電子限定描き下ろし漫画付き
特殊なお話で、研究特区内で助手は助手兼愛人という男色設定でBL展開も多いので、その時点で振るいにかけられる人はいるかも。
そんな私も実はキャラクターも設定もストライクゾーンではなかったんですが、人気作品なので1度読んでおかなければと。
人気作でも合わないときは合わないのですが、皆様の評価のおかげで自分では引き当てられない好みの作品に出会えることもあるので、挑戦はやめられません。
中盤まではどうしよう...と思いましたが、中盤以降このお話面白いなと人気の高さを理解することができました。
自分では手に取らない作品を読む機会をもらえてよかったです。
研究特区の首席(5人いる)の1人とその助手になった子のお話です。
天木は電子薬(見ただけで効く薬)の開発をしている人で、積まれたお菓子を崩してしまい落ちたお菓子がキーボードに当たって電子試験薬が作動してしまいます。
そんな簡単なキー操作で作動することと数秒しか猶予がないことにえぇ?!となってしまったんですが、そこはあまり深く考えずとりあえず置いておくことに。
実はその試験薬は尋問用の催淫剤で...。
催淫剤ってところもBL展開だなぁと思います。
そしてキメセクしまくりでした。
表紙がスイーツで可愛らしいのですが、なるほどだからケーキなのか、それでシュガードラッグなのかと腑に落ちました。
幻覚に可愛らしさを混ぜこむのがセンスですね。
私は薬学sideが気になっていて、あちらのキャラクターの方がヤバそうに思ったんですけど、天木もヤバかったです。
首席ってヤバい人しかいないのかな。
キメセクに興味がない上ドラッグ反対な私は本作の萌えどころとは癖が合致しない結果だったんですが、それでも面白い設定をお考えになるなと思いました。
脱毛の件は、レーザーって黒い色素に反応するのにピンク色でも脱毛出来るものなの?と思ってしまったんですが、針脱毛なんですかね。
細かいところが気になってすみません。
買う前はかなり迷いました。受けが半裸でトロ顔してる表紙の作品って好みじゃないし。しかも始まりは事故で上司とやっちゃう、か(よくありそうなパターンね)。とどめは攻めの髪、ピンクはともかく何その形?
でも試読してつまらないとも言い切れないし、評価も高いし、迷いながら試読を繰り返すうちに、なんだか天木に惹かれ始めてしまった。見慣れてみるとこの髪型もアリかもしれない。横から見たときの計算されたフォルムに潔ささえ感じてしまう。髪型に慣れてみると、この人意外とクールビューティーなんだな。特に、事故でドロドロになった直後のスンッと冷たい感じ、結構好みだわ。
……という感じで購入したのが運のつきで、この甘ったるくてヤバいドラッグに骨まで溶かされるハメになったのでした。
兎にも角にも、「特区」そして「主席」という設定が凄すぎる。
法律も倫理も通用しない閉じられた世界。そこに君臨する、常軌を逸した5人の天才。
1巻で登場するのは3人だけど、みんな研究において天才なだけでなく、大勢の研究員のトップに立つだけの強かさもあるし、さらにそれぞれ別のベクトルでアクが強すぎる性格なのが魅力的。
天木は、研究と甘いもの以外何も興味なさそうな冷たいところと、「悪役強キャラっぽい」ところがめちゃくちゃ好き。春に嫌がらせした先生を切り捨てたときの、容赦のなさが堪らない。
でも天才すぎるがゆえの壮絶な過去があって今の人格が形成されたこととか、自分でもよくわからないままに春に執着しちゃうところとか、春と相思相愛になってから情緒が育っていくところとか、可愛いところはすごく可愛い。
天木の持ついろんな側面全部ひっくるめて大好きになっちゃって、あのピンクに心を掴まれてしまいました。
作者様のSNSで開始前の髪型案が掲載されていて、もっと普通の髪型も中にはあったんだけどなんか違う……やっぱりあの髪型あっての天木さん! ピンク髪にちゃんと由来エピソードがあるのにも、ほんと恐れ入りました。面白すぎる。
そして、春がまた想像以上に良かった。
ぱっと見、可愛くて素直で常識的なようでいて、意外と計算高かったり、自己主張強かったり、恋愛>>>倫理だったり。主席みたいに超人的な頭脳ではないけど、一般人としては頭が切れるし度胸があるのもいい。
寝ている天木に甘えるところも可愛かったです。
説明的な文章が多くて少々わかりづらいところもあったけど、繰り返し読んでると頭に入ってくるようになるので許容範囲。そして繰り返し読みたくなっちゃう中毒性がすごい作品でした。
頼長先生の初単行本を拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
物騒 3
甘い 2
倫理 2
な感じだと思います。
天木さん×春くんのカプです。
表紙の感じから、ポップで可愛い感じの物語りかと思いきや、倫理観薄めで物騒さ増し増しな世界観と設定と展開でした。
研究員の助手兼愛人になることがステータスとされている「研究特区」という、めちゃくちゃ美味しい設定と世界観ですが、その研究特区内での一歩間違えなくても危険だったり違法だったりする研究内容やそれに比例するクセも危うさも個性もある主席達。
そのキャラクター達が織り成す物語りは、勿論BL要素はありますが、他ジャンルのようなハラハラドキドキワクワク感もあって、最後まで独自の世界観に引き込まれるので、是非とも読んでほしいです。
以前から気になっていた作品です
最新刊発売のおかげでお買い得になっていたので入手いたしました!!
だいぶ個性的な絵とキャラに少々戸惑いを覚えつつも読んでみたら、、、
なるほど、納得の高評価!
しかも、これがデビュー作とは!!
すごい想像力と創造力をお持ちの作家さんですね
読んで良かったーー
攻めが驚く位の恋愛だけじゃなくって感情赤ちゃんのバブっ子天才で、受けは甘えたがりだけど包容力の高いメス味あるお兄さん受け
なかなか色々捻じれてるけど捻じれてるから個性が感じられる
そこに電子麻薬なるものがエロにブーストをかけるのもいいですね~
キメセクで始まった関係だけど、ちゃんとリセットする転機も設けられてるのも安心♪
だけどその後もまた使おうね♡っていう正しい?wお薬使ったえっちの楽しみ方なのも商業ではなかなか見ない流れでとても好き♡
恋愛赤ちゃんの溺れる初恋ストーリー大好きですし、溺れるのが天才な上、権力もあるスパダリ素質持ちっていうのはもっと好き!
これは続刊を読むのが楽しみです!!!