朝霞月子×蓮川愛・BL界の大人気作家が初の競演! !

小説

  • 拝啓、僕の旦那様 ー溺愛夫と幼妻の交際日記ー

拝啓、僕の旦那様 ー溺愛夫と幼妻の交際日記ー

haikei boku no dannasama

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表題作拝啓、僕の旦那様 ー溺愛夫と幼妻の交際日記ー

三木隆嗣,28歳,和風喫茶を企画したエリート会社員
本川弥尋,17歳,生徒会書記を務める高校2年生

その他の収録作品

  • レッツラーニング~弥尋の場合~
  • レッツラーニング~隆嗣の場合~
  • あとがき
  • 弥尋の日記
  • 三木の日記

あらすじ

「月神の愛でる花」をはじめ、ファンタジーBLの名手・朝霞月子が描く、初の現代もの作品は年の差溺愛ラブコメ! ■高校生の弥尋が出会ったのは、やり手に見えてどこか放っておけない会社員の隆嗣。偶然の出会いを経て知り合った二人は、弥尋に降りかかる数々の災難を経て、徐々に距離を縮めつつ、互いを想い合うようになる。そして、そんな二人がいきついた結論とは……!? ■新婚初夜、家族との初顔合わせ…などなど、初々しい年の差カップルの蜜月を描く、甘く密やかな現代溺愛ラブコメ!

作品情報

作品名
拝啓、僕の旦那様 ー溺愛夫と幼妻の交際日記ー
著者
朝霞月子 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344848306
2.9

(26)

(3)

萌々

(8)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
4
得点
68
評価数
26
平均
2.9 / 5
神率
11.5%

レビュー投稿数4

続きが楽しみです

朝霞先生の「将軍様は○○中」シリーズが大好きなのですが、今作も同人誌からの再録でした。10年以上前の作品という事で、現代に沿うように改稿されたようです。

こちらの作品は攻めの三木も受けの弥尋も、出会った当初からお互いしか見えてないので、やり取りが砂を吐くほど甘い作品です。
読んでいるこちらが恥ずかしくて、何度も悶えてしまいました。

途中、弥尋の母方の親戚が己の欲望の為に弥尋を道具のように使おうと執着して来ますが、それが2人が結婚するキッカケになります。
清い関係のまま2人は養子縁組するのです。

どうやら三木家はとんでもない家系だと推測出来るのですが、まだこちらの作品では明らかにされていません。
そして三木ならどんな三木でも関係ないから、知らなくても良いと思ってる弥尋は思い切りの良い性格をした男の子です。

高校三年生が始まる春休みでお話が終わっているので、新学期が始まって弥尋の苗字が変わった事に驚く級友たちのお話も早く読みたいと思いました。それからまだ弥尋の2人の兄達と三木が会っていないので、初顔合わせの様子も知りたいです。

