ロイヤル・シークレット

royal secret

ロイヤル・シークレット
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神58
  • 萌×218
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

85

レビュー数
14
得点
384
評価数
85
平均
4.5 / 5
神率
68.2%
著者
ライラ・ペース 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784403560385

あらすじ

国際的なニュース配信社
「グローバル・メディア社」の記者、
ベンジャミンは、上司の命令でケニアへ赴く。
英国の次期国王ジェームス皇太子を取材するためだ。
取材に乗り気でなかったベンだったが、滞在先のホテルで、
ひょんなことからジェイムスその人と知り合う。

知的でユーモアのセンスもあり、
気さくなジェームスの人柄に好感をもつベン。
ジェイムスもまた物書きだというベンの、
若きヘミングウェイのような堂々とした
佇まいや率直さに引かれていく。

ベンの部屋のテラスでチェスを始めた二人は、
一つ駒を取られるたびに一つ秘密を打ち明ける取り決めをする。
最初は軽いゲーム感覚だったのが、
二人の間に不思議な感覚が通い始めた。

世界一秘密の恋が、今幕を開けるーー。

表題作ロイヤル・シークレット

ベンジャミン・ダーハン,経済記者
ジェイムス,英国皇太子

レビュー投稿数14

続きを下さい‼︎

あー、まさにロイヤル・シークレット!
英国王室の皇子(途中から摂政)が、実はゲイで……と、いうお話。
とってもとっても面白かったです。

偽装婚約者、精神が不安定な妹、王位を狙う叔父──そして、秘密の恋。
困難だらけのジェイムスとベン。
愛し合っているのに言葉にすることもできず、いつかくる別れを思っては心を痛ませる。
もう、切なくて切なくて。

ジェイムスがとても誠実な皇子で、自分の事も国民の事も欺き続けることが出来ないんですよね。
それに、恋人のフリをしてくれているキャスのためにも。
ゲイであることをカミングアウトしようと決め、ベンを巻き込みたくないジェイムスが別れを告げます。
本当にどうなっちゃうのー?と、最後の最後までハラハラさせられました。胸がギューっとなりました。

心を決めた二人の今後の苦難を思うと、とても苦しくなります。
早く続きが読みたいです。

1

愛さずにはいられない

あまり値段を見て買いませんが、1000円オーバーなのですね。軽率に買って欲しいです。原作にも翻訳にもお金がたっぷり渡って欲しい。

最高でした。濃密です。ストーリーも、男性と男性の関係性も、社会との関係性も濃密。社会との関係性が濃密という点は自分が好きになる作品によくある傾向で、こちらに至っては国を背負っている皇太子が主役ですから、存在が社会と直結しています。

舞台がイギリスだけあって、皮肉たっぷりの応酬もまた魅力的でした。ジェイムスはジョークは苦手だそうですが、日本におかれれば随分と言葉遊びの達者な人でしょう。

M/Mロマンスらしくリバ有りで、ベッドシーンも濃密なのに、何故かエロエロ作品とは言い難い趣。決して淡白なわけではありません。ロールプレイなんて、慣れてない人間から見ると関係性が壊れてしまうのではと怯えてしまうほどの主従を、上と下を、決するかのようなプレイが濃密に書かれていますが、隠微さは薄く物語全体を漂う高潔さが勝ります。ベンもたまらなくセクシーなのにね。

