電子限定かきおろし付
読み終わった一番最初の感想は、「表紙ほど重くなかった」でした。
真っ黒の表紙に死神というワード、物語自体も重めかもと覚悟をしたが、結構あっさり読める一冊だと思いました。
物語全体的に、淡々と進んでいく印象でした。
死神は人間みたいに欲求がなく、常に無表情でいるが、読んでいくと無表情でもなんとなく彼の感情が見えてくる気がします。
無機質な感じがするが、決して感情がないというわけではない。受けは本来子どもの時死ぬはずだが、彼の魂を導くため差し伸べた死神の手に、子どもの受けは嬉しそうに掴んだ。それきっかけで、死神は彼の魂を回収しなかったのです。
物語が進んでいくと、人間に感化され欲が出てきたり感情が芽生えてきたりすることが多いと思うが、ここの死神は最初から最後まで欲はなかった(性欲や食欲なども)。でも受けが欲しがるから、冷静に手伝うという感じで。
つまり、エロ自体は少なめです。
ただ最後の描き下ろし(本編から3年後)で、酔っ払った受けが死神に迫る時、乳首を弄るシーンがありました。受けの乳首は、本編中より大きく膨らんでいるように見えて、気のせいかもしれないが「これが開発済みの乳首?!」と思わず心の中で拍手しました。
ドキドキハラハラ、心拍数が上がるような内容を求める腐女子はがっかりするかもしれません。
穏やかな物語、やさしいお話など求める方は、表紙に騙されず(?)ぜひ読んでみてほしいです
ケイレブの黒い目に引き込まれました。ケイレブは死神で感情を表に出しませんが美しい表情で気持ちが読み取れました。
たんたんと進むお話ですが瑛二を思うケイレブの愛とケイレブへの瑛二の想いに胸がジーーンとしました。
ずっと『死神BL』っていうパワーワードが気になってました。購入するきっかけになったのは、お試し読みでケイレブを見てから…。ケイレブが初めて登場するシーンのまぁ…印象的な事!!ゾッとする程の美しさと底知れない恐ろしさが共存していましたね。
幼い頃から得体の知れない黒い影に命を守られている感覚があった瑛士。
黒い影は瑛士にとっていつの間かその存在を感じながらオナニーしてしまう程に大切な存在に。
初めて目にするケイレブに当初は戸惑いながらも惹かれていく…そしてそれは死神であるケイレブも同じで…。
お話の流れも斬新でしたし、ラストまでの展開がとても良かったです!!2人が愛おしくなってしまった。
読んだ後に余韻の残る綺麗なBLでした。
タイトルはホラー、表紙はオカルト
だけど、中身は、ややコメディ。
病室で、いまにも死にそうな少年に死神が近づく
少年に指を掴まれて、命の緒を切れなくなる。
危篤状態のエイジが息を吹き返して、
それから何度も危なくなると、黒い影がエイジを守る。
エイジは黒い影を、自殺しようとして呼び出すことに成功。
ケイレプと名乗るイケメンの死神は、
エイジに「お前に死なれては困る」と云う その理由が気になる。
上手な伏線の仕込み方だと思った。
死神のケイレプがとても性格が良くて、エイジに振り回されて気の毒
絵が綺麗で上手。
新人作家様でしょうか❗初読みです
まず絵がとても綺麗です♡特に死神ケイレブのビジュアルが素晴らしい!黒髪スーツの美形悪霊倒すときもカッコいい
ただ元は人間だったとありますが、瑛士と何か関係があったのでしょうか?6歳のときに死ぬはずだった英語士を助けてますが(そのせいで悪いものに狙われるようになったけど)初めから二人は惹かれ会ってた?
ケイレブと瑛士が前世で恋仲だったり何かドラマティックなことがあったら間違いなく神評価でした。
でもTVとか本なんかに載ってる死神ってドクロに鎌持ってるすがたが定番ですが、もし死神が本当にいるとしたらケイレブのようにゾッとするほど美しいのかもしれないですね
最後はケイレブ消えたんじゃなくて、黒いスライムみたいになってて可愛かったです