電子限定かきおろし&おまけ付
面白かったのに1番叫びたいのが不満点っていう…。
評価が難しいです(。_。)
○胸キュン度→萌え×2
○不満というか心残り→趣味じゃない
○読後感は好きだなぁ→萌え×2
とりあえず一旦ど真ん中の萌え評価で……。
発売前からの話題作でとても気になっていました。
絵が可愛くて読みやすいし漫画としてはかなり好き。
表情とか照れ顔の表現とか可愛くてキュンときます!
が!!!!!!
うぅぅぅぅ~~~~ぐぅう…。
胸の中を渦巻く心残り…。
モニャッとした物足りなさ。
ええ。ええ。理由はわかってます。
( 」#`Д´)」「なんでエロが全て事後ッッ!?!?!?」
個人的にはエロ至上主義ってわけでもないし
不自然でなければ、ないならないで良いんですよ。
ただこのお話はセフレから始まるラブなんですね。
ラブホシーンが何度か出てくるんです。
エッチ終わった後のピロートークなんて既に服着てて
ホントにエッチしてましたか?と問いたい。
爛れた関係とかいいながら爛れた感が一切匂わないのがモニャモニャと渦巻く…。
快楽主義ってキャラ設定なのに快楽に溺れてるシーンがなくて違和感しかない。
まぁでも仕方ないよね…と諦めきれない理由があって
回想で受けが喘いでる表情のアップがあるんですね。
小さな1コマにめちゃエロい顔が映し出され萌え禿げる。
え?この表情なに??もっと見たいんですけど!?!?
なんで全部着衣済事後??は??意味わかんない!!!!
とね。なるんです。
ああああ心残りハンパない~スッキリしない~(涙)
(描き下ろしでやっと裸朝チュンが登場デスヨ;)
エロ極小なので特に問題はなかったんですが、
表紙黒髪が受けでした。ビックリしました。
(強気な黒髪メガネは攻め認定しちゃう性癖なので逆か!!!と驚いた…)
さてさて。舞台は市民吹奏楽団。
受け:志筑は女ったらしのサックス奏者。
攻め:矢野は王子様キャラのフルート奏者。です。
志筑にとって矢野の王子様っぷりは胡散臭さしかなく。
いつもニコニコ優しく笑顔なのがとても気持ち悪い。
矢野と接するときは嫌悪感が露わな表情になります。
しかしその実態は4年「も」続くセフレ関係。
快楽主義の志筑は"気持ち良けりゃなんでもいい"と嫌いな相手にでも抱かれちゃうという。
矢野はといえばニコニコしてるだけで、この関係をどう思っているのか見えません。
で、両側視点で本音が炙り出されていくんですね。
・過去に恋愛で失敗してきたこと。
・ゆえに「セフレ」がちょうどいいと思っていること。
けれど本当は……。
蓋を開けてみればどちらも恋愛不器用者なんですね。
恋愛に"見返り"は必要か否かって話にもなるんですが。
志筑は気持ち良いことだけが欲しい。他は面倒。
という恋愛観で猫みたいなところを感じました。
構って欲しいときしか寄ってこない、みたいな…w
逆に矢野は与えたがり。ただ与えるだけの恋愛観。
相手を不安にさせると言われてもピンときません。
見返りを求めないことの何が悪いのかもわかりません。
この凹凸がピタッとハマるのがよかった…!
なんの情もなきゃ4年「も」セフレなんてやってないですもんねぇぇぇ( ´艸`)
(しかも他の誰とも寝ていないっていう)
(矢野onlyで満足できてるくせに快楽主義だから~って思い込んでる無自覚志筑の可愛さよ…)
鈍感な志筑はさておき。
矢野はずっと片想いしていて、内心ソワソワしながらセフレをしてたのが切なキュン…!
志筑の無自覚な言葉に一喜一憂してて可愛いのです///
また恋愛不器用者ゆえにすれ違った2人の背中を押す女子高生の淳子ちゃん。
すっごい良い子でカッコよくて可愛かった…!