原書は続編が出てるそうで、翻訳…読みたいな…

1

初海外M/Mもの

M/M小説はかねてより気になっており、そんな中偶然見かけたyocoさんのなんとも色香際立つエロスな表紙に目を奪われました。
内容はロイヤルファミリーと記者の密かな逢瀬という、どこかラブロマンス王道なベタなものかと思いきや、とんでもない。非常に現代にマッチしたスマートさを兼ね備えた皇太子の立ち居振る舞いと、ネットが普及した今だからこその危うさや繊細さを妹のインディゴと自身のLGBTを交えて綴られているのは、まさに今読むべき作品といった説得力に溢れていて、非常に楽しめました。
なによりも浮き彫りにするのはジェイムスの圧倒的な孤独さと重圧。宿命とも呼べる立場や生き方とはまったく関係のない位置で、ベンという存在が普通のゲイとしての楽しみや恋愛をジェイムスに与えてくれる場面はとても良かったです。ベンというキャラクターが海外でいうとこのスタンダードなゲイなのかは分かりませんが、彼のスタイルはとても現実的で現代的で、ジェイムスとのバランスが良い。
海外ものですからいわゆるBLとは違った代物だなというは印象は強いです。リバがあったりしますから。けれど、このリバの描き方はまさにゲイの肉欲ってこうなんだろうかと目からウロコというか、とても自然に感じました。
特に印象的なのは、クソ!ファックしてくれ!という台詞。今までファックという言葉にネガテイブさしかなかったけど、使いようによってはこんなにエロティシズムを刺激されるのかと脱帽。なんてセクシーな殺し文句!と悶絶してしまいます。
セックスの描写などもただ純粋にセックスや快楽を楽しむといった事に注視しつつ、ドライでありながらこの最高のセックスはこの相手だからこそなのだ!と明確にシンプルに表されていて興味深いです。
こちらは続編があるそうなのでそちらが待ち遠しい。ロイヤルファミリーと社会のありかたがか絶妙なバランスで描かれつつ、しっかりと胸に迫るロマンスもあり、とてもオススメな作品です。

2

続きは!?!!!?!!!

続きは!?!!!?!!!щ(゜▽゜щ)
読後に出た感想はこれでした。

一線を引いた大人の恋愛という印象。
密会の時間だけの濃密な空気に、段々とお互いにのめり込んでいく二人の描写が自然でいい。
読み進めていくうちに「リバか…」と少し戸惑ったのですが、お互いに気持ちよくしあっているし、会話もその時々のシチュエーションを楽しんでいて、それらが二人を燃え上げているのがよくわかって、次第に受け入れられるようになりました。
特にベンの庶民的な部屋で、普通の恋人みたいに過ごす週末のシーンがいいですね。
束の間のまったりとした空気の中で過ごす二人が、立場も世間も忘れていちゃいちゃしているのがなんとも切ない。

王子という難しい立場や家族への愛、婚約者のキャスの人柄も素敵で良かった。
王室や世間で自分がどう見られているか、仕事に対する姿勢、責任感、過去の自分に対する考えなど、丁寧に描写されているのもとても良かった。

若干、視点の入れ替わりが分かりにくい部分もあったけど、翻訳ならではの日本語の固さも薄く、そこまで気になりませんでした。

いや、マジで続きが読みたい!!!
あの後どうなったか知りたい!!
ここまで思った作品も久しぶりでした。
ぜひぜひ続編をよろしくお願いします!!

1

今の世の中にマッチングしたストーリー

読み始めて、物語の設定を知った時は「盛るなーw」と驚きました。よくあるファンタジー世界の王子でなく、イギリス王室の…設定で、しかもメンズラブときましたから。こういう話は外すと痛い読み物になるので、少々不安でしたが、2、3ぺ-ジ読んで不安が吹き飛びました。話の進め方が上手く、引き込まれました。
あまりに面白いので作家の事を調べてみると、ニューヨークのベストセラー作家の一人の別名義だそうで、納得しました。

リアル王室事情が覗けて興味深かったです。ロイヤルファミリーの華麗な生活とその裏にあるプライベートでの犠牲の数々も。資産が大きければ大きいほど抱える負債も大きいなーと…。まさしく有名税ですね。イギリス王室の次期担い手であるからこそ、カミングアウト出来ない諸事情の数々により、プライベートでの幸せは諦めた偽りの日々を送るジェイムスが切ない。王室の中でもスペシャルなイギリス王室であるが故に、超えなければいけないハードルは当然スペシャル級で。。

恋愛部分はわりとシリアスで王道ですが、NLであればベタな話になるところが、男同士であるとLGBTの話も絡むため、問題提起もありな深みもあるストーリーになっていて非常に読み応えがありました。ジエィムスもベンも好感が持てるキャラクターで萌えましたw
洒落たラブストーリーも楽しみつつ、考えさせられることも多くて満足しました。二人の事情が切なくてとても泣けたし、何よりも続きがあることもビックリでした。

