるし・・・自分の役割を認識していて、諦めているわけではないですが大変理性的にふるまおうとしている皇太子です。きつくって、ぎりぎりだなあと感じますが、インディゴ(妹)が既に振り切っていて自傷行為をしてしまう子なので、自分がと懸命に踏みとどまっています。うう・・エライけどキツイ。

そんな厳しい、ストイックな彼が愛そう、一緒にいよう、一緒に闘おうと思える人(ベン)に出会えて良かった。そしてベンも自分の本当の気持ちを受け止めて、ジェイムズと一緒に闘うと決意できて本当に良かった。このベンの「一緒に闘う」宣言がめーーーーーーっちゃカッコいいんです!(こんなチープな表現じゃない!是非読んで!)この何ページかは本当に素晴らしい。こんなに力強く励まされる心地になるお話、少ないです。ほんとに読んで良かった!

ながながと失礼いたしました。攻め受け確定&女性的な受けというようなお話からはかけ離れているのですが、ちょっとでも気になった方は是非トライしてみてください!本当におススメしたい!!!

4

これは映画化した方がいい

めっちゃ話が面白かったし、細かい素敵エピソードや萌えシーンもたくさん詰まってた。モノロマ文庫って原作厳選してるのか本当にハズレがない。読み応えのある小説好きの方には絶対オススメです。

ストーリーは架空の人物とはいえ設定が英国皇太子×グローバルに活躍する経済記者。まるで往年のハリウッド映画みたい。海外BLって基本リバなのでプリンス攻めもプリンス受けもたっぷり堪能できます。

プリンスも記者のベンも立場は違えど自分の仕事に真摯に向き合う真面目なゲイです。遠いケニアのリゾートホテルで出会った2人は運命的な恋に落ちます。2人は性格も体の相性もバッチリ!なのにプリンスはもちろん王位継承問題があり、ベンの方も若い頃悪い男に弄ばれた経験から恋愛にのめり込めないタイプ(この辺すごく受けっぽい)。お互い好きなのに常に別れを意識し合ってるのが切ないのです。あと外を気軽に出歩けない王子様の為に2人でゲイクラブごっこをするシーンが素敵。大人のごっこ遊びイイ!

ラストシーンはベンの決断に感動し、とっても後味の良い仕上がりになってますが、2人が困難に立ち向かうのはこれからだ!って所で終わってるので続きがあるならぜひ読んでみたい。ベンの悪い元彼にも登場してほしい。あとyocoさんのイラストでベンの方が背が高いけど顔が美人さんなので受けっぽくみえる。ギブアンドテイクの関係なのでどっちでもいいのですが、私はそういう印象を持ちました。

3

続編の出来るだけ早い翻訳を心から望んでおります

まさに『モノクローム・ロマンス文庫に外れなし』でした。
最初は「英国皇太子の秘密のロマンス?」って思ったんですよ。
『なんちゃって英国王室もの』なのかな?って。
いやいや、王位争いの話だとかパパラッチの猛烈さとそれを支える庶民の『王室ゴシップ好き』の状況だとか「私はそれほど詳しくないけれど、これ、結構リアル寄りなんだろうなぁ……」と思いました。
このリアルな感じがあるからこそ、プリンスの恋がとてもとても切なく感じられるのですよねぇ。

英国皇太子の息子、ジェイムス(王位継承権3位)はゲイであるという秘密を持っています。
本当なら、父が王位についている間にその問題はゆっくり解決に向かって行くはずでした。しかし、皇太子夫妻は飛行機事故で不慮の死を遂げてしまいます。思いもよらぬ出来事によって、皇太子(王位継承権2位ですね)となってしまったジェイムスは、異性の友人に恋人のふりをしてもらい自分の性指向を隠し続けています。
勿論、偽りの生活を続けているジェイムスは苦しい。王位継承権の放棄も出来るのですが、ただそうした場合、彼の妹が2位になっちゃうんですね。この妹、追いつめられると自傷を行ってしまうほど繊細なのです。妹を守るためにそんなことは出来ない。彼は自分を殺して皇太子の役割を引き受けています。
でも、ケニアで出会っちゃうんです。ナイロビ特派員の代打で取材に来た経済記者のベンジャミンと。で、互いに惹かれ合い関係を持った後に、ベンジャミンが記者であったことを知り、ジェイムスは深く傷つきます。これ、誤解なんですけれどもね。その誤解が解けないうちに現国王危篤の報が入り、ジェームスは自国に帰ることとなります。
国王は一命をとりとめますが回復まで時間がかかるとのことで、ジェイムスは国王代理(邦訳では『摂政』となっています)を務めなければならなくなります。そんな中、ロンドン支局に移動となったベンジャミンと再会。
ゲイであることを隠さなければならない皇太子と、過去の恋愛で深く傷ついたため、二度と親密な恋人を作らないと決めた記者は『適度な距離を保ち、割り切った関係』を持とうと決めるのですが……

四六時中人から注目されプライベートがない生活が如何に人を傷つけるか。
もう読んでいて悲しくなって来ましたよ。
ジェイムスやその妹のアメリア(インディゴ)、ジェイムスの親友で『偽の恋人』カサンドラ(キャス)は明らかにゴシップの犠牲者なんですよね。
その中でもジェイムスの置かれている状況は最悪。恋をすることを諦めざるを得ないんですよ。

でも、これ、ベンジャミンもそうなんです。
この本では詳しく書かれていませんが、彼が初めて恋したワーナーという年上の男性にかなり酷い目にあわせられたらしく、恋する相手と関係を深めていくことを『やらない』と決めています。

つまり二人とも『恋をして幸せになること』を『刹那の出来事』だと思わざるを得ない人たちなんです。
この2人が徐々に、その枠からはみ出してくる。
ってか、はみ出すのが自然ですよね。
恋だもん。
もっと相手を知りたいし、セックスだけじゃなく出来るだけ一緒に居たいと思う様になるのは当然。
だって、それが『恋する幸せ』なんだもん。
でも彼らを取り巻く社会は、無邪気にそれを許したりしてくれないのです。

お話はラストに向けてガーッと盛り上がるのですけれども「あれ?これで終り?」という感じもする処で終わっちゃっているんです。
気になって調べてみましたら、続編がありました。
次はベンジャミンの過去も詳しく書かれるみたいなんですよねー……
うわー、読みたい!
新書館さま、これも翻訳されますよね?

9

二人の関係性の深まり方が切ない

タイトルとあらすじを読んでキラキラしたロイヤルラブかと恐れつつ、表紙のセンチメンタルさに惹かれて手に取りました。

出会いからラストまで質のいい映画のように素敵。
ロイヤルラブにありがちな非現実的な感じは少なくて、感情が深まっていく過程が丁寧に表現されていて、とても切ないです。

クラブのロールプレイと、ジェームスがベンのフラットで過ごす週末が美しくて、お互いにいつかは別れなくちゃいけないと決意しているなかでの蜜月が悲しい…。

ラスト以降をあえて書かない意味はわかりますが、二人の未来も読んでみたいです。

タイトルから、ハーレクインみたいな予想をしてる方は読んだらいい意味で裏切られます。
ジェームスの身分は確かにプリンスですが、とても地に足の着いた恋が書かれています。

悩んでる方は是非読んでください!

ただ、完全にリバなので苦手な方は気を付けてください…。リバ好きにはたまりませんが…。

15

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