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目の毒すぎる職場のふたり 2

menodokusugiru shokuba no futari

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表題作目の毒すぎる職場のふたり 2

あらすじ

“推し”と“推し”が戯れてる 私、尊死寸前です。

職場の推し、本郷係長(32)と小川大知(25)を密かに見守ることを趣味としている等々力乙(30)。
何気ないふたりのやりとりにときめき、癒され、興奮の日々を送っていた――
そんなある日、超曲者な新人が職場にやってきて…!?
スポーツ大会!? バーベーキュー!? クリスマス!?
イベント目白押しで推しの見どころ目白押し!

作品情報

作品名
目の毒すぎる職場のふたり 2
著者
ma2 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
クリエコミックス【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784865548402
4.4

(30)

(17)

萌々

(10)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
134
評価数
30
平均
4.4 / 5
神率
56.7%

レビュー投稿数4

最高でした

非BLだろうが何だろうが、ときめいて癒されるのだから括りが違ったって関係ないのです。

今回は胆振営業所の事務部に新たな新人が登場して、更に営業所内の仲間意識が高まったと思います。

乙さんが推しとの距離感とか真面目にしずくちゃんに言ってたけど、大知にくの一の気配とか言われちゃってたし。www

私も乙さんみたいに壁となり、空気となって本郷係長と大知のやり取りが見たいです。

この作品の良い所は、乙さんもしずくちゃんも推し2人と恋愛関係に絶対ならないところが最高なのです。

そして今回は本郷係長の誕生日話から、2人が札幌でそれぞれの同期と飲んでいました。
その夜の2人が泊まるホテルに戻ってからのやり取りがとても意味深でギュンと滾りました。
思わず乙さんに報告したくなった程です。www

この2人って本当に何でもないのかしら?アニメイトさんの有償特典小冊子はこの札幌での続きが描き下ろしでした。更に意味深でしたよ。

「雨宿り」のお話も良かったなぁ
早く続きが読みたいです!

3

目には毒だが、きっと心と体にはいい。

目には毒だが、きっと心と体にはいい。
だって、読んだ後にはこんなにも心が穏やかなのだから!

とある地方の営業所で経理事務を務める等々力 乙(30)さんの視点から
職場の推しである小川くん(25)と本郷係長(32)の尊き日常が描かれます。

乙さんへの共感も相変わらずで、
「あ、これ、私。」感も1巻に引き続き健在です。

今回はスポーツ大会にキャンプ、クリスマス、
バースデーとイベントごとが目白押し!

加えて強烈な個性の新キャラ「獅子(と書いて「れお」と読む)」も登場し、
当て馬キタコレ!て思ったけれど、全然ちがいました(笑)
※新キャラが登場すると当て馬だと思いがち←腐女子脳でごめんなさい!

推したちのまったりおうちデートエピソードに始まり、
ハプンング壁ドン、スポーツ交流会では負傷からの夢のお姫様抱っこ、
クリスマスに二人が交わす甘い「ただいま」と「おかえり」にときめき、
本郷係長の誕生日をお祝いしたい健気な小川くんの可愛さに悶え、
今巻もサービスショット過多で、興奮冷めやらぬとはこのこと!

もうね、前巻よりも本郷係長と小川くんがナチュラルに
甘やかしたり甘やかされたり、イチャついたりしてくるんです!
これで無意識とか逆に素晴らしい…
でも、これで付き合ってないとか…嘘じゃない?

ストーリーの根底を覆すようなことを言って申し訳ないんですが、
もうこの二人そろそろ付き合い始めてもいいんじゃないかと思うんです(笑)

乙さんとその同僚兼同志であるしずくちゃんの決して踏み込み過ぎず、
距離感を保ちながらそっと推しを見守る姿勢にも共感しまくりでした♪
こんな尊き推したちを目の前で堪能できる二人がめちゃくちゃ羨ましい…

他にも本郷係長の飼いカメを不器用に愛でる姿に癒されたり、
たばこの煙を気遣いながら横向いて吸うジェントル感にうっとりしたり、
出張中の本郷係長を心配する小川くんの憂い顔にキュンときたり、
雨に降られ水も滴るいい男っぷりドキっとしたり、彼らの細やかな所作や
表情からもフェチズムをそそられ、推し単体の良さも充実した2巻でした。

3

1巻ほど推し感がたぎらないかな

1冊のお話として、また職場物として、萌えと人情?が詰まってました。

和気あいあいとした、若者も年配者も仲良くて、社員旅行やバレーボールや飲み会や、そこだけでも羨ましいです。

1巻の方が衝撃的で萌え滾ったのですが、2巻は新人君が登場してしずくちゃん狙いで強力なキャラで…。
正直萌えは目新しいことはなかったかなあ。
本郷係長と小川くんというより、職場の和やかさ人間関係を羨ましく見守る感じでしょうか。

係長も小川くんも乙さんもしずくちゃんも獅子くんもみんなとてもキラキラして見えました。
なんの会社なのか気になります。

2

そうで無い事は、重々承知。でも諦めきれない‼︎

ええ。分かってますとも。本作がBLで無い事は。哀しい哉。本書はBLでは無い。
不埒なOLが、イケメンと可愛いコのワチャワチャを仄かにBL妄想して滾っている、というだけの話だった筈だ。しかし。私たち読者は本書がいつか。BがLしてくれるんではっ⁈ という淡い淡い期待をしてしまうのだ。
ところが。ところが‼︎ である。冒頭から勘違い帰国子女風の獅子(レオ)の登場に。当て馬か⁈ と期待したものは何処。突然の少女漫画化と舵を切られてしまうのである。無念。
獅子は、乙さんの腐友と言っていいだろう、後輩のしずくちゃんの中学の同級生で。再会を心から喜ぶ、恋の予感を孕んだ展開と成っていく。
しずくちゃんは、本郷係長 × 大知 のニアBL にキャッキャしてる場合では無く。
それはもっぱら乙さんの単独に成って行く。
そして。そもそも乙さんは、本郷係長 × 大知 云々以前に、本郷係長単体の男の色気にヤラレてるんである。そこに熱っぽい接触は無くても。レディコミなら即座に合体してしまいそうな。水も滴ってしまうんである。乙さんは、本郷係長の「色気」を些か冷静に眺めて喜んでいるだけだが。BがLして欲しい側としては、これは充分に不穏分子なのだ。乙さんは我々と同類では無いかもしれない。この物語で恋する乙女として。主人公として。活躍する、可能性を秘めてしまったのだ。南無三‼︎
我々にプレゼントされたのは。大知が心から本郷係長のバースデーを祝っていること。
ああ。どうして。2人が恋をしてくれないの⁈ というジレジレを。麗しい絵と共に。反芻しては溜め息。

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