2段組の大ボリュームですが、面白くてページを捲る手が止まりませんでした。

まだ2人はキスまでの清い関係です。書き下ろしの妄想の中でも最後まで行ってません。w

5

祝♪商業ノベライズ


今回は和風喫茶を企画したエリート会社員と
甘いもの好きな高校2年生のお話です。

和風喫茶を縁に攻様と受様が出会い、結婚するまでの本編と
幕間的な後日談短編を収録。

受様は私立高校に通う高校2年生です。

ある朝、高校の最寄り駅で降り立って
混雑する構内を出てロータリーに差し掛かった受様は
テッシュ配りをする光景が目に入ります。

奨学金を受けて通う級友に常日頃から
「貰えるものは貰っておいてくれ」と言われている受様は
差し出されたチケットを条件反射受け取ってしまいますが

配っている男性から
「ありがとう」とお礼を言われて驚いてしまいます。

その男性は半纏を纏ったカラフルな売り子に交じって
1人だけスーツ姿でエリートそうな会社員に見えました。
この彼こそが今回の攻様になります♪

受様は気になりながらも学校に向かいますが、
帰路で駅にやってきた受様は
朝の男性を見つけて嬉しくなってしまいます。

自分よりも10は上だろう攻様が道行く人に
チケットを差し出しては断られてしゅんとした表情を
すぐに消しては次の人へと差し出していました。

また貰ってあげてもいいかなと
楽しい気持ちで徐々に近づいていく受様でしたが
攻様は受様と目が合った途端に見てわかるくらい
破顔したのです。

攻様は朝の邂逅を覚えていたようですが
どうやら攻様だけがあまり捌けていないようで
「何が悪いんだろう」と訪ねられた受様は
つい助言をしてしまいます。

攻様達が配っていたのは
新しく開店する和風喫茶店の招待チケットでしたが
割引券と共にメニューの無料券も入っており

同じ駅を利用しながら貰い損ねた級友は
まだ配っているのかとかなり気にしていたのです。

攻様は開店する和風喫茶の企画立案者だそうですが
攻様の雰囲気とチケットのイメージが結び付きづらく
受様は着物を着て配る事を提案します。

翌日から攻様もアルバイトの女性も着物姿になり、
攻様のチケット配りも功を制すようになり
受様は攻様を見かけるたびに話をするようになります。

しかし、
PRのためのチケット配布が終わると
受様と攻様との接点もなくなってしまいます。

受様は攻様に会いたい一心で
思い切って和風喫茶に行ってみるのですが・・・

同人誌で発行されたシリーズに加筆修正してのノベライズ化で
近所でも評判な美少年である受様と
エリートで美丈夫な攻様のラブコメディになります♪

元同人誌を知った時には既にかなり巻数が進んでいて
読んでみたいと思いつつつも読めなかったシリーズなので
商業誌として読めて嬉しいです。

ひょんなことから知り合った攻様との時間を
楽しんでいた受様でしたが
親戚筋が持ち込んだ強引な見合い話で
非常に厄介な立場に追い込まれてしまいます。

自分の会社に有利な取引先と繋がりを持ちたい親戚は
言葉巧みに受様を見合いの席に連れ出すのですが
この場から受様を助けてくれたのは攻様でした。

しかも攻様もまた
する気のない見合いの場に駆り出されていて
攻様は受様を助けるため&自分のために
受様を自分の恋人だと宣言しちゃうのですよ♡

もちろん攻様は受様を
たいへん好ましく思っているので
攻様にとって千載一遇のチャンスでもあり、
2人は養子縁組により夫婦になっちゃいます♡

とはいえ、
強引な結婚話を蹴るための急展開であり
受様が18才になったばかりのために
2人の関係はキス止まりなのです。

清すぎる関係というのも萌えますよね!?

本作はここまでで「次巻」へと続くのですが
シリーズ的にはまだまだ序盤です。

攻様側の事情にはあまり触れられず
受様側の兄達と攻様との対面されず
攻様の氏になった受様の学校生活の変化とか

いろいろな意味でどんな波乱が巻き起こっても
不思議ではない状況でのエンドマークに
最終頁を閉じてもワクワクが止まりません。

早くも次巻が待ち遠しく、
激甘だろう新婚生活を楽しみにしています (^-^)v

2

結婚に至るまでの正統派物語。

これはなんか色々すごい!
出会いからお付き合い?から結婚に至るまでをとても丁寧に書かれています。
本の分厚さと値段に怯みましたが大満足です!飽きることなく読めました。

とても可愛くて純粋無垢な男子高校生が一周り年上の素敵なスーツなリーマンに恋をして彼のことで頭がいっぱいで、色んな妄想をしたりときめいたり等身大な物語です。

素敵なスーツのリーマン三木がとても頼りになり、誠実で弥尋の家族のことも大切にしてくれて。本当に順を追って結婚までたどり着く今どきにはあまりないくらいの正統派じゃないでしょうか。

ダーリンが金持ち過ぎて困る?な新居選びや、同じ時同じサイトを読んで同じ行為をしている二人や、なんとも初々しくて可愛らしい。

色々ツッコミどころはありますが、平和な世界です。御園さんの下りはとんでもないですが、そのせいでスピード婚に相成り結果オーライということで。
弥尋の花嫁修業は大丈夫なのかな?

MMBB氏の「紳士協定」激しく気になります(笑)

早く続きをポチらなければ!

1

必殺技 離縁

蓮川先生だし朝霞先生だしということで購入。2007年ごろの同人誌作品200pほど+書下ろしが攻め視点受け視点の1編ずつ60p超+あとがき+小編2p、二段組で読み応えたっぷりだったのですが、盛り上がりが少し低かったので、中立より萌にしました。攻めは王道超スパダリっぽくていいんですけど、受けが若かった・・・

高校の最寄り駅前で偶然配られているチケットを受け取った弥尋(やひろ)。夕方通ると、まだチケットを配っています。おそらく駅前のチケット配りにそぐわない高級感、生真面目そうなスーツ姿がそぐわないからだと思うのですが、よく見ると和風喫茶の招待チケットでお得な内容。「着物着て配ってみたら?」などと会話するようになり・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受け家族(父母、兄2人)、御園(受け母の従兄弟)、上田(攻めの先輩、弁護士)ぐらいかな。上田さんもキラキライケメンなのかしら♡

++攻め受けについて

受けはなんと高校2→3年生、17歳~18歳にかけてのお話!あかんがな。ということで実本番は無いまま終わっちゃいました。びっくり。どうやら続きものとするみたいです。生徒会書記をつとめ、全国的な模試でも上位を取るし、年の離れた三男坊で両親兄2から溺愛されているし、美少年らしいし。素材としては楽しみなのですが、とにかく若い。初心初心。ちょっとやんちゃ寄りのように思いますが涙ぐむシーンもあり、好きだなあと思うところが少なかったでした。

攻めは実家がかなりデカそう&かなりのやり手なビジネスマン。お金ならなんぼでももってまっせという感じですが、受けにメロメロで尻に敷かれる未来がめっちゃ見えてます。受けが「離縁」というワードを必殺技のように使っていました。カッコよさそうで好きなタイプっぽいのですが、目が♡になるようなシーンが少なく、なんだか少し物足りなかったでした。

お話としては好きなタイプのものでしたが、攻め受けとも超キャラがたっているようにも思えず盛り上がりが少なく感じた一冊でした。続き出たら読みますけどね!

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