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最初からお互いを意識して恋愛関係になるBLは多いとは思いますが、この作品は前半仕事メインで後半が恋愛メインです。
絵がとても綺麗で心理描写など、鮮明に描かれていると思います。
甘々なべたべたな恋愛というわけではなく、大人の恋愛。恋人になりますが、あることがきっかけで別れることに…。攻めが受けを大切にしていなかったと気づき、別れてからも受けとヨリを戻したくて攻めが毎日贈り物をする姿勢も良かったと思いました。
最初は受けのほうが惚れてたのに、後半になるにつれて攻めのほうが受けにベタ惚れになっていたのも萌ましたね。
甘くてきゅんっとする場面もあれば、切なくて胸が苦しくなる場面もあり、飽きずに最後まで楽しく読ませて頂きました。
可能であれば続編が読んでみたいと思えた作品でした。
※このレビューは下巻未読で書いています。下巻で覆る内容があったらご容赦下さい。
日本の小さなカバン工房「美杉カバン」の営業をしている実直な努力家の秀才・吉野直純(受け)と、イタリアの世界的老舗ブランド「オルシーニ」の若き社長で辣腕俺様系のカルロ(攻め)の、イタリアを舞台に二人の男が惹かれあうドラマチックラブストーリーです。こちらは上下巻のうちの上巻となります。
参考までに書くと、前半の方に、カルロが女性と致してるのをたまたま来た吉野が偶然見ちゃうシーンがあったりします。あと、本編はキスまでなのですが、書き下ろし?カバー裏?で突然二人が普通にセックスしてたりするので、もしかしたら下巻を読んだ後に見た方が話しの流れ上いいのかもしれません…。電子で読んだのですが、私はあとがきの次のページに表示されてビックリしましたネ。
美杉カバンとのコラボをプレゼンしにイタリアへ来て、カルロに資料の美しさと仕事への熱意、類まれなる能力を気に入られてしまった吉野。欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れるカルロは美杉カバンへの融資を盾に吉野を自らの専属秘書にしてしまいます。そうして吉野とカルロがイタリアで過ごすうち、それぞれが見せるギャップやふとした瞬間に色気を感じ、唐突に湧き出た気持ちに二人とも戸惑ってしまうわけです、が。
吉野がカルロを意識したときの表情が何とも色っぽいです。カルロもまたグイグイ押せ押せで吉野を翻弄していくわけですが、手際が何ともスマートな肉食系で。これは草食系な吉野は色んな意味でたまらんだろうな、と思いましたね。
カルロは吉野に出会い、想い、どうなっていくのか。
吉野はカルロの想いをどんな風に受け入れるのか。
そして本気の恋とは何なのか?
彼らなりの想いのかたちが見れることを願って、下巻を読みに行こうと思います。
ハーレクインBLなんて文字を見ながらどういうことかしらと読むと納得のストーリーでした
上巻ではまだお仕事感が強いですが、それでも攻めの色男ぶりにはやられます
女性との絡みもあるので苦手な方はちょっとお気をつけいただく方が良いかと思います
受けちゃんが不憫というほどでもないですが、なかなか幸薄い感じ
攻めの言葉や仕草がいちいち色っぽくてそれも非常に楽しく読みました
8年越しのお話とのことですが、そんなこと全く感じないお話でした
8年かけてこの作品を作り上げたと知り、驚きです。最初から最後まで美しい絵柄で引き込まれました。完成させてくださってありがとうございます。
ノンケ✖️ノンケのカプですが、カルロはバイですよね?今まで男の人と付き合った事はないみたいですけど、恐らく美しければOKみたいな所はあったんじゃないかな。彼の審美眼に適う男は吉野しか居なかったんだと思います。上巻を読んだところでは、まだカルロの魅力は明らかにされてませんね。
自分の欲求に正直で欲しいものは手に入れるタイプ。いい物を作るために頑張っている姿はキュンとしましたが・・・
吉野は才能があるところを評価されて、そのおかげで美杉カバンはどうにかなっているけれど。カルロにはもっとカバンを評価してもらいたかったですね。J.Jでも良かったけど、カバンが・・・ 人質のように秘書をしている彼が可哀想。そしてカルロなんかに惚れてしまって(泣)
下巻ではドラマティックな展開が待っている気がします。
上下巻同時発売という事で楽しみにしてました。
知らなかったのですが、途中で闘病なさってて、こちらのコミックスは8年前に連載が始まったそうです。無事に完結して良かったです。泣
藤河るり先生の絵が大好きなんです。今回は特にカルロの垂れ目が色っぽくてドキッとしていまいました。吉野が意識しちゃう気持ちが、すごく良く分かります。
さて内容に触れてしまいますが、上巻では2人はまだくっ付いていません。
欲しいものは何としても手に入れるカルロに吉野が翻弄されてます。
ハッキリいってカルロはよりどりみどりなので、単に吉野に興味が湧いてちょっかい出しているだけにしか見えません。
2人は仕事面では理解し合っているようですが、生真面目な吉野がカルロに傷付けられないかとても心配になる展開で上巻が終わってます。
因みにカバー下漫画はは下巻まで読了してから読む事をお勧めします。
カルロの肉体美は眼福でした。