特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き
サラリーマン。同期なふたり。
お互い好きだけど、「好き」とは言わないし逆に「絶対ありえない」って言い合ってる。
…のに、出張で宿泊するときにダブルベッドで同衾するハメになって、「何も起こらないはずない(期待)」ってなるのがすごく違和感ありました。
「好きだから相手のことを襲っちゃうかも…?!」ならまだわかるけど、
「相手が迫ってくるかも…?!」なのが…え?なんで??って。
なんで男二人で一つのベッドで寝るってだけでそういう思考になるんだろ…片方がゲイ(作中で明言はない)だったり男女ならそういうことにもなるだろうけど……
…ってところまで考えてハタと気付きました。
この作品は「男同士が恋に落ちるのが普通」な世界観なんだ…!
お互いが恋愛対象の中に入っていることが、ごくごく自然で大前提だから、「恋愛感情ありません」って言い合ってる仲でも同じベッドで寝るとなれば自然と「手を出す出さない」の話になるのか…!なるほど…!
すごくスッキリしたし納得しました。
そういう世界があってもいいと思う。けどまぁ、やっぱり現実世界とのギャップはあるので、何の説明もなく放り出されたら躓いてしまいますね…。
なにかしら躓かないための工夫があると嬉しかったなぁと思います。
段差に気をとられてあんまり内容が頭に入ってこなかったので。
エレベーターでのキスシーンは良かったです。
うーん。両片想いでお互いそれをわかっていて、意地でも自分からは告白しない!相手から言わせてやる!
同期入社の千秋とナオ。新人のころからの仲良し?強気でオラオラな千秋と物腰柔らかなナオ。バリバリ仕事してます。
なんだかな〜。好きはどんな好き?性の対象?意地の張り合いが子供か?な感じに見えました。
最後はお互いポジションも争わず無事にエッチして。あんまり色気を感じない作品でした。絵はきれいなんですけどね…。
会社の同期でライバル同士、そして両片想いをしている千秋とナオ。両片想いというよりは明らかにお互いの気持ちに気が付いていて、相手から好きだと言ってくるのを待っているという意地っ張りラブなお話でした。
社内でもわりといい感じで仕事をしているように見えるのに、ふたりともなんであんなに勝ち負けを意識しているんだろう?
どっちつかずな関係でモヤモヤしているより早く気持ちを伝えてしまえばいいのに…!と、何度も焦れったくなったけれど。
そんな焦れったいふたりがくっつくまでを見守るお話だったと思うので、最終的に無事恋人同士になってくれて良かったです。
千秋に彼女がいるかもしれないとか会社を辞めるかもしれないというような本当だったらハラハラするようなエピソードも、お互いの気持ちがはじめから見えているので苦しくなることもなく読めたのは良かったです。
会社の同僚同士でライバル関係の二人。
けれど互いに両想いで、もう君ら付き合ってるじゃんと周りに匂わせているのに、ヘタレすぎてどちらも一歩を踏み出せず…。
二人ともツンデレだし強気で、告白した方が負けという心持ち。
社会人なはずなのにキスすら恥ずかしがる二人は、まるで学生のように初心。
終盤くらいまで、なかなか付き合わない焦れったさが好きな方向け。
絵は綺麗なのですが、私は中盤辺りから飽きがきてしまい流し読みに変わりました…。