そんな顔をするな 際限なくイジメたくなるだろう

蒼の王子と誓いの愛翼

蒼の王子と誓いの愛翼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
20
評価数
8
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
真崎ひかる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784866574271

あらすじ

貴族の養子である翠蓮は、家名を上げるため、王族の守護鳥を育てる「抱卵役」に志願する。
しかし、仕えることになったのは粗暴で気分屋と噂の王子・蒼鷲だった。
噂以上に奔放な彼に振り回されながらも、守護鳥・蒼樹を立派に育てようと頑張る翠蓮。
その重責に押しつぶされそうになるが、支えてくれたのは蒼鷲の温かい腕だった。
彼からの不器用な愛情と信頼に気づき、急激に惹かれていくが――。

表題作蒼の王子と誓いの愛翼

蒼鷲,18歳,王位継承権5番の王子
翠蓮,18歳,守護鳥の抱卵役に選ばれた少年

その他の収録作品

  • 赤い実のヒメゴト
  • あとがき

レビュー投稿数4

インコ

「朱の王子と守護の子育て」のスピンオフでした。前作未読だったので、ちょっと萌がへっちゃったかな。攻め受けともそんなに自分の萌ポイント付いてなかったので中立にしました。本編210P弱+後日談10P+あとがき+明神先生のあとがき。

王族の守護鳥の卵を護る「抱卵役」にと、めでたく卵から選ばれた翠蓮(すいれん)。その卵は第五王子の蒼鷲(そうしゅう)のもので・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
蒼樹(攻めの守護鳥、あおいインコ、たどたどしくしゃべって参戦)、前作のカプ(朱鳳、眞白)、朱璃(朱鳳の守護鳥)、黒烏(攻めの右腕)、橙夏(インコ、抱卵役の指南役)ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めは、第5王子、粗雑…?やや俺様?偉そうにしてる感じぐらいしか印象ないです。戦って勝つとか政治的取引でめちゃ有能とかで惚れる〜というものが無かったなあ。

受けは貴族養子、引き取ってくれた養父母のため、卵をきちんと孵化させて家の誉れになるんだ!と頑張る生真面目頑固系。ゆるっと褒めて伸ばしていく…というタイプじゃない感じ。インコときゃっきゃ可愛くしてればいいのになあと思うけど、生真面目ちゃんなんで、こっちも今一つ萌ポイントをつかず。

お話は王道、キャラにシンクロしていないからか、今一つ盛り上がりに欠けてしまって、ふーんと読み終わってしまった1冊でした。先生、ごめんなさい…

0

楽しみにしてたんですが…

こちらの作品を予約していたので、先に「朱の王子と守護の子育て」を読みました。

あちらの主人公の眞白と同じく「抱卵役」になった翠蓮も度々登場していたので、この作品を読むのを楽しみにしていました。

ところが時系列が同じな事と悩みも同じような事が多いので、登場人物が違ってもまるで同じ作品をなぞっているようで面白みに欠けた気がします。

それから翠蓮の性格は分かっていたつもりでも、眞白に比べると好みじゃ無くて、蒼鷲が思いの外良い人物だったので何故翠蓮に惚れたのだろうと不思議でした。

後半の巨大な雷雨から王都を守るために、守護鳥たちが活躍する直前くらいからは面白くなりました。

翠蓮と蒼鷲のお話にするならもっと時系列を後にして、回想に「抱卵役」の時のエピソードを入れるくらいで良かったのでは無いかと思います。

まるで同じ本を読まされているようでした。

それから116 ページの11行目の頭ですが、朱璃が朱鳳になっていました。
「朱の王子と守護の子育て」のあとがきに似た名前を付けてしまったというような記述があったので、間違えしまったんでしょうね。

1

守護鳥が結ぶ恋

今回は守護鳥が未だに孵化しない王子と
貴族の養子となった元農民のお話です。

抱卵役となった受様が守護鳥を成長させ、
攻様の大切な存在になるまでの本編と続編短編を収録。

受様は子供のいない貴族の養子です。

受様は子供の頃には
王宮で見た凛々しい騎士団の一員を夢見ますが
地方の貧しい農家の出自ゆえに
貴族の子弟に見下される事が多くありました。

適性があって不可能な望みだと解してからは
貴族にとって大変な名誉となる
王族の守護鳥の抱卵役を目指します。

この国の王族は
手に自身の守護鳥の卵を持って生まれます。
守護鳥は成鳥となると主と国の護りとなりますが
卵を孵化させられるのは抱卵役のみなのです。

抱卵役は3年に1度の祝祭で選ばれますが
「成人前の清廉な少年少女」という条件があり
次回には21になる受様には今回が最後の機会です。

今年の卵は5つ、8人の少年少女が審査に望み、
受様は1つの卵に選ばれます。
それは現王の5番目の王子の守護鳥の卵でした。
この守護鳥の主こそ今回の攻様になります♪

攻様は漆黒の髪に蒼い瞳の美丈夫であり
粗暴で気分屋と噂される王子で

今回同時に守護鳥の抱卵役を得えた
異母兄で穏やかな気質の第8王子と
何かと比較されています。

誕生した守護鳥によっては王位継承順位が
変わる可能性さえあるのですが
第8王子の抱卵役は何も知らずに選ばれた少年で
受様はつい嫌味を言ってしまいます。

というのも攻様は
守護鳥の事は「受様に任せていたら大丈夫そうだ」と
ほとんど話しかけても来ないのです。

果たして受様は無事に守護鳥を成鳥にできるのか!?

