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CPの数だけ『はじめて』がある…（尊）
表紙と、参加されている先生陣に惹かれて購入しました。
とにかく色々なCPの初めて♡が詰まってて可愛いしか無かった1冊です。
初めてってワードに弱い私にはどのお話も刺さりました。処女童貞って言葉、、、いいですよね。初えっちに標準を当てているものの、ちゃんとストーリーとして成り立っているものばかりです。
1回目で成功(大体受け君が覚悟決めて準備してくれてる！男前すぎる…)するCPもいれば、途中で断念しちゃう(こっちは攻め君の優しさがめちゃくちゃ伝わる…)CPもいて、CPの数だけ初めては存在する！を体現してくれてる本でした。
しかし、アンソロジー特有の『もっと読みたい、物足りない』感があるのは確かですね。このCPの恋の行方は！？を知りたくなります。
反対にどの話もちょっと読みたい時にちょうどいい量なので、好きな作家さん、好きなお話だけを読み返す楽しみもあると思います♡
キュンの集合体
なんだよ〜、みんなめちゃくちゃ可愛いじゃないか！！
告白から始まったり、お付き合い３ヶ月目だったり、遠距離恋愛だったり色んなお話があります。
特にいいなと思ったのは、宮田トヲルさん、文川じみさん、らくたしょうこさん、吉井ハルアキさんです。
もうみんななんだよ〜！可愛いすぎか！
初エッチ、一生の記念だよね？そりゃあドキドキでアレやコレや準備するよね！
みんな両視点で実はずっと好きだった！とか生意気かと思えば可愛かったり。
とにかくたまらない！こんなキュンを集められて読む方がもたないよ〜。
初えっちの表現がこんなにも違う
全作家さんが楽しんで描いているんじゃないかなって感じるアンソロジーでした。
初えっちで9作家さん…内容が似通ったりするかと思いきやそんな事もなく、人によって初えっちの表現がこんなに違うのかぁと感心しました。
プレイ内容に重きを置く方、そこに至るまでのドキドキを描く方、初えっちという概念に振り回される二人、初だからこそ決まっていない攻め受けについて、初だからプレイに失敗しちゃう二人…を描く方、中にはプレイ内容を描かない方もいました。作家さん毎の違いを味わえて良かったです。
他にも初えっちアンソロジーを読んだことがありますが、そちらは初えっちに至るまでの流れを重視する方が多く、こちらはえっち自体にフューチャーする方もいるので、どちらが良いかは好みですが、この1冊は短編1つ1つも楽しく、全体を見てもバランスが取れている素敵な1冊だと思います。
特に鶴亀まよ先生のお話(こんな初えっち見たこともないし思い付きもしない！)と文川じみ先生のお話(初えっち迄のカウントダウンが学生ならリアルで可愛くてドキドキするー！)が好きです。
そして……初々しかったあの二人がこなれてる♡というのが大好物なので、同じ作家さん同じカプで「君と、XXX回目」アンソロジー切実に出して欲しいです！
ういうい
参加作家様たちが豪華なアンソロジー。
9作品収録。
以下、ざっと収録順に。(作者様敬称略)
「だいすき ちょー好き やっぱ好き！」宮田トヲル
付き合って3ヵ月、そろそろ…
…とお互いが思いつつ、相手がどう思ってるか気にしちゃって。という初体験の王道的ストーリー展開。
絵柄が可愛らしくて、初々しい内容とよく合っている。2人を応援したくなる読後感。
「10MINS」鶴亀まよ
2人の初夜なのに、いやだからこそ？攻め攻め攻防的10分ごとの主導権争い。
一生懸命ってのは側から見るとアホいな〜。
「もういくつ寝ると」文川じみ
こちらも「付き合って3ヵ月、そろそろ〜」の話。
こちらも絵柄が可愛らしくて、初々しさがよく伝わってくる。良作。
「へびねこ」参号ミツル
蛇顔の蛇ノ目くんは、猫目の猫塚くんにロックオン。優しくして単純な猫塚くんを絡め取っていく…
蛇ノ目は本当に猫塚が好きなんだろうけど、超粘着系みたい。これ続き読みたいです。
「俺の先輩がエロすぎる」オカカ
サッカー部員の寮生活もの。天然美人の先輩に恋したイケメン後輩。
ビッチではない誘い受けって逆にこわいかも。
「先輩、何考えてんの？」らくたしょうこ
先輩x後輩もの。
先輩も経験無いから色々迷走しちゃうけど…愛は勝つのだ。
「ラブが俺らを急かすので」吾笠花
2人とも勢いだけのおバカカップルの瞬と常磐。
告白もキスも勢い！そして今日初めてソノ時を迎える…が。
なにこれかわいい。ここは急がずじゃれる2人が可愛いです。
「俺を好きっていうくせに！」楢島さち
こちらも「付き合って3ヵ月、そろそろ〜」です。
受けを大事にしたい攻めと、先走る受け。好き合ってる事が伝わりますね。
「好きが素直で大変よろしい」吉井ハルアキ
この作品だけリーマンもの。
玉砕覚悟で覚(さとる)の海外赴任直前に告った明史。想いは叶ったがそのまま遠距離恋愛になってしまった。
そうして1年。ついに覚が帰国！
Hシーンは無しですが、大人組はやっぱりいいですね！
こうして見ると、「はじめて」というテーマだとどうしても高校生CPや「付き合って3ヵ月」になってしまうのかな、という感想。
どれも初々しさをうまく描いていると思いました。大きな個性を感じさせるよりも、微妙な違いを読み比べるようなアンソロジーだったと思います。
私は参号ミツル先生作品と吉井ハルアキ先生作品が好きでした。
総合「萌」で。
可愛いエッチ詰め合わせ♡
あまりアンソロジーって買わないのですが、初Hの色んなシチュが見たい！と思い、購入。
表紙の宮田トヲル先生が好きなのも購入理由の一つです。
恋人たちが必ず通る通過点、初H。
初めてだからゆえの戸惑いや、躊躇い、不安、期待が見られます。
お互いを思いやり過ぎてすれ違ったり、どちらが主導権を取るか揉めたり、初Hの日までカウントダウンしたり、挿入できなかったり、寮でやっちゃったり…カップルの数だけ初Hもある…真理ですね。
みんな違ってみんなイイ。
私が好きだなぁって思ったのは、らくたしょうこ先生の『先輩、何考えてんの？』ですね。
アホ先輩×ツンツン後輩が可愛かったです♡
あと文川じみ先生の話は面白いなぁと思いました。
全てのお話それぞれ面白くて満足度大でした。
萌えを早急にチャージしたい時にオススメの一冊です。
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