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表題作シュガードラッグ 2

金指 陽介、玉森の助手兼愛人
玉森 英人、研究特区薬学主席研究員

同時収録作品シュガードラッグ(2)

金指 陽介、玉森の助手兼愛人
東間 守孝、遺伝子学主席

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

最先端の生体研究機関であり、
上位研究員の“助手兼愛人”になることが
ステータスとされる特殊機関「研究特区」。

薬学主席研究員の玉森は、
電子医療学の主席研究員・天木に執着するあまり、
天木の助手兼恋人であるハルを引き離そうと
ハルの元彼・金指陽介を差し向けた。
しかし計画は失敗し、怒り狂った玉森は
命を落とすこともある危険な治験に陽介を利用する。
奇跡的に生き残り抗体持ちとなった陽介を気に入った玉森は、
実験の重要な「サンプル」として軟禁し、
自身にも抗体をつくるため陽介にキスやセックスを求めるように。
そんなある日、玉森から命じられた陽介は
玉森を盲目的に崇拝する遺伝子学主席研究員・東間を
実験の延長で抱くことになり…!?

【収録作品】
シュガードラッグ #7~#11
描き下ろし

作品情報

作品名
シュガードラッグ 2
著者
頼長 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
シリーズ
シュガードラッグ
発売日
電子発売日
ISBN
9784801979093
4.6

(222)

(174)

萌々

(29)

(7)

中立

(6)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
26
得点
1013
評価数
222
平均
4.6 / 5
神率
78.4%

レビュー投稿数26

面白くて虜になる

このシリーズ作品の設定の作り込みが本当にすごい。1巻も大好きでしたけど、この2巻も大好きです。研究特区BLめちゃくちゃ面白くてハマる。

近未来的な研究機関を舞台に、極秘の研究内容から複雑な人間模様の描き方がエグい。こんなストーリーを考える作者さんの頭の中はどうなっているの!?今までに読んだことないストーリー展開から目が離せません。
登場人物たちが最高に個性的なのもGOODポイント。頭のネジぶっとんでて怖いのに、綺麗にも可愛くもエロくも見えちゃう不思議。
見どころ多すぎて頭の中が忙しいです。


2巻は玉森、金指、東間のトライアングルラブ。(…になりそう)
天木に執着する薬学主席の玉森のご機嫌を損ねて、治験段階の危険なワクチンとウイルスを無理矢理投与されてしまう金指でしたが、奇跡的に抗体を持ち、貴重な被験体となります。玉森の助手兼愛人となった金指は、玉森を崇拝する東間に目をつけられることになって…という展開になっていきます。


最初の始まりこそ、何これ怖っ。と思ったけど、陽介・玉森・東間の不思議な三角関係にゾクゾク感と萌え萌え感。
玉森は陽介を下僕として利用しているに過ぎず、ラブの展開はありません。が!!終盤から風向きが変わっていきます。
東間は玉森信者で、陽介を媒介者として玉森を性的に感じたいと思うド変態。頭おかしいタイプの人物ですが、エッチのときは可愛いです(でっかわいい)。こちらも終盤、想いの風向きが変わる気配があります。


三人の関係を断定することはまだ出来ません。
陽介を挟んでの愛の駆け引きが起こっていくのかいかないのか。予想とかけ離れた結末が起こってもこの作品なら納得です。なので、

分・か・ら・な・い!先読みが難しい。

日本のトップ頭脳たちの三角関係が故に、怖い駆け引きにならないことを祈るばかりです。そうなっても面白くなりそうですが^ ^
終盤、ラブ方面に動きが出てきたところで続きます。そのあとからが本当のBL展開発動になっていくのではと思います。楽しみ楽しみ。


春の元カレの陽介がこんなにも魅力的なキャラクターだとは思わず驚きました。
陽介が主席2人の間に挟まれて翻弄されている図式に見えるんですが、実際には翻弄されているのは上司たちって感じかな…と。
陽介的には意図せずってところなので、今後どんなストーリーが待っているのか楽しみ過ぎて待ちきれません。


可愛らしい絵柄の中に秘めたミステリアスな雰囲気がこの上なくクセになる不思議なく作品。超個性的でマニアック…だけど嫌な変化球じゃない。むしろ最高にハマる。
2巻で特に良いなと思ったのは、玉森サイドストーリーですね。彼の過去の言及と、天木への想いが綴られていました。

セリフも多くて頭の処理速度が落ちる時もありますが、それすらもこの世界観を楽しむための大事なバックボーン。萌えもたくさんあったので大満足でした♪

14

やはり面白い

続編待ってました!!そしてやはりめちゃくちゃ面白いです。
2の方がよりぶっ飛んだ人たちが多いですがそれがまたたまらないです...玉森最高!!