大人の面倒くさい恋愛を子供視点でズバッとね~。
心残りもめっちゃあるんですが(しつこい)
トータル的には楽しく読了しました(﹡´◡`﹡ )
受けが自分の感情に対して鈍感、攻めが飄々としてるけど受けのこと好き。
受けが攻めへの感情に気づいて身を引くとか、大好きです。
でもこの設定いる?って疑問。もやる。
・お互いの元カノ人数、セフレ人数
・甥の女装と恋愛指南役
・当て馬的な女子高生
受けの元カノ人数、セフレ人数は「女たらし」って設定だから必要だったのかもしれませんが、4年前の話なんですよねぇ。
メインの2人以外の人物が出るたびに、なぜこの人出てきたんだろうとか、何この人って気持ちが先に出てくるので純粋に楽しめなかったです。
いやあほんとに両者ともかわいい。こういう作品初めてだったけど最高でした。絵も大好きです!ただ…ただ!エロが無い!全くもってない!エロ無しが嫌いな訳では無いですが、個人的に受けが好きすぎて…行為中も見てみたかったです…(泣)
エロ無しでも十分楽しめたので良いのですがえろがあれば私的には完璧でした…まあとっても好きですけどね!!
攻めは世に言うスパダリかな?なんでも出来ちゃう顔面偏差値高めド天然です。
受けはそんな攻めに苦手意識を持っていますが快楽最優先なのでひょんな事でセフレに…
途中で誤解やすれ違いでひと騒動ありますが、最後にはハッピーエンドです。
書き下ろし良かったです!
Twitterの創作BLでお見かけしたことのある方でした。全く気づかなかった…!
学生ではなくて両ノンケでこういうスタートって珍しいですね!趣味の集まりがきっかけだからバーテンダーと書店員という職種の接点すらないところから始められる。こういうテンプレから外れた作品大好きです。
このセフレ関係を4年も続けてるのか!そして矢野が攻めなのか!欲望に負けがちな2人だけあって大変エッチである。志筑は常に5人セフレ(女)を抱えていた男で、それに応えられる矢野…早く付き合えばいい。のにすれ違う2人!!醍醐味である。
サックス奏者の淳子ちゃん相手に「サックス吹けないから…かっこいいなと思って」は、優しい矢野からは完全に外れたセリフだったわけで。淳子ちゃんいい子や…素敵な恋をして…
いい告白シーンだ〜〜〜
手繋いで真っ赤になって互いの肩に顔を乗せられるのに、なんで付き合わないという選択肢が出た志筑!この志筑が受けってとこ大変萌えますが、ガッツリ挿入描写はない…ゼニコ先生がそういうタイプの作家さんなのかな。やや残念。
電子限定おまけネームめちゃくちゃ萌えるので必読です。現時点、先生のTwitter/pixivでも公開されてます。
ビボピー(ビーボーイPixiv)レーベルで比較的ライトな作品。
エロ描写が少なく事後描写なので物足りないと感じる人もいるでしょう。
街の吹奏楽団所属の二人が、演奏後にお互いが興奮状態に陥る変態であることを知り、
なし崩し的に体の関係をつなげて、そのままずるずると関係を続けていた
ある日お互いに意識し始めるというお話。
キャラデザも可愛く読みやすいのですが、2巻とも読了しましたが読み応えがあまり感じなかったです。
二人ともノンケの社会人(王子様系書店員×男前系黒髪バーテンダー)という設定も
あくまで飾りのようで、あまり生かされてなかったように思えます。
街の吹奏楽団というのも舞台装置です。
日常に不意に訪れた起点、ということもあってか山も谷もなく、少々のすれ違い→誤解→和解
という流れが単調に描かれております。
所属の高校生の女の子がやや当て馬設定ですが、キャラクター性があかぬけていて可愛く、嫌味がないように思えました。
けして悪くはなかったのですが、いまいち萌えが足りなかったです。
厳しい総評となりましたが、手軽に読めるので気まぐれに読みたい方におすすめします。