価値観の多様性が認められつつある現代とはいえ、人は皆社会において役割分担を求められ、多かれ少なかれペルソナをかぶって武装をして生活していかざるをえない所はいつの時代も変わらないので、多くの人の共感を呼びやすいリアリティー溢れるストーリーだと感じました。
読んでいる最中にちょうどリアルでも王室の離脱問題もあがり、ロイヤルファミリーの方々も色々窮屈で大変なんだと推測できるし、なかなかタイムリーな読み物でした。

6

キラキラ甘々じゃない王子様と記者の恋の駆け引き

表紙買いです。
今まで出会ったモノクロームの海外の作品はすごくよかったか好みじゃないかのどちらかになったので、積極的に読みませんがyocoさまのイラストに惹かれてうっかり読んでしまいました。

翻訳ものらしい設定や展開でした。

リバは好みではありませんが、それよりも残りのページが少なくなって本当にこれで終わり?と不安に思いながら最後のページにきてしまい物足りなかったです。
とはいえ続きがあるなら本当の評価は次巻を読んでになるでしょう。

「待て」ができない私にとってはできれば続編が出てからまとめて読みたかったです。
なので、消化不良な終わり方がイヤという方やいつか続きが出されるかも?というのがイヤという人にはお勧めできません。

3

一本の映画を見ているよう。

タイトル通り。
まさしく洋画を字幕で見ているような感覚でドキドキしながら読みました。
主役の一人が皇太子ってことはキラキラファンタジー王子様系かもとちょっと敬遠してたんですが、イラストのyoco先生の独特の空気感と相まって、非常にリアルで人間臭いでも華やかで品のある作品でした。
こちらで馴染みのBLのように、どちらが上(攻め)になるか。とかではなく、その時の感情で流れるようにリバになるのもまたリアルで、でも綺麗ですごく良かったです。
皆さん書かれているように、これから!ってところで本作は終了しますね。
続編あるようですが、これだけでも充分すぎるほど良作です。

ただ、これから数々の困難を乗り越えなければならない主役の二人よりも、ジェイムスの妹(心が脆く自傷行為で心の痛みをやり過ごしている)が心配で、なんとか心穏やかに生活できるところまで見届けたかったなと思いました。
その辺り、あると噂の続編で回収されることを願います。

2

不満が残るラスト

試し読みで興味を持って購入。
リバは海外のものだったら当たり前なので、そこは平気だったんですが、ここで終わるなんて、というあたりで終わっているのが、なんとも・・・・・もりあがるだけ、もりあがって、尻切れトンボで残念でした。あと、やっぱり長い。分厚いから読みごたえがあって、訳文も読みやすいので、ぐいぐい読めた分、その結末がこれではがっかりかも・・・・・その先を読みたいという不満が残るようなラストでした。

2

なんだこの素敵作品は!!!

表紙の雰囲気と英国皇太子に惹かれて買いましたがお話もビックリするほど良かったです…。

設定にちっとも負けていない確かな描写があるからこそリアリティがあってロイヤルシークレットが際立っている!!
二人の出会いの時点であっ、これ良作でしょ…と直感が告げ予想通りのめり込みました。


男としての魅力ムンムンだしそんな二人の駆け引きに各所でニヤついてしまう!
日本人のセンスだとこうはいけない。

純粋に肉体関係を楽しむ割り切った関係から変化していく二人の様が見事でした。

ベンから漂う強烈ないい男感…
ジェイムスは気品ありつつもとってもチャーミング…

逢瀬を楽しむ二人と一緒になってニヤニヤしちゃうし同じ気持ちになれる素敵な小説です。

これは続きはよ!!と切願しちゃうやつ…待てるかな?
いや、待てない!!!

10

続編が楽しみ

決定的なネタバレはなしです。

両視点でどうせ両思いなんでしょ…っていう展開が苦手なので、初めの方はあまり好みのテンション?書き方?ではなく、正直ダルいなーと思って読み始めたのですが、後半からは一気に読んでしまいました。

ですが、えっここ?ここで終わり?という感じで…そういう意味ではちょっと消化不良なかんじ。
続編があるようなので、楽しみに待っていたいと思います。
決して悪くはなかったのですが、この巻だけだと最高!神!にはあと一歩というところだったので、期待大です。

あ、あとリバがあります。苦手な方は注意。
書かれ方は割とサラーっとしてて、日本のBLとのギャップを感じました。

5

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