前話を読んでから2を読むまで金指が受けになるのかなと思ってたんですけどそうじゃなかった...
先生がちょっと不思議な3Pと言っていたのを覚えていたのですが3人での直接的な絡みはなく
あ、3Pってそういう...??ってなりましたが、実はまだ変な3Pの部分に差しかかってないみたいなので(攻め1人受け2人なのでちょっと心配なんですけど)続編に期待してます!!

内容も凝っていて読み応えありますし、一筋縄でいかない天才たちがどんな恋(?)をしているのか、これからしていくのか読んでいてとてもワクワクします。
ピュアとか純愛とも違いますし、サスペンスとも言えませんし、シュガードラッグって新ジャンルですよね。
ちょっと変わったBLが好きな人にオススメです。
これ、3人の物語がまだ始まったばっかりなんですよね...続きが待ち遠しいです!!

11

金色の暴君

前作に続き舞台は【研究特区】。
電子薬学権威であり特区主席の天木に溺愛される恋人兼助手の春の元彼、金指のお話です。

金指のお相手が、またとんでもない。
薬学主席のスーパー傲慢暴君ネコ様の玉森に、玉森を崇拝する遺伝子学主席の人格ヤバめなでっかわ淫乱処女の東間。

金指はとある重大な理由から玉森と東間とセックスすることになるのですが、受けふたりを同時に相手するのではなく、玉森を抱いたそのままの身体で東間の元へ移動して東間のおしりを開発しながら抱くという、斜め上をいくプレイ内容。
もういろいろぶっ飛んでる擬似3P(?)感がイイ感じにクレイジーでたまらないです。

そして、玉森の執着愛憎てんこもりな思惑にもドキドキとさせられますし、玉森の悪巧みに巻き込まれまくりながらも玉森と東間の間を立ち回る強かで図太い金指の世渡り処世術もすごい。
あのプロネコ様の玉森を何度となくトばしちゃうボトムファーストの丁寧に抱き潰すえっちの仕方もズルいんだよなあ〜。
激重執着拗らせてるある意味めちゃくちゃハイスペばぶちゃんな玉森を諫めて諭せるのは金指しかいないな、と思いました。
玉森に殴られた時の金指の表情かっこいいです。

揃いも揃って曲者な主席たちに挟まれた金指。
玉森からの寵愛と東間との約束と…。
一筋縄ではいかない三角関係がどうなっていくのかが気になります…!

9

3人の恋愛模様のプロローグ

薬学編スタートです。
1巻の電子医療編のメインカプの受けだった春くんの元カレの陽介と、メインカプの攻めだった天木主席に恐ろしいほど執着している玉森主席の薬学部でのスピンオフになります。
そして、陽介と玉森主席だけでなく、今回はもうひとりの主席、遺伝子学の東間主席と3人による恋愛模様です。

東間主席は勝手に玉森主席が大好きで執着しすぎてしまって、玉森主席の為に勝手に人殺ししちゃうような危ない人です。
「シュガドラ」に出てくる主席はみんな天才なんですが、揃って人を殺すことに躊躇がありません。そういうシーンもあるので、ダメな人は読めない作品かもしれません。
危ない人たちばかりですが、とてもいい作品です。

2巻はBLとしてあまりラブラブしていませんが、エッチなシーンは毎話ありますし、とてつもなくエッチな構図とかわいい絵柄で大満足できるはずです!
ある意味、2巻は3人の登場人物が出会って恋愛するプロローグのような巻です。きっと3巻は3人によるいろいろな恋愛模様、攻防戦が始まるのではないでしょうか。


