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表題作お隣りビルに恋の視線

隣ビルの営業マン・八島篤
デザイン事務所社長・水野和美

その他の収録作品

  • トロけるほど愛して
  • あふれるほど愛して

作品情報

作品名
お隣りビルに恋の視線
著者
かんべあきら 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784862630643
3

(6)

(0)

萌々

(0)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
18
評価数
6
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

2組の恋物語です。

『お隣りビルに恋の視線』
デザイン事務所社長の和美(受け)のオフィスの隣には大会社のビルがある。
和美はそのビルに勤めている男性が気になり、窓越しに眺めている。
いつも明るい表情の彼だが名前も知らない。
いつもより1時間早くランチを食べに行くと、店は混んでいていたので相席をお願いされた。
相手はいつも窓越しに見ている彼、八島(攻め)だった。
緊張する和美だったが、八島の方から話しかけられ、楽しいランチの時間を過ごす。
それ以来八島とは二人で食事や飲みに行ったりするようになる。
ある夜、八島のオフィスへ見学に行った和美に八島から「窓越しにみえるあなたがずっと好きだった」と告白され、二人は恋人になる。

その後、女性と一緒にいる八島を見て和美は落ち込んだり、和美が男性に襲われたり(八島に助けられる)しますが、実は二人がもっと前から結ばれていたエピソードもあります。
あまあまカップルです。


『トロけるほど愛して』
和美の事務所に勤務している広夢(受け)の付き合う相手はいつも男性だった。
可愛い容姿で、いつも相手の方から声を掛けてくるのだが、別れ話もいつも相手の方からだった。
相手に触れられ、気持ち良く幸せに思うのだが、でも最後までイったことがないのだ。
まだ本当の恋を知らない広夢は、次こそはステキな恋をしたいと思っていた。
和美に隣のビルのオフィスに一緒に打ち合わせに行くように言われる。
行ってみると担当の国枝(攻め)は広夢の理想の男性だった。
背が高く男らしい顔立ちの国枝。
一緒に仕事をしてみると、国枝は広夢を気遣ってくれとても優しい男性だった。
どんどん想いが募っていく広夢。
ある日、和美の会社と国枝の職場での打ち上げがあった。
その飲み会に出席した国枝だが、彼の左手薬指には指輪がしてあった。
あんなステキな人だし、相手がいないわけがないとショックを受ける広夢だった…。


過去に他の男性と付き合った事のある広夢は私の好みの受けではなかった。
やっぱり受けの初めての相手は攻めサマがいいな…と思った。
確かに広夢は可愛い。
だが、和美の方が受けとしては好みだった。
二人の攻めサマはどちらもカッコいいです。
仕事が出来る男はやっぱりカッコいいですね。

あまあまな1冊でした。

0

その前髪を切れーー!

とりあえず言いたい、その前髪を切れーー!!!
一言目がそれかいって感じですが、どうしてもねー、かんべさんの漫画や挿絵を見る度にいっつもいっつもそう思っちゃうんですよ。
特に受の前髪がどこの鬼太郎なのか!!!って位の髪型で鬱陶しくてたまらんのですが!これは自分だけなのか、そうなのかー!!

まあとりあえずそれは置いといて、隣同士のオフィスの2カップルの話です。
ビルの窓ガラス越しに見る相手にお互いに恋をしていた八島〔攻〕と水野〔受〕、彼らは目出度くカップルになるんですが、実は彼らは10年前に出会っていて、その時も水野は八島のバイト先の隣のビルに居たんですねー。
その頃から実は好きだったのかもしれないという、もうラブラブしてろよ君たちは!っていうお話。

もう一作の「トロけるほど愛して」は、水野の部下で可愛い系なゲイなデザイナーの広夢。
彼は可愛いのでモテるんですが、セックスの時にイク事が無くそれが理由で相手から振られてしまってばかりいる。
失恋を繰り返し、今度こそ慎重な恋をしようと思っているんですな。
そんな時に、八島の上司、国枝の仕事を請ける事となり次第に彼に魅かれていきます。
自分は基本的に年の差スキーで、あとショタスキーなんでカップル的にはこっちの方が好みかな。

両方可愛い恋愛話でした。
サラッと甘い恋愛話を読みたい時にはいいと思う。
がっつり読みたい時にはちと物足りないかも。なので気分によって評価は変わりそうではありますな。
だがその鬱陶しい前髪は切れーー!!(←まだ言ってる)

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遠慮がちな攻め様x乙女な受け様

この作家さんに苦手意識があるんですが、タイトルの「お隣ビル」に惹かれて読んでみました。
隣のビルというシチュエーションがなんだかときめきますね。^^
気になる人が隣のビルの中を歩いてるのが自分のオフィスとか見えるとか…羨ましい~!私もそんな癒しのある所で働きたかった!(笑)。

受け様視点で描かれていて、その受け様がとっても乙女で、遠くから好きな人を眺められるだけでいい、という奥ゆかしい可愛い人です。
攻め様とは偶然的な出会いから結構アッサリと恋人になってしまうのですが、恋人になるまでのときめく過程を期待していた私は、あ、あれっ?もっとこう、ドキドキとかキュンキュンする片思い的な過程はないの?と思ってしまいました。
でも、多分、作者さんはこの後に隠されている「種明かし」の方を描かれたかったのかなと思います。
攻め様も結構遠慮がちな攻め様で、もっと強引に行ってもいいのでは?と思ったシーンがあったのですが、強引に行かないことで紳士度は上がっていると思います。
なんだか恥ずかしい台詞が一杯あります(笑)。
ただ、「種明かし」が分かった時点で、やはりこの攻め様にはちょっと強引度が足りないと感じてしまいました。
攻め様が抱えてきた想いを考えると、最初の出会いのアクションはやっぱり攻め様から何か欲しかったかなぁと(いや、もしかしたらあれも攻め様の計画だったのかもしれませんが…ちょっと深読みしすぎかな?)。

もう一つのカップルも1組目のカップルと職場が重なっていて、こちらはノンケx可愛い系ゲイの年の差カップルです。

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