真崎先生の既刊『朱の王子と守護の子育て』の
スピンオフで既刊カプと同時期に
守護鳥の抱卵役が決まった蒼の王子カプのお話です♪

既刊カプのお話も同時進行するのですが
攻様達が周りからライバル視されている関係なので

既刊読了済だとちらちら出ている既刊カプの様子に
ニマッとできる楽しみは有りますが
2組が直接話をするシーンは少ないので
単巻読みでも問題ないと思います。

守護鳥は孵化して成鳥になるまでの主食は
抱卵役の涙が結晶化したモノで
受様は孵化した守護鳥の餌を与えようとしますが
そう簡単には涙が出ません。

焦燥するばかりの受様に攻様は
「協力してやる」と強引に口づけてくるのです!!

舌を絡ませる濃厚さに受様は身体中が熱ぽくなり
クラクラな状態になって涙をこぼす事に(笑)

それからも攻様は守護鳥の餌のために
協力を惜しみませんが
受様は揶揄われている気がしてなりません。

攻様の元婚約者が現れたり
守護鳥の羽の色が薄くなったり
巨大な雷雲が現れたり

守護鳥の成長とともに
攻様に惹かれていく受様の恋の行方にも
ハラハラしながら楽しく読ませて頂きました♪

受様がけっこうな強気受で
俺様系な攻様に対していくのかと思っていたら
受様の中味は意地っ張りな健気君で

受様に惚れてる攻様ですら
受様の中味を見誤っていて優しくなさ過ぎで
受様のぐるぐるさせている気がして萌えきれず
今回は「萌」評価にとどめます。

攻様のようなタイプなら最初から
強引キャラで押し切れば良かったのでは!?

2

設定やキャラは魅力的だが。

初読みの作家さまでしたが、あらすじに惹かれ購入。






主人公は貴族の出自である18歳の翠蓮。
彼の住まう国では、王族が生まれるとその際に手に卵を握って生まれてくる。その卵から孵るのは守護鳥で、その守護鳥が孵って初めて一人前の王族として認められるために守護鳥を孵すことは王族にとって死活問題。

守護鳥を孵すために「抱卵役」という役目を仰せつかる国民がいるのだけれど、その抱卵役に選ばれ、無事に孵すと称賛される立場になれる。

翠蓮は、その抱卵役になりたいとある理由があり、決死の覚悟で審査を受け、そして無事に選ばれることに。が、5つあった卵のうち、彼が仕えることになったのは粗暴で気分屋と噂される王子・蒼鷲。戦々恐々と彼のもとに赴く翠蓮だがー。

というお話。

えっと。
この抱卵役として、他の王子に仕える眞白という青年が登場します。何度か彼の描写が描かれますが、正直、眞白が仕える朱鳳×眞白の方が王道のBLぽいなあ、なんて思いつつ読み進めました。気になって調べたら、朱鳳×眞白のお話がすでに書かれていたんですね。今作品は、その二人のお話である『朱の王子と守護の子育て』のスピンオフ作品でした。

知らずにこちらだけを読みましたが、本編未読でも問題なく読めました。

で。

んー。
何だろうなあ。
今一つ話に入り込めないというか。

翠蓮が、抱卵役になりたい、そのためには何を犠牲にしても、という気迫でもって彼は選抜の際も、実際に抱卵役になれた時も、きちんと仕事をこなそうとします。それ故に眞白に辛辣な態度を取ったりすることもあるのですが。

正直に言ってしまうと、翠蓮が抱卵役になりたかったその理由が、あっさりしすぎていてなんとも拍子抜け。彼の本当の両親、育ててくれた両親。彼らとの別離とか感謝の念を抱くその過程は何となく理解できるものの、じゃあ翠蓮があそこまで悲壮な想いで抱卵役になりたいと願うかと言われると、うーん、なんだかなあ、と。

そのベースになる部分に今一つ感情移入できなかったために、眞白への態度とか、彼の悲壮感が上滑りしてると感じました。

さらに言うと、蒼鷲×翠蓮の恋の行方も。
どこで、どう彼らの恋が育っていったのかいまいちわかりづらい。

そのために、雛のエサとなる翠蓮の涙を流させるために蒼鷲が性的な接触をするという部分も急展開過ぎて置いてきぼりを食らった感が半端なかった。

設定としては非常に面白いんですよ。
キャラも立ってるっていうのかな、魅力的ではある。
彼らを取り巻く脇キャラたちもなかなかナイス。
蒼鷲の元婚約者とか、彼の従兄弟で従者の黒烏の存在も味がある。

あるのですが、そのどれもがいまいち掘り下げられていないために風呂敷を広げるだけ広げて回収しきれてないと感じました。肝心の翠蓮の魅力とか、蒼鷲×翠蓮の2人の恋の展開とか、そういったところがいまいちわからず、話に入り込めずに残念でした。

もしかしたら、前作である『朱の王子と守護の子育て』を読んでからこちらを呼んだのなら、あるいは感想はまた違ったのかな?と思うので、そちらも読んでみようと思います。

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