玉森主席と東間主席の間で翻弄される陽介は、攻めなのにヘタレな感じがたまらなくよいです!!
天才が故に常識から外れている主席ふたりの間で唯一の常識人で、外に出れば優良物件なはずなのに振り回されていて愛されている陽介は、春の彼氏の時よりずっと魅力的になっています。
ご奉仕Sって素敵ですね!セフレを勘違いさせてしまう陽介、そして誰も言わなかったことを伝えてくれる陽介にやっぱり主席たちも絆されてしまうんでしょうね。

受けの主席はふたりともメガネ!!ダブルメガネですよ!
そして、攻めの陽介よりもデカい!!サイコーですよね、西洋と東洋のダブル美人。間にいる陽介が平凡にしか見えないのが、いいんですよね。
主席たちは愛する人への想いが狂いすぎていて、それがまたある意味一途で純愛な感じがして、愛おしくなってしまいます。

玉森主席の美人で我が儘ネコちゃんがエッチでより可愛くなるのを見られてホントによかったです!!単話で読む前は陽介が抱かれちゃうのかと思ったら…「そっちか!!」という喜びでした。
2巻で初登場の東間主席は、初めてなのにめちゃくちゃ可愛く感じまくっちゃう優等生淫乱処女なんですよ!!普段は死んだような眼をしていながら、エロ過ぎです。でっかわいい!!!


3人ですが、3Pはありません。陽介×玉森主席の後に陽介×東間主席のエッチシーンになります。
3巻では3Pあるのでしょうかね??みんながそれぞれに嫉妬し合いながらするのか、ラブラブなのか楽しみにしています。

毎話、毎話どう話が進んでいくのか、どうキャラクターたちが考えて行動するのか全く読めないので、続きを読むのをいつも楽しみにしています。

どのキャラの設定も心の動きも物語の設定も絵柄もとても作りこまれています。それぞれのキャラが規格外に常識外れで面白いストーリーになっています。
正直、次どうなるのかまったく見当がつきません。頼長先生は、いつも「こうなるのか!!」と驚きと楽しさを提供してくれる素晴らしい作家さんだと思います。

3巻、さらにパワーアップされるであろう主席たちが今からとても楽しみです!!!
(続きの単話を楽しみに待っています!!)

6

眼鏡受好きさん必読のバイブル!

重度の眼鏡受好き目線でレビューさせて頂きます。
こんな、ひとCPで二度美味しいみたいな展開、私はこの作品しか知りません!
春くんと天木主席のお話も凄く面白かったのですが、眼鏡受好きとしては2巻からの展開に興奮を隠せません…!攻受受の両手に花展開(殺伐すぎる花だけど)なんて最高すぎます!

頼長先生の唯一無二な独特の世界観、良いです…
倫理観の欠如具合が良い感じに狂っていて、閉鎖的で殺伐とした空気感がディストピアっぽくてハマる人にはとことんハマる気がします。

突出した頭脳と政治力、そして浮世離れした美貌に裏打ちされた、つよつよで豪胆な玉森主席と、そんな玉森主席を病的に崇拝している狂信者ピュアサイコパス淫乱処女東間主席…どっちの眼鏡様も個性と魅力が天元突破しています!!!(私は東間主席推しです。でっかわいい…新しい扉…)

そんな一筋縄ではいかない狂人たちの間を行き来させられる比較的常識人な苦労人、金指君。金指君の超冷静な判断力と処世術には感心させられるばかりです。ギリギリの死地(物理)を天性の体質と巧みな交渉術と性技を駆使して綱渡りしながら躱し続け、首の皮一枚繋がった状態で、それでも保身と少しの情によって好転させていく様が格好いい!金指君、世が世なら絶対スパダリだと思う。金指君は春のことを「あげまん」と言ってますが、金指君も玉森主席や東間主席からしたら十分「あげちん」じゃないのかな〜と思いました。

実力で二人の主席からの評価を徐々に上げていく金指君ですが、二人との好感度を上げすぎてしまったせいでこれからますます大変な事態になっていきそう…
個人的には東間主席のベクトルが→玉森主席から→金指君に心変わりしていくのかが気になって仕方ないです…

続きが早く読みたい漫画ナンバーワンです!!